ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

木槿(むくげ)の花について

2012年07月24日 | 自然 花 写真







梅雨もどきの天候が 続いている と書いたら 昨日は 
一日雨のない 夏日でした。地球温暖化で日本が 亜熱帯化して 
シャワー(夕立以上の 短い豪雨?)が一般化しているようです。

今 私の周りで 一番多く見られる花は 木槿です。他に 白粉花、
ヒメジョオン、カンナ、鬼百合 百日草などです。 高尾で多く見た
ノウゼンカズラ、芙蓉は 期待した程には 見られません・・。

今日は 木槿について書きます。モッキンとも読めます。中国でも
同じ漢字です。 韓国では無窮花(ムキュウゲ)とも言うようです。
中国、朝鮮、日本は大きな意味で ひとつの文化圏です。漢字文化圏
だった訳です。仏教、儒教など 宗教の文化圏にも まとめられます。

花の世界も 大陸中国から伝わったものは多いです。 木槿は韓国では
国花です。 無窮花(極まり、窮まりの無い花 永遠に咲く花)として
国家の繁栄を願い 国の花になったのでしょう。でも木槿は1日花です、
朝早くに咲きだし 夕方にはしぼみます。ただ力強く つぼみが次々と
咲き 一見『永遠』に咲いているように 見えます。 『槿花一朝の夢』
という言葉もあります。本来 儚い(はかない)ことの 例えです。 

一茶の句に 『 それがしも その日くらしぞ 花木槿 』 というのも
あります。 それぞれの国で ひとつの花の見方が 違うものです。

今が盛りのひとつ 白粉花(オシロイバナ)は 朝が苦手で 丁度木槿と
入れ替わるように夜咲くのも 自然の面白さですね。人間にも朝方と夜型が
あるように 自然もこれで バランスを保っているのでしょうか?





番まつり と言います。 地味な花ですが・・。


この黄花コスモスも 見方によっては 地味です。




撮り方も あるのでしょうが 派手な花も あります。


昼咲月見草。 この花は 昼に咲いて 月を見る・・ 面白いですね。


ぼたんくさぎ と言います。


突然 八百屋さんになりましたが 地元高知の特産 小さなさつまいも

これは 小夏と言います。 少し酸っぱさは ありますが 暑い夏には 清涼剤。


この立派なスイカ 甘湧と言うそうです。(字がちがっていますが・・) 値段も立派。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする