のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

返品お断り

2015年08月27日 07時50分56秒 | 日常生活
婚約者さんと一緒に暮らし始めて2週間が経ちました。
お陰さまで部屋も無事に片付き(片付いていない荷物が私の目に入らなくなり)すっかり二人暮らしが「日常」になりました。



・・・・嘘です。
全然、「日常」に慣れてません。
なにせ今まで実家暮らしでのんびりしていた身。家族に甘えきってのんべんだらりと過ごしていたツケが今ここで盛大にふりかかってきています。なんなら今の世情に逆らうかのようにべらぼうに高い金利が盛大についてきちゃってるんじゃないかな。

と、いうわけで。
疲れきっています。婚約者さんが。
今まで静かで穏やかな生活を規則正しく送っていたのに、隣で私がどんがらがっしゃんとばたつきながら食事の用意をしたり、わたわたと効率悪く掃除したり、虫の侵入を盛大に嫌がって過剰反応を示したり・・・穏やかな生活って一体どこに売ってるの!?という生活を繰り広げているのです。そりゃ、見てるだけで疲れる。
その上、結婚式まで3週間を切り、準備はいよいよ佳境なのです。考えなきゃならんこともたーくさんあるわけで。
そりゃ考えただけで疲れる。

と、いうわけで婚約者さんが明らかにマリッジブルーです。
かわいそうに。←他人事。
結婚式に来られる方はぜひぜひ婚約者さんを盛大に労ってあげてください。
そして、「人生、諦めが肝腎なんだよ。。。」と軽く同情しつつ諭してあげてください。

なんくるないさー

2015年08月21日 10時52分30秒 | 日常生活
婚約者さんがあまりお休みを取れない方なので、「まとまったお休みをもらえるお盆休みに引越ししようよー」と持ちかけたのは7月頃でした。
婚約者さんがこつこつこつこつ荷物をまとめたり、自分で運べる荷物は自分で運び込んだり、「立つ鳥跡を濁さず」のことわざを死守すべく、必死の形相で掃除を行ったりするのをまるで他人事のように横目で見ていた結果、引越し直前までわたわたすることに。そろそろ本当に「計画的」という言葉を覚えたいもんだよ・・・と思いながら引っ越しを始めました。

なのに!
当日の午前中は姉に絶対服従の妹さんが新居の掃除をしてくれて、家はぴかぴかに。
その隣ではもはや「特技:引っ越し」と宣言していいのではないか、というぐらい引っ越し作業に精通している父上が黙々着々と荷物を運びこんでくれて、私の準備不足を補ってありあまるぐらい引っ越し作業は快適に進みました。
その上、午後からは幼馴染夫妻がやって来て家具の配置を手伝ってくれたり、カーテンを取り付けてくれたり、長年放置されていて汚れきっていた食器をきれいに洗ってくれたり、八面六臂の大活躍。引っ越し作業はますます順調に進・・・むわけもなく。
引っ越しのあれやこれやで突如、エアコンが壊れてしまったり、私のあまりのモノの多さに(本とCDだけでなく、靴とか洋服とか手紙とか日記帳とか、もういろんなジャンルの物がたっくさんありました。所有者は私なのに、私が一番びっくりしてました。こんなにあったなんて知らなかったー。)途方にくれたり。モノに囲まれて「これが全部片付く日なんて来るのかな・・・・。いや、来るわけない」とペシミスティック(※厭世的、悲観的。いつか使ってみたいと思っていた言葉です。ようやっと使う機会が廻ってきたー!)な気持ちに襲われたのでした。ホント終わる気が全然しなかった!

けれど。
よくも悪くもすべてのものには必ず「終わり」があるのです。準備もまったくしていなかった私にも(そして、引越し当日にまったく役に立たなかった私にも)「終わり」はちゃんと与えられました。(というか、とりあえず片付いていない荷物を目に見えないところ(2階)においやるところまではたどり着きました。後は少しずつ片付けていけばいいやー。と思っているので、このままきっと年末ぐらいまでは2階が物干し部屋 兼 開かずの間となるはず。)

とりあえず。
準備なんてしていなくても、意外となんとかなるもんだ、ということを体感しました。

いや、むしろ。
「持つべきものは困った人を見捨てておけない情の深い家族とか面倒見のよい幼馴染。」
心底実感してます。感謝してます。

賛同者多数につき可決します

2015年08月15日 10時55分51秒 | 日常生活
お盆中、高校時代の部活仲間で飲み会が開催されました。
もっとも飲み会開催日は引っ越しの日。家はてんわやんわだわ、親戚の集まりにも行きたいやらで部活仲間の飲み会には参加できずにいました。年に2回の飲み会なのに。としょんぼりしていたら、先輩からお電話着信。

「びっくりしたよー。結婚するんだねー。」
と同級生から言われ、えへへと照れていたところ、その隣にいた先輩に代わられ
「ホントにびっくりしたよ。
 なんか俺、勝手にお前は「結婚したい、結婚したい」言いながら結婚しない人なんだと思ってたからさー。」
としみじみしみじみと言われたのでした。

その感想ですね。
いたるところでいろんな人に言われてます。
なんなら私もそう思ってました。

つまり人生いつどこで何が起こるかまったくわかんないのです。




にしてもさ。
これだけ多くの人に同じ印象を与えてたなんて。
私の一体、どのような言動が皆々様に「結婚しない人なんだ」と印象付けていたのか、今度ぜひともじっくり膝突き詰めて話を聴いてみたいですよ。

クールジャパン!

2015年08月10日 10時51分04秒 | 日常生活
「打掛姿が見れないなんて!」とよよと泣き崩れた母上(比喩ではなく、本当に。)のため、打掛に日本髪をつけて前撮り写真におさまりました。

試着の際に、散々、母上と衣装担当さんで「打掛にはやっぱり日本髪ですよねぇ。」とか「日本髪以外で打掛だなんて考えられない!」だとか「最近の日本髪はサイズもきちんと合わせるから、昔ほど鬘鬘していなくってかわいいですよ。」だとか盛り上がっていたのに、当日の朝になって「日本髪で写真撮るだなんて聞いてません。」と言われたり、前日、わざわざ荷物を持って行き、忘れ物がないかのチェックを受け、「かばんと草履が足りてませんね。」とご指摘いただいたので、当日追加でかばんと草履を持って行ったのに「成人式じゃないんでかばんなんていりませんよー。」と言われたり、いっろいろすったもんだありましたが、とにもかくにも無事に終了しました。

・・・「日本髪の鬘ありません。」と言われた時の青ざめっぷりは尋常じゃありませんでしたが。
用意が終わった頃にやってくる予定だった母上にとにかく心の準備をしてもらわなきゃ!と大急ぎで電話をすると、「そんなの前撮りする意味がないやん!」と言われてしまい、完全に打ちひしがれましたが。
まったくもって事情を知らないメイク担当さんを巻き込み、どうしよう?どうしよう?と思いっきりわたわた。控室で思いっきり打ちひしがれていました。
そんな私の隣で「ここまでいくと、なんか面白くなってきた。巡り合わせが悪いんだって。」と変に楽しくなってしまった婚約者さんの姿にはほんの少し救われました。一緒に落ち込まれるよりはいい気がする。

日本髪に打掛姿を楽しみにしていた母上のためにも、これはもう日程を変えるしかないのかしら・・・としょんぼり思いめぐらせていたら(というよりは、しょんぼりに引きずられ過ぎていて建設的なことを何も考えられませんでした。ひたすらにぼんやりしてました。)なんと、その日たまたま他の花嫁様との打ち合わせのために持ってきていた日本髪を貸していただけることに!サイズ合わせとかまったくしていなかったためにかっぽかっぽでひっじょーに不安定なバランスでしたが、それでも見た感じはまったく不自然ではなく(?いや、やや大きめなのが分かるかな。)まるで私のための鬘!という感じで写真におさまることができました。
もうね、誰が何と言おうと、この鬘は私のための鬘です。あの日、あの鬘を私以上に必要としていた人はいませんでした!断言できちゃう。

