■未来講師めぐる
■のりぞう的2007年度冬クール2位
■木曜深夜テレビ朝日放送
■出演:深田恭子、地井武雄、船越栄一郎、榊原郁恵、武田真治
黒川智花、星野源、正名僕蔵、勝地涼、田口浩正
■ストーリ
さほど大手でもない進学塾で英語講師を務める女性・めぐるは
24歳の誕生日をきっかけに、満腹になると人の20年後が見える能力
を身に付けてしまう。その能力は吉田家の自慢らしいのだが。
めぐるは、自分の自慢(能力)を駆使しながら、仕事に恋に奮闘する。
■感想
最初から最後まで楽しく見ていました。
やはりクドカンさんの作り出す世界は大好き!
大好きなのに、彼の作品のオモシロさをうまく説明できなくて、
非常にもどかしい思いをした3ヶ月でした。いろんな人に
「面白いのよー!」と訴えたけれど、どこが面白いのか
具体的にはいえないのです。この世界観を見てもらうのが一番。
それでも一生懸命、見所を考えると、なんといってもクドカン
ワールドとして、確立した世界の中で、見事に弾け切っている
個性的なキャラクター達、かな。
実はカツラの塾長、武田真治さん。今までにないハイテンションと
オーバーリアクションで子どもなんだか優しいんだか、
マジメなんだか常にふざけているだけなのかよく分からない塾長を
実に生き生きと楽しそうに演じていました。もう、後半は
どこからが演技なのか、アドリブなのかまったく分からなかったし。
いつもは優等生キャラの美少女、黒川智花ちゃんも、可愛い顔なのに
黒ぶちメガネでださい格好の田舎娘を熱演。ものすごい東北弁で
「地獄さ落ちろ」とか「死んじゃえばいいのに。」といった
キッツイ言葉をかわいらしく口にしていました。このかわいらしさは
見た人じゃないと分からないだろうなー。ワタクシ、彼女のキャラが
大好きで、いつもみちるが無邪気に口にしていた「死んじゃえよ☆」
という科白が思わず、口癖になるところでした。危ない、危ない。
星野さん、船越さんは、もはやクドカン作品の常連さん。
いつものごとく、アホでエロくて、ちょっぴりキモくて、
でも憎めない愛しいキャラクターを突き抜けて演じていました。
船越さんの娘を大好きなんだけれど、責任感がまったくないパパぶりは
本当に見事。踊るか泣くか遊ぶか、の実に困ったさんパパを
ここまでかわいらしく演じられるのは船越さんだからだと思うのです。
でもって、何よりフカキョン!いつもどおりとってもかわいく。
「下妻物語」以降、同じパターンの演技が続いていたフカキョンで
今回も同じような「天然キャラ」なのかな、と心配していたのですが
予想以上に奮闘。かわいいのに、かわいいだけではなく、というか
後半は「かわいいフカキョン」を捨て去って、舌打ちしたり
ぐれたり、パチンコしたり、着ぐるみ来たり、様々なフカキョンを
見せてくれました。
このまま、もっともっといろんな役を演じてほしいなー。
20年後が見える、という自慢(超能力)をもった主人公を
描いているのに、彼女のその自慢を大きな事件に発展させることもなく
カレシと喧嘩したり、カレシと寄りを戻したり、塾生をダイエット
させたり、塾の歌を作ったり、と「そんなの、超能力なくても
できるじゃん!」というようなことを繰り返すヒロイン。
「SFって何の略か知ってるか?」
「知ってるわよ。「少し不思議」でしょ?」とか
「「少し不思議」もSFだけど、「すごく普通」もSFなんだぞ!」
とか、わかったような分からないようなクドカン哲学満載。
クドカンさんにとっては、特別も普通もなく、彼の作り出す世界の
すべての登場人物がただただ愛しいんだろうな。
そういった彼の愛情こそがこの作品の魅力です。
■のりぞう的2007年度冬クール2位
■木曜深夜テレビ朝日放送
■出演:深田恭子、地井武雄、船越栄一郎、榊原郁恵、武田真治
黒川智花、星野源、正名僕蔵、勝地涼、田口浩正
■ストーリ
さほど大手でもない進学塾で英語講師を務める女性・めぐるは
24歳の誕生日をきっかけに、満腹になると人の20年後が見える能力
を身に付けてしまう。その能力は吉田家の自慢らしいのだが。
めぐるは、自分の自慢(能力)を駆使しながら、仕事に恋に奮闘する。
■感想
最初から最後まで楽しく見ていました。
やはりクドカンさんの作り出す世界は大好き!
大好きなのに、彼の作品のオモシロさをうまく説明できなくて、
非常にもどかしい思いをした3ヶ月でした。いろんな人に
「面白いのよー!」と訴えたけれど、どこが面白いのか
具体的にはいえないのです。この世界観を見てもらうのが一番。
それでも一生懸命、見所を考えると、なんといってもクドカン
ワールドとして、確立した世界の中で、見事に弾け切っている
個性的なキャラクター達、かな。
実はカツラの塾長、武田真治さん。今までにないハイテンションと
オーバーリアクションで子どもなんだか優しいんだか、
マジメなんだか常にふざけているだけなのかよく分からない塾長を
実に生き生きと楽しそうに演じていました。もう、後半は
どこからが演技なのか、アドリブなのかまったく分からなかったし。
いつもは優等生キャラの美少女、黒川智花ちゃんも、可愛い顔なのに
黒ぶちメガネでださい格好の田舎娘を熱演。ものすごい東北弁で
「地獄さ落ちろ」とか「死んじゃえばいいのに。」といった
キッツイ言葉をかわいらしく口にしていました。このかわいらしさは
見た人じゃないと分からないだろうなー。ワタクシ、彼女のキャラが
大好きで、いつもみちるが無邪気に口にしていた「死んじゃえよ☆」
という科白が思わず、口癖になるところでした。危ない、危ない。
星野さん、船越さんは、もはやクドカン作品の常連さん。
いつものごとく、アホでエロくて、ちょっぴりキモくて、
でも憎めない愛しいキャラクターを突き抜けて演じていました。
船越さんの娘を大好きなんだけれど、責任感がまったくないパパぶりは
本当に見事。踊るか泣くか遊ぶか、の実に困ったさんパパを
ここまでかわいらしく演じられるのは船越さんだからだと思うのです。
でもって、何よりフカキョン!いつもどおりとってもかわいく。
「下妻物語」以降、同じパターンの演技が続いていたフカキョンで
今回も同じような「天然キャラ」なのかな、と心配していたのですが
予想以上に奮闘。かわいいのに、かわいいだけではなく、というか
後半は「かわいいフカキョン」を捨て去って、舌打ちしたり
ぐれたり、パチンコしたり、着ぐるみ来たり、様々なフカキョンを
見せてくれました。
このまま、もっともっといろんな役を演じてほしいなー。
20年後が見える、という自慢(超能力)をもった主人公を
描いているのに、彼女のその自慢を大きな事件に発展させることもなく
カレシと喧嘩したり、カレシと寄りを戻したり、塾生をダイエット
させたり、塾の歌を作ったり、と「そんなの、超能力なくても
できるじゃん!」というようなことを繰り返すヒロイン。
「SFって何の略か知ってるか?」
「知ってるわよ。「少し不思議」でしょ?」とか
「「少し不思議」もSFだけど、「すごく普通」もSFなんだぞ!」
とか、わかったような分からないようなクドカン哲学満載。
クドカンさんにとっては、特別も普通もなく、彼の作り出す世界の
すべての登場人物がただただ愛しいんだろうな。
そういった彼の愛情こそがこの作品の魅力です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます