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模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173 試作戦闘機フライングパンケーキ 製作記 その3・各部の組立て

2017年07月25日 21時17分00秒 | スペシャルホビー1/48V-173製作記
皆様方の暖かいご声援を頂き、その声援に応えられるよう、鋭意製作を進めています。特に今回、我が拙ブログにいつもコメント頂いているヒロシ殿が、自分のブログに応援記事をアップして下さり、非常に嬉しく思っています。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

さて、主翼(本体?)上下を合体するにあたり、インテリアパーツや排気管パーツが干渉して合体出来ない状態から、干渉部分をカットし調整しましたが、その調整中に生じたパーツの割れや破損部分を修正したり自作したりして、ようやく下の写真のような状態になりました。

修正が完了した状態です。ほぼ見られる状態になったと思いますし、完成後は殆ど見えなくなるので、これで良しとします。それよりも、上下合体出来ない事の方が重要ですもんね!

ジャ~ン!ついに上下が合体出来ました。やれやれ(大汗) シートも載せて見ましたが、取り付け位置を逆にしてしまったC17パーツの影響がここにも表れる結果となり、背もたれ部分に大きな段差と隙間が発生しています。この部分にカットしてしまった出っ張り部分が来たはずです。

その段差と隙間を埋めるため、1ミリ厚のプラ板をカットして、貼り付ける事にしました。写真は取付け状態を確認した時のもので、まだ接着していません。上下合体後、シートを取り付ける前に接着し、隙間を埋めようと思っています。

後方から見るとこんな感じです。計器盤も取り付けました。(位置が正しいかどうかはわかりません…w)

裏面はこんな感じです。透明パーツの接着がこの先問題になりそうな予感が…

上下合体前にプロペラの取り付け方法を確認して置かないと合体後では難しくなると思い、先にプロペラの製作を進める事にしました。

インストではかなりアバウトで、単に穴に差し込んで接着してしまう感じですが、ここはプロペラを回転させてやりたいと思い、ちょっと加工する事にしました。


切り出した各パーツと、スピナーを組み立てた状態です。ここもちょっと悩みました。スピナーを組立ててしまった後にプロペラブレードをちゃんと接着出来るのかという点です。ただ、スピナーを組んでいるとどうしても隙間や段差が生じる為、これを無視する訳にも行かないだろうとの結論から、先に組み立てて、隙間や段差の修正を行なう事にしました。下の写真が組み上げた後、黒瞬を塗布した状態です。ブレードの取り付けはイモ付けになってしまい強度的に不安もありますが、瞬間接着剤でガッチリ固定する以外にありませんね。それより、ブレード基部の細さの方が気になります。折れちゃいそう! なぜかこのキットには一体成型されたスピナーパーツが入っていますが、ブレード取付け位置が開口されていないため、そのままでは使用出来ません。説明書にもこのパーツの事は一切触れられておらず、何のためにあるのかちょっと意味不明。同様に、ホイールパーツも2種類あります。

プロペラ軸を後から差し込められるようにしようと思い、ポリキャップを仕込む事にしました。適当なポリキャップを探したのですが、ピッタリ行くのが見付からず、恐らくタミヤの戦車キットの余りだと思いますが、内径2ミリの物をチョイスしました。ストッパーをプラ板から切り出し、円形にしてから本体に接着しました。このままポリキャップを仕込んでも、センター位置が合わないので、センター合わせの為の外形加工が必要ですが、本体側にプラペーパーを積層して位置合わせした方が手っ取り早いかもしれないですね。で、2ミリの真鍮パイプを加工しようと在庫を調べたら、ありゃぁ! 手持ちがないじゃないですか!! となって、まだこの状態でストップしたままです。真鍮パイプ到着まで、この部分は放置です。

真鍮パイプの到着を待っている間に、出来る部分を進める事にし、主脚の製作に入りました。ホイールをあとからスパッツに取り付けられるように出来ないか思案しましたが、どうもいい案が浮かばず、後付けは諦める事にしました。

現在の状態です。スパッツ内はシルバーで塗装しました。ホイール部分にも隙間が生じたので、黒瞬を塗布しました。修正後、塗装してからスパッツに取り付けてスパッツ左右を合体します。貼り合わせ部分の修正も必要ですし、塗装時はマスキングも必要になりますね。
水平尾翼の上下も接着しています。

ここまでが現在の進捗となっています。明日から週末までちょっとイレギュラーな作業を強いられることになっていて帰宅時間が遅くなるかもしれませんし、プラモ製作も出来そうにありません。29日は待望の〇×〇×が発売されるので楽しみです。模型作りそっちのけでそちらにシフトしてしまうかも??? ん~、時間が欲しい!

(その4に続く…。多分?)


スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173 試作戦闘機フライングパンケーキ 製作記 その2・インテリアの組立て(2)悪戦苦闘中!

2017年07月19日 23時57分40秒 | スペシャルホビー1/48V-173製作記
こりゃあ完成するんかいな! と思う程悪戦苦闘中です。

すみません! いきなり弱音発言から始まりましたが、約2週間振りのV-173製作記です。

シートはご覧のような仕上がりになりました。シートベルトはファインモールドのナノ・アヴィエーションWWII米軍機用シートベルトを使用しています。

サイドパネルはハンドル類のパーツを取付け、墨入れしました。この時、レバーのパーツが一つ空中散歩に出掛けたまま帰って来ないので、自作しています。今、どの辺りをさまよっているんでしょうね(笑)

インテリア組立て前の状態です。機内色は実機写真ではもっと暗いグレーのようですが、ここは説明書通りMr.カラー306番グレーFS36270で塗装しています。

インストです。赤丸で囲ったC17の取り付けを説明書通りにすると、困った事になります。(って、早く気付けよ! 気付いた時はあとの祭りでした…涙)

C35のパーツは長さが足りないので、0.8ミリの真鍮パイプを使って取り付けました。

インテリアが完成しました。簡易インジェクションキットではあるものの、中々の仕上がりとなりましたが、この時はまだ簡イトラップ接近には気付いていませんでした。

【簡イトラップ第1弾】インテリア部分が本体に接着出来ない! その1
上に書いたパーツC17が下方に出っ張った状態になり、そのままでは本体に接着出来ません。私が間違ったのかと思いましたが、説明書を見直しても説明書通りですので、恐らく説明書のミスだと思います。接着前に仮組みして合いだけは確認していましたが、出っ張りまでは気付きませんでしたし、これが正しいと思っていました。解体する訳にも行かず、止むを得ず出っ張り部分をカットしました。それが下の写真です。


カットした事で接着は可能になり、やれやれと言う気持ちで、次のエアインテーク部分の組立てに移りました。この部分も箱組みとなっています。

エアインテーク部分の組立て途中の写真です。この状態で、内部をシルバーで塗装しました。実機写真では内部も黄色になっているので、全体塗装時に塗り直します。

エアインテークを本体に取り付けましたが、ここでもスンナリとは行かず、D12・D13パーツの削り合わせを余儀なくされました。

【簡イトラップ第2弾】インテリア部分が本体に接着出来ない! その2
エアインテーク部分の取り付けが終わったので、インテリアを本体下部に組み込もうとしたら、簡イトラップ第2弾が発生しました。左右のエアインテーク部分の間にインテリアを嵌め込むようになっていますが、その間隔が狭すぎて、インテリアの嵌め込みが出来ません。干渉部分を左右約1ミリ程度カットして、何とか収まってくれました。
ご覧のような状態で、何とか嵌め込む事が出来ました。後部の方も一部カットしていますが、これはトラップ第3弾に対しての処置です。

続いて排気管パーツの取付けを行ないました。後からでは取り付け出来ないので、先に本体上部の裏面からパーツを接着しましたが、土台となる部分の肉厚が気になりました。楕円形のパーツが排気管パーツで、その後方にある四角い出っ張りの間に、インテリアパーツが収まるようになっていますが、そのままでは干渉してしまいうまく収まりません。ですので、その出っ張り部分と干渉する所をカットしました。(2枚上の写真)最初は出っ張り部分をカットしたのですが、あまりカットすると穴が開きそうだったので、仕方なくインテリア側をカットしました。

【簡イトラップ第3弾】本体上下が合体出来ない!
本体の内臓物の取り付けが何とか完了したので、本体上下を貼り合わせて見ようと仮組みして見ましたが、インテリア部分や排気管パーツが干渉して、上下が合体出来ません。ここも干渉部分をカットする以外に方法がないので、粗削り用のヤスリでゴシゴシしました。そのお蔭でパーツが割れてしまったり、フットペダルが取れてしまったりで、要らぬ修正作業が発生する事になってしまいました。フットペダルは真鍮パイプで自作して取り付けました。パーツの割れてしまった部分は、プラ板を裏面に貼って、エポキシパテを盛り付けました。ここは乾燥後、サンペ掛けでの修正が必要です。

排気管パーツは全て取り外し、ここもエポキシパテを充填しました。あとから真鍮パイプに置き換えます。現在は上の写真の状態となっていますが、凄まじい状態です。幸い上下を合体させると殆ど見えなくなってしまうので、それが救いですね。上の説明書の写真を見て頂ければお分かりだと思いますが、計器パネル(パーツNo.C14)の取り付け位置が示されていません。果たしてどこに接着すれば良いんでしょうかね?

簡易インジェクションキットと言う事で、ある程度の作り難さは覚悟していましたが、ここまでとは予想外でした。メーカー側はこのキットを試作した事はないのでしょうか? ちょっと前のキットですので、最近の簡易インジェクションキットではこのような事はないと思いますが、この後も何かしらのトラップが潜んでいるかもしれないですね。折角ボークスで秘密兵器を買って来たのに、使わないまま終わらせたくないですね。覚悟を決めて頑張りますよ!おっさんは!!(笑)

果たしてこう言う状態になるんでしょうか? 
(その3に続く。)

スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173 試作戦闘機フライングパンケーキ 製作記 その1・インテリアの組立て(1) 

2017年07月04日 20時46分00秒 | スペシャルホビー1/48V-173製作記
今日は台風3号の通過で、大荒れの天気になるのではと心配していましたが、やや南寄りに進路が変わった事で、それほど大荒れになることもなく、無事に過ぎ去ってくれました。

今週1週間は私用で休暇を取得していますが、昼頃会社から「明日から出社出来ないか!」との電話がありました。今日、台風が来なければ用事も片付いていて、明日からは用事もなく、のんびりしようと思っていたのですが、明日は社会保険事務所に出向く事になっていて、既に予約も入れています。本当は今日出向くつもりでしたが、前述の通り台風接近に伴い、台風通過中に車を運転する事になるかもしれないと思って明日の予約としました。台風が来ていなければ、今頃は年金請求の手続きも終わっていただろうし、出社要請にも応じられたでしょうが、明日は予定通り社会保険事務所に行く事にしています。(書類もほぼ完成しています。) 仕事は明後日からとなります。のんびりしようと思っていましたが、私を必要とする仕事があると言う事を喜ぶべきですね。

ちょっと前置きが長くなりましたが、くろがね四起が完成して、次のキットの製作に入りました。くろがね四起の製作記に1/48の変な形の飛行機と思わせぶりに書いていましたが、今回作るのはこちらのキットです。変な形の飛行機でしょ!

「スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173試作戦闘機フライングパンケーキ」です。発売は2012年1月と言う事ですが、私が買ったのは2014年8月です。ご存知だと思いますが、XF5Uの元となった機体です。機体説明については別サイトに譲るとして、1/48V-173のキットはスォードからも出ていたようで、ひょっとしたらOEMキットの可能性もあります。スォードのキットは知らないので定かではありませんが、同じ東欧系のメーカーですので、その可能性もまったくゼロではないかもしれないですね。(スォードもMPM傘下の同一グループなんですかね?)



キットの中身です。簡易インジェクションですので、位置合わせのためのダボ穴などは一切ありません。この辺が簡易インジェクションキットならではの注意点ですね。(ブログ開設後初の簡易インジェクションキットですね。)最近の国産キットと同じとは言いませんが、パーツ精度はそれほど悪くはない感じです。シャープさと言う点ではややメタボな感じがしますが、バリはそれ程目立ちません。ゲートがやや太いと言うのが難点かもしれません。まぁ、見た目は良くても、簡イトラップが潜んでいる可能性もありますので、甘く見ると痛い目に遭うかもですね?マーキングは1種類です。と言うか、他に選択肢がありませんね。(笑)

早速製作に入りましたが、コクピットを組み立ててから塗装と言うのが出来ないので、先にパーツの状態で塗装して、組み立てる事にしました。で、まず先にシートの製作から始めました。

塗装はキットの説明書の指示通りの塗料を使用しています。コクピット内はMr.カラー306番グレーFS36270となっていますので、ビン生をそのまま使用して塗装しました。シート面は同44番タンで塗装しています。

インテリアのサイドパネルなど、ランナーに付いた状態でグレーFS36270を吹きましたが、キットの素材と殆ど同じ色調なので写真では分かり難いですね。どこ塗ったん!って突っ込まれそうやぁ~ 先にシャドウ吹きしようかとも考えましたが、パネルに取り付ける小さなパーツも幾つかあるので、それらの組立てが終わってから墨入れする事にしました。

私には「フライングパンケーキ」と言うより、どう見てもカメムシ以外の何物にも見えないのですが、完成目指して頑張ろうと思います。黄色とシルバーの塗り分け、それにプロペラの木目塗装がポイントですね。去年の同時期にHe111を手掛け、完成まで8ヶ月も掛かってしまいましたが、今回はそう言う事にならないよう、涼しくなる頃には黄色いカメムシをロールアウトしたいと思っています。

(製作記その2に続く…。)←いつになるのでしょうね?