点と線

親子クリスマス会の準備のため、教会へ行ったところ、出くわした青年仲間から
「もしかして寝起き？」と聞かれました。

んまあ！失礼な！
６時過ぎに起きたよー。

と憤慨したところ、「なんか眠そうなんよね。」と首をひねられました。

準備が終わり、ちびっこたちのクリスマス劇の練習を楽しんでいると
通り掛かった教会仲間から「もしかして昨日、あんまり寝てない？」と聞かれました。

寝ましたよー。
むしろ寝坊しました。

と答えると「じゃあ、寝過ぎて眠そうに見えるんかなあ？」と首をひねられました。

・・・わたし、そんなに眠そうですか？

その後、他にも２名の方から「眠い？疲れてる？」という確認を受ける始末。


そんなに眠そうなんだな、と納得しました。


一日が終わり、大満足で
（親子クリスマス会、すっごくすっごく楽しかったのです。
　特にクリスマス劇のちびっこたちの演技が！
　あまりのかわいらしさに「本物の天使がここにいた！しかも、こんなにいっぱい！！」
　と本気で思いました。　めちゃんこ愛らしかったー。）
自宅に帰ると、私の顔を見た母上から
「あんた、どうしたん！？ひどい顔しとるけど！」と驚かれました。



「寝起きの顔」と「眠そうな顔」が似ているのは分かる気がするのです。
でも「眠そうな顔」と「ひどい顔」は、なんか違う気がする。
似てない気がする。

と、思いましたが。
そういえば！と思い出しました。

そういえば、幼なじみに
「のんちゃんて、化粧をそんなにしてないように見えるけど、
やっぱりするとしないじゃ大違いだね。寝起きの顔、すごいね。」
と驚かれたことがあったっけ。


なんか色々、繋がりました。

忘れるためには思い出す必要もある

会社帰り、電車の乗継が悪かったため、
「えい！あるいちゃえ！」と夜の街に飛び出しました。
我が家は駅から電車で２駅。歩いても３０分ほどなのです。
今の季節は街中のイルミネーションも綺麗だし
イルミネーションのおかげで人も多いし
楽しく歩いて帰れるはず。

と、忘年会シーズンでざわつく街に足を踏み出した３分後。
地元友達に遭遇しました。

えーーーーー！！
なんでーーーーーーー！？
なんでこんなところにいるのさー？
ホンモノ！？

と失礼極まりない感想を抱きつつ、（若干、声に出てたやもしれん・・・。）
地元友達を上から下まで二度見しました。

もちろん、地元友達は本物で
自宅に帰るべくタクシーに乗り込むところだったんだとか。
でも、せっかく遭遇したことだし
こんなこと滅多にないし、
そもそも会うの自体、今年の初めぶりだし
話しながら歩きましょうぜー、という流れに。
思わぬところで地元経済の邪魔をしてしまいました。

「まさかねー、まさかクリスマスイルミネーションを
　のりぞうと並んで見ることになるとはね。
　今年の始めには予想だにしてなかったよ・・・。」
と心なしかしょんぼりする地元友達。

ええ、ええ。
私もですよ。
私だって、いつもひとりで楽しんでいる街中のイルミネーションを
曲がりなりにも殿方と並んで楽しむことになろうとは
予想だにしていませんでしたよ。
人生、何が起こるかわかんないもんですね。
でもって、イルミネーションって、誰かと一緒に見ても意外と楽しいもんですね。

というわけで、「久しぶりだ！」と感動する地元友達と
イルミネーションを堪能した後は、（歩きながらの）近況報告会へ。
なにせ３月の飲み会ぶりなのです。
あのとき集まったメンバーは、その後、どうしてるのよ？と近況伺うと

山田君（仮名）：年上彼女ができて、尻にひかれている（らしい。）
田中君（仮名）：１０歳年下の彼女ができて仲良し。
中村君（仮名）：元気いっぱいの年上彼女ができて仲良し。
村山君（仮名）：特に・・・。

えーーーーーーーーー？！
みんなそんなにバタバタと幸せになったの？！
すごすぎるですよ。
確かにみんな「今年はがんばる」みたいな宣言をしてたけど。
そんな有言実行なかんじ？
そんなできる子たちだった？？

でも確かに・・・ていうか、待てよ？
と、もしかしての予感に思い至り、
今度は女性陣に思いを馳せてみました。すると・・・

みかちゃん（仮名）：甘えさせてくれる年上彼氏ができて仲良し生活。
みくちゃん（仮名）：気になる人ができました！
みこちゃん（仮名）：別に・・・。

・・・あれ？
かるーく振り返ってみたけど、すごい確率じゃありませんこと？
７人いて５人に「イイオハナシ」ができたってすごくない？
でもって、「別に・・・」と「特に・・・」のふたりが
キラキラクリスマスイルミネーションでにぎわう街中で遭遇しちゃった、と。

これまたすごい確率デスネ。
と、ふたりで頭を抱えたのでした。
思わぬところで一年振り返ったので、
今週末から始まる忘年会＆クリスマス会ウィークで
すっぱりきれいさっぱり一年を忘れ去りたいと思います。