というわけで紆余曲折を経て、無事に前撮り写真を取ることができました。

楽しかったー!
打掛も日本髪も非日常で思いっきりコスプレ感覚を楽しむことができました。
またね、自分で言うのも何ですが、わたくしのなで肩具合とか胸ぺったんこ具合とかが見事に和装体型でえっらいこと似合うのです。嬉しさ通り越して悲しくなるぐらい似合ってました。(一応、自画自賛。・・・すればするほど悲しくなるけど。)

これが最後のはず!と思って着た母上から譲り受けた振袖も長く長くお付き合いしてきただけあって、愛着があるいとおしいもので、感無量の撮影でした。
どうせなら・・・とかねてからの憧れだった「教会で振袖」写真もリクエスト。

しっかし、楽しかった半面、こっぱずかしさも存分に味わった一日でした。「そんなの無理ですよう!」と思わず断固拒否してしまったポーズも「チャレンジしてみよっか。」みたいな明るいノリでカメラマンさんがリクエストしてくださいましたが、無理なものは無理でした。てんでリクエスト通りにできず。
「早く!時間おしてるんだから!」
と婚約者さんから諭される始末。
・・・これは恥ずかしくないんだ・・・・。と婚約者さんの新たな一面も垣間見ることができました。
なんでも「人前で話す」とか「人前で歌う」みたいに動きが伴わなければ恥ずかしくないんだとか。人それぞれだな・・・と心底思いました。

カメラマンさんからは
「ふつうはそろそろ慣れるんだけどねぇ。」
とやや呆れられましたが、慣れないものは慣れないのです。

というわけで、慣れないままに撮影が終了しました。
慣れなくてあたふたいっぱいしましたが、すごく楽しい撮影でした。あとから合流した母上からも
「すごく楽しそうやったねぇ。もっと厳粛な感じで写真を撮るのかと思ってたのに。笑い過ぎなぐらい笑ってたねぇ。」
と感嘆されたっけ。そして
「プロの化粧技術ってすごいのねぇ・・・・。」
とひたすらに感嘆されまくりました。

同感です。
よく芸能人が整形疑惑をかけられていますが、整形なんてしてないんじゃないかな?化粧だけでこんなに顔が変わっちゃうんだもの、みんなメイクで顔作ってるだけなんじゃないかな、と大声で弁護してあげたくなりました。
毎日、この顔が作れたら、私の人生、なんだか色々と変わった気がします。

すごいな。日本のメイク技術。

妄想ではありません。

2015年08月04日 23時10分50秒 | 日常生活
現在、東京在住の先輩を久方ぶりに社内で発見しました。何年ぶりですか?!というぐらい久々なので、近付いて行ったところ、あちらはあちらで意味ありげな顔をして近付いてきました。言いたいことはなんとなく分かります。たぶん、この話題で合ってるはず・・・と思い、
「そうなんです。えへ。」
とお答えしたところ、
「お相手って・・・・実在する人物?それともあなたの妄想の中だけに存在する人物?」
と聞き返されました。

・・・・え?そこから?
そこから疑われてましたか?

「いやー、ブログ読んで知ったんやけど、あなたのブログってなんかフィクションぽくって。かみさんからは『とりあえずノンフィクションなのか、フィクションなのかだけでも確認してこい。』って言われとるんよー。」

実在してるんです。
驚くべきことに。

とお答えしたところ

「ホントにいたんだねぇ。すごいねー。よかった、よかった。」

と、しみじみ言われました。
ものすごく喜んでくださったので、そんなに喜んでくれるんだったら・・・・と思わず前撮り写真を見せて更に自慢したところ

「ホントのホントに実在したんだね。」

と安心されたのでした。
危ない危ない。写真見せてなかったら、奥様に

「本人も自分は結婚するって本気で思い込んでるみたいだから、俺たちもそれに付き合ってあげよう。」

なんて報告をされるところでした。
もっとも婚約者さんがどうやら実在するらしい、という証拠写真を見て安心した先輩からは

「結婚式は?すると?実在する友人とか呼ぶと?本の登場人物とかエアともだちとかじゃなくて。」

と、今度は友人が実在するのか疑惑をぶつけられたわけですが。
どんだけ寂しい人だと思われてるんだ、私ってば。
と思いましたが、その心配、あながち的外れではないわけです。(という自覚はあるわけです。)
でも!
結婚式にはちゃんと実在する友人にも参加してもらえるんですよー!と自慢。


「ちょっと結婚式の日取りとか会場とか教えなさいよ。
 何かするから。
 みんなで花嫁衣装来て『この泥棒猫!あたしの彼を返しなさいよ!』と乗り込むとか。」

とノリノリで提案されました。
見たいー!おじさまがた3人衆の花嫁姿、見たいー!

とりあえず光にとても弱い友人がいるので「閃光弾のみ使用禁止。」とお伝えしました。
9月12日、何か乗り込んできてもらえるのかなぁ。わくわくします。

文明の利器の力を借りる

2015年08月03日 23時10分12秒 | 日常生活
なんと結婚式まで約1か月となりました。
準備が進んでいるのか、進んでいないのかが自分ではこれっぽっちも分かりませんが、気持ちはひっじょーに追い込まれています。終わる気がしません。(つまり準備が遅れている、ということなんだろうな。)

これから用意するのは席札に席次表に芳名帳、そして自己紹介用の映像。気が付けば、当初の予定より自作するものが増えました。
結婚式価格に慣れることができなかった、というのも大きな原因ですが、(適度な価格の)市販のもので好きだな、と思えるものに出会えなかったのも大きかったように思います。(探し出すだけの根気がなかった、とも言います。)
それに、どうやら私は紙もののデザインを考えたり、実際に作成したり、細々準備したりするのは好きらしい、ということが準備を通して分かってきました。(ただ、「好き」と「センス」がこれっぽっちも一致しないのが哀しいところです。そういえば、小学校時代、図工で2を取ったっけ。センス売ってたら即決で買います。)

しかしながら、このタイミングで(というか、かれこれ数年前から)我が家にはプリンターがないのです。毎年、年賀状シーズンになると、パソコンで年賀状のデザインを決定しては、父上の事務所のPCにデータを送り「父上様、印刷をお願いします。」と頼み込んでいます。無口で無愛想、だけど基本的には人からのお願いに真摯に対応してくれる父上は「ん。」と一言返事し、娘の面倒な依頼を快く(かどうかはわかりませんが。面倒だと思ってるんだろうなー。)引き受けてくれています。

と、いうわけで今回も父上に印刷をお願いする日々。
席札のデザイン検討を頭の中ではこれっぽっちも行えなかったため、いったん印刷して客観的に確認する必要があり、

 ・夜 :デザイン検討 → 父上に印刷お願いのメール送信
 ・翌日:印刷 → 持って帰る
 ・夜 :デザイン再検討 → 父上に印刷お願いのメール送信

というプロセスを延々と繰り返してました。
3、4回ほど繰り返した辺りで「ちょっとした訂正をするのに時間がかかりすぎるな。」と気付き(遅い・・・。)、週末、婚約者さんのプリンターを借りることに。
プリンターで状況を確認しながら修正できるって素敵だなー、と心底実感しました。ひょいひょい修正できちゃう。文明の利器ってすごいー。

そんなこんなで無事にデザインが決定しました。
あとは印刷して、最後の細工をほんの少しするのみー。全然「のみ」じゃないー。作業工程の半分以上が残ってるー。

でも。
久々の工作作業、とても楽しいです。「宿題」とか「強制」じゃないと図工も楽しめちゃうんだな、と実感しました。あの当時これぐらい楽しんで図画工作に取り組めたら、通知表も「3」ぐらいは取れただろうに・・・。
もっとも、今回、楽しんで取り組めているのは、パソコン君とぐーぐる大先生の支えがあってこそ、です。彼らがいなかったら、どの作業も到底無理でした。文明の利器ってやっぱりすごいです。