( 八王子駅の七夕の飾り こんなに雨が多いと デートもままならないですね・・)
葉っぱのフレディー 続きです。
引っ越すというのは 死ぬこと ? 僕恐いよー フレディーは言いました。 その通りだ! と ダニエルは答えました。
考えてごらん 世界は変化しているんだ 変わらないものは ひとつもないんだ・・。春が来て生まれ 夏が来て大きくなり
秋になって美しく紅葉した。変化するのは自然なんだ・・。 君は春から夏になるとき 恐かったかい? そう聞いてフレディーは
少し安心しました。この木も死ぬの? いつかは死ぬさ、 でもいのちは永遠に生きているのだよ! ダニエルは答えました。
僕生まれて来て よかったの? フレディーは尋ねました。 ダニエルは深くうなずきました。
ぼくらは春から冬までの間 ほんとうによく働いたし よく遊んだね ! まわりに月や太陽がいた! 雨や風もいた。
人間に木陰を作ったり 秋には紅葉して 皆の目を楽しませた。それはどんなに楽しかったことだろう、 どんなに幸せ
だったことだろう。 その日の夕暮れ 金色の光の中を ダニエルは枝を離れていきました。 『さようならフレディー。』
ダニエルは ほほえみを浮かべ ゆっくり いなくなりました。
フレディーはひとりになりました。次の朝は雪でした。 フレディーは自分が色あせて枯れてきたと思いました。
冷たい雪が重く感じられます。 明け方 フレディーは迎えに来た風にのって 枝を離れました。痛くも こわくも
ありません。空中にしばらく舞って それからそっと地面に下りていきました。 その時 はじめてフレディーは
木の全体の姿を見ました。 なんてがっしりした たