のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

正直者

2012年09月17日 21時46分49秒 | 日常生活
妹さんが誕生日を迎え、めでたく29歳になりました。
おめでとー!と何も考えずになんとなくプレゼントを贈ったところ
義弟君が
「俺、もらってねーし。」
と、清々しくふてくされてくれました。


・・・そーいえば。
義弟君のお誕生日にみんなで食事には出かけたけれど。
プレゼントはこれっぽっちも用意してなかったわ。
でも、意識してあげなかったわけではなく。
「なんとなく」というか、「今までの習慣になかったから」というか。
特に深い意味はないのです。
そもそも、義弟君は趣味も好みも非常にはっきりしている人なので
何あげたらいいのか、まったくもってわかんないのよー。
でも、なんだか誕生日プレゼントに何が欲しいのかお伺いするのも
お互いに価格設定とかイロイロ気を使うし。

と、思いましたが。
ここまで清々しく自分が誕生日プレゼントをもらってないことを自己主張してくれた義弟君ならば。
変に気を使うことなどせず、自分の欲しいものを正直に教えてくれる気がします。


・・・ちゃんと上限価格を設けなくては。
変に気を使い合わなくていいので、ヒジョーに助かってます。
付き合いやすい義弟君でよかったなぁ。

秋の夜長のもの悲しさ

2012年09月13日 23時52分32秒 | 日常生活
朝晩、涼しくなってきました。
私の苦手な「夏の終わり」っちゅーやつがやってきました。
変にさびしい気持ちになるから苦手なのです。
それはホントのホントはさびしいんじゃないの?どうなの?
と自問自答しているうちに、変な迷宮に入り込んでしまう
大変危険な季節です。

幸いなことに。
これから教会はバザーに向けて大忙しの季節なのです。
バザーが終わったらクリスマス。
ばたばたが続く季節です。
バタバタしているけれど、楽しい。
楽しいけど、しんどい。
でもって、しんどくなったら休む。うごかない。
どんなにみんなが忙しそうにしていても、自分のペースでしか動かない。
自分にできることを自分にできる範囲でする。
教会で過ごす私は、自分の気持ちにひじょーにシンプル、かつ素直です。

で。
大変素直な私は、
今年、バザーのポスターの色塗りにどっぷりとはまってしまいました。
なんだろ。この「色塗り」という単純作業の楽しさ。
色を選ぶのも楽しいし、色を重ねていくのも面白くて
秋(一歩手前)の夜長に連日、ポスターの色塗り。
すごーく楽しかったけど。
すごーく楽しかったのに。
もうすぐ終わりを迎えそうです。

・・・そらそーだ。ポスターですもの。
早く仕上げて、早く配布せねばならんのです。


もうすぐ私の楽しみがなくなります。
やっぱり秋はさびしい季節です。

未来非予想図

2012年09月02日 23時27分14秒 | 教会生活
大学3年、ロイヤルホストでバイトをしました。
就職活動までの1年半程度のバイトでしたが、
うっかり張り切ってバイトに挑んでしまったため、
大学3年の土日祝日、お盆もクリスマスもお正月も
なんなら予定が入ってなかった日はほとんどずっと
ロイホで過ごしてた気がするよ、というぐらい
ロイホにどっぷりと浸かりきっていた思い出に残るバイト生活でした。

バイトを始めた時期がほぼ同じだった縁で仲良くなった友人がいて
彼女とはバイトの間も休憩時間もバイトが終わった後も
ずっとずっと賑やかしく(かしましく)騒いで笑って語り合って過ごしていました。
なんせ箸が転げてもおかしいお年頃だったのです。
バイトが終わったら、他のファミレスに場所を変えて
深夜までずっと一緒に過ごしてずっとずっと話してました。
将来のこととか、お互いの大切にしている部分とか
福祉のこととか(ふたりとも福祉系の大学だったので)
そんな真面目な話題で真剣に語り合いもしたけれど
他愛もないことをしゃべっては笑う。そんな時間もたくさんたくさん共有しました。
今考えると、(あのバイトの頻度から考えるに)ほぼ毎日一緒にいたのに
ファミレスに移動して3時間も4時間も何をあんなに話してたのかなぁ、と不思議になるぐらい。
ま、もちろん、ジョシが集えばコイバナは必須なんですけど。
それにしてもよく語り合った!

私がバイトを辞めて大学を卒業しても彼女との縁は途切れず
でも、彼女は大学卒業後に小倉を離れてしまったので
たまに電話、会うのは年に1、2回の彼女の帰省時ぐらい。
それでもよくこんなに長く連絡を取り合ってるよね、
こんなに長く友人関係が続くなんて思ってなかったよねぇ。
と、言い合っていた彼女が。




なんと本日、私の通っている教会に転入会しました。
まさかね。
まさか彼女と同じ教会の「兄弟姉妹」になるなんて。
そういえばバイト時代、当時の店長に
「おまえたち、姉妹みたいやなぁ。」とよく言われてたっけ。
あれって、人生の伏線だったの?!予言だったの?!

そもそも、彼女と出会った当時、
私は教会に通ってはいたけれどクリスチャンではなく。
彼女はクリスチャンだったけれど、教会にあまり通っておらず。
そんなふたりが14年後に同じ教会で隣に座ってともに牧師の話を聞いている。
そんな素敵な未来が待ち受けていたなんて。
年を重ねるって嬉しいこともたくさんあるんだな。
と、しみじみ「嬉しいな。」の気持ちをかみしめました。



去年の9月は。
まさか来年の私がこんなふうに「嬉しい」の気持ちを噛みしめているなんて
そんな場面を想像もできませんでした。
あんなに泣いた一か月はないな、っていうぐらいたくさん泣いて
これから9月が来るたびに、
すごくすごくさびしい気持ちを味わうんだろうなと思っていました。
いや、去年の9月は来年のことを思う余裕もなかったな。
なんとか今年を乗り越える。
それだけを目標にしていた気がします。

1年経って再び9月が巡って来て
さびしさとかやりきれなさは未だに消えないけれど
かなしい気持ちも抱きしめたままだけれど
でも、「うれしい」の気持ちをちゃんと味わえました。
よかったな。本当に。
うん。年を重ねるって悪くない。