写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

春もみじ其の2  原発列島は地震列島

2013年04月20日 | 写真

一昨日18日のブログで予告した、金沢市南部丘陵で私の知る限り最もすてきな姿を見せる「春もみじ」が青空の下で撮ることが出来ました。少し色変わりが早すぎて深紅の色が幹周りの下の枝だけになり、全体を染め分けたような姿がお見せできなかったのは残念でしたが、それはまた来年のお楽しみということでご勘弁を。
それにしても連日の日本列島を揺らせる地震情報が気になってインターネットで調べてみると(YAHOO地震情報)19日だけで震度3以上の揺れを感じた地域が三箇所、そのうち震度4が二箇所あります。東日本大震災以後私も含めて日本人全体の感覚が弛んでしまったのか?いまではほとんど報道もされないけれど震度4となれば体感する揺れも相当なもので、かつては「揺れがありました」くらいの報道はあったような気がします。
昨夜は金沢市で原発ゼロを目指して粘り強く運動を続けているグループ「どいね☆原発」が金曜日に続けている行動が金沢駅前で市民との対話を中心に繰り広げられ、私もその行動を少しでも世に広げる一助になればとカメラを持って参加しました。
もちろんその行動も地震情報と同じように共産党が出している「しんぶん赤旗」以外のマスメディアでとりあげられることはほとんどありません。
まるで国民の思考から原発や地震のことから切り離すように思えるほどです。福島原発事故の本当の原因は2年以上たつ今も特定されていませんが「地震の影響による送電ストップが事故原因」とも考えられています。しかし東京電力は「人災」でなく「想定外」の自然災害が原因だとして自らの責任を取ろうとせず、被災者への補償についてもまともにとりあげようとはしません。
地震列島といわれ、原発列島とも言われる日本列島が言葉どおり揺れ動いている現状を国民がリアルに知ることが出来れば「原発ゼロ」へと国はハンドルを切り替えざるをえないと確信しています。そのためにマスコミには取り上げられないでも、毎週行動を続ける方たちの努力は報われる日が来ないわけがありません。
後半は少し堅い話題になりましたが・・・、日本列島は美しい四季を持ちます、そんな本当の意味で「美しい日本」を心から楽しめるようになりたいものです。
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金沢市民芸術村 散歩

2013年04月19日 | 写真

金沢市民の文化活動の拠点のひとつとなっている「金沢市民芸術村」は年間を通して24時間の使用が出来る施設となっています。また広い芝生や多目的なグランドもあり施設の横を流れている犀川河畔と組み合わせてのジョギングや散歩の人たちもたくさん見かけます。
とくに気候の良い春のこの季節は桜や柳の巨木のすてきな花や新芽を身に来る人たちも。

公園の端っこには写真のような石楠花の花や雪柳の花も散歩の人たちの眼を楽しませてくれていました。
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春もみじ 様々な色に染まる日々

2013年04月18日 | 写真

「春もみじ」秋の写真のように見えるかもしれませんが、この紅葉は昨日(4月17日)に撮ったものです。
私がカメラを持ち始めて最初の頃に気になったのが、春なのに色づく紅葉です。それも日々色が変わるという忙しさで、一ヶ月もするとごく普通の色づく前の成長期の葉の色に戻る樹もあり、そのまま赤いままで秋を迎えるものもあります。
「春もみじ」という言葉は人によってどうも解釈が違っているようですが、私はこの写真のような木々が春なのに赤く色変わりする状況をそう呼んでいます。

この場所の近くに私の言う「春もみじ」の典型のような樹があるのですがまだ色づいていませんでした。もう少し天候が回復して青空の下で春紅葉らしい色が出ていたらその樹を撮ったものを公開しましょう。それはそれは本当に見事なもので、その場に居合わせた者だけに自然が垣間見せてくれる素敵なワンシーンだと私は思っています。あまり期待しないでお待ち下さい。
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ハクチョウは悲しからずや 奥卯辰山の春

2013年04月17日 | 写真

写真は奥卯辰山公園の池で飼われているコブハクチョウです。私はこの公園の池でいつもただ一羽で水面を移動している姿を見ると、若山牧水の名歌
  
 「白鳥は哀しからずや空の青うみのあをにも染まずただよふ」

という短歌を思い出します。この歌の白鳥は「ハクチョウ」ではなくて白い鳥を指し、具体的には「鴎」ではないかと言われています。
短歌の意味は「群青の空の色、紺碧の海の色にも染まらず、ただひとり純白な姿を波の上に浮かべている白鳥の、なんといとおしく、せつなく、悲しいことだろう。世に交わることもない悲しみや志を持ち続ける自分はあの白鳥なのだろうか?」というところだと思いますが・・・。なんとなく現代の世相と自分の生き方に重なる部分を感じます。
公園の池ではかつて雌雄二羽のコブハクチョウが仲良く暮らしていたのですがその一羽が2010年に亡くなりそれ以後一羽で暮らしているようです。
いつもは静かに移動することが多いのですが、春になると動きが活発になり春一番が吹いた2月8日のブログで「白鳥の舞い」として書きましたが、4月半ばにも活発な動きが見られました。
春になると海を越えて北の国へと移動していた仲間達と同じDNAがそうさせるのでしょうね。
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桜花も深紅に染まる朝

2013年04月16日 | 写真

季節は時折り信じられないような光景と色をカメラの前に披露してくれます。4月14日、新聞配達を済まして薄い雲が広がる夜明け前のしばしの時間を私が大好きな日の出の風景を撮るポイントでカメラを構えていると薄雲の影響でしょうか?真っ赤な朝焼けのなかに太陽が姿を現しました。
散り残っていた桜の花とのコラボレーションもほんの一瞬でしたがすばらしい光景を見せてくれ、それをレンズがなんとか記録してくれました。
この日は午後から金沢市のグループ「どいね☆原発」がしないの繁華街で志賀原発の再稼動を許さない、大飯原発稼動停止、原発ゼロへの運動を繰り広げ、私も参加しました。
また能登原発のすぐ近くにある河北市では日本共産党の高橋議員が再選を決めるなど、いろいろ嬉しいこともあった日でした。
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街頭デモは風のなか 原発ゼロへの花見デモ

2013年04月15日 | 写真

昨日のブログで書いたように、14日は金沢市の繁華街から兼六園周辺などを巡る原発ゼロ行動が「どいね☆原発」主宰で繰り広げられました。多くの桜はもう淋しい姿になっていましたがそれでも所々では残っている桜を眺めながら観光客からエールも送られるなどの賑やかな行動になりました。
今日は時間が無いのでそのデモの一場面の写真公開のみとなります。
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今日は「どいね☆原発 お花見デモ」

2013年04月14日 | 写真

今日は金沢市駅前で毎週金曜日に原発ゼロをアピールする運動を続けている「どいね☆原発」が2月3日の「節分デモ」以来久しぶりに街頭に出て「お花見デモ」です。金沢市中央公園の桜吹雪の下に14時30分集合、その後街頭に出て香林坊、片町、タテマチなどから北陸電力石川支店前でのアピールの後、21世紀美術館前や兼六園から中央公園にいたるコースを歩く予定です。
暖かいはた空の下を気持ちよく歩けそうで、楽しみです。もちろん私もこのブログ更新の後中央公園へ出発してデモに参加する予定です。カメラを持った年寄りを見かけたら声をおかけ下さい。
写真は街なかで先日見かけた桜の様子です。
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淡路島震度6弱 地震列島・原発列島の日本に住むということ

2013年04月13日 | 写真

写真は能登半島にある原発二基、志賀原発1・2号機です。

今朝起きると淡路島で震度6(弱)という地震発生のニュースがテレビで流れている。フェイスブック友達の高松市議、白川容子さん(日本共産党)の書き込みによると私の故里の高松市では震度4(弱)という激しい揺れだったが、いまのところ高松市では大きな被害は出ていないようなので一安心している。ニュースを見たときは阪神淡路大震災のときのイメージが頭の中で広がり、淡路島の状況は心配です。
そしてさらに心配なのが全国チェーンの店舗展開のように日本全国に林立する原発、原子力発電所の状況です。これら原発は建物の被害があった、電気が止まった、爆発事故があった、にとどまらず福島原発事故でも見られるように放射性物質の放出が続き、二年以上経ったにもかかわらず事故の収束が見通せないなど、人類にとってまさに取り返しのつかない状況が起こりえる施設です。作られた「安全神話」の上に砂上の楼閣の如く地震列島の上に林立する原発への心配をしなければならないいまの日本の状況を思い知らされた朝でした。
=]
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エンレイソウ 竹林で姿を見せました

2013年04月12日 | 写真

ヤマザクラの花びらが散るなかで金沢では珍しい「エンレイソウ」が南部丘陵の竹林の中で姿を現しました。
エンレイソウの花言葉は「叡智」「熱心」「奥ゆかしい美しさ」とか、どうも私には縁遠い言葉が並んでいますが山里の人たちの手が入ったステキな竹林で咲く紫色の花をみていると春を迎えた幸せな感覚が強まってきます。この花の近くには手入れの行き届いた棚田とその向こうにこれから咲こうという蕾が一杯の桜の樹があり、水が張られた棚田の畦では巣造りのための材料になる泥を持ち帰ろうとするツバメたちが飛び交っています。里の人たちの手が行き届くことで日本独特の自然が保たれていることを実感する季節でもあり、そんな大切な場所でもあります。

今朝車の中でラジオから、TPP参加のためのアメリカとの交渉がほぼ固まったとのニュースがさりげなく流れていました。北朝鮮問題でマスコミが大騒ぎをしている影でこんなに大切なことが国民の目に触れないように進められているのです。
小選挙区制とマスコミの目くらましのおかげで「虚構」の国会議席を得て、国民が求めていないことを強行しようとしている政府には、「叡智」「熱心」「奥ゆかしい美しさ」という花言葉はもっとも似合わない言葉だと思いましたが、もしかしたら彼らの辞書には無い言葉なのかもしれません。
私は夏の参議院選挙ではこの言葉がもっとも似合う思う日本共産党の前進のために力を尽くしたいと思っています。
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菜の花と桜 金沢市東部の山里

2013年04月11日 | 写真

ようやく滞っていた短歌の関係の3月末までに仕上げるべき作業が終了しました。私が参加している小さな短歌サークルは地域的に集まるのが難しいので提出された各会員からの原稿を纏めてプリント、それを会員に郵送するという通信例会の形をとっています。私がその纏める役割なのですが自分自身の作品が出来上がらないまま遅れに遅れたというわけです。
私の作品のうちの一点です。
   
    梅林に白く艶めく花のなか春告鳥の鋭く鳴ける
         (注:「春告鳥」はウグイスの別名)
    連日の「事故」ことさらに「事象」と呼ぶ印象薄めんと東電幹部は

私の場合はこんな感じの作品を寄せています。

ということで今日は朝から編集の終わった10ページと添付資料5ページ分を会員数だけプリント、郵送をする作業でした。
今日の写真は金沢市東部の山里で見つけた菜の花と桜のコラボレーションです。
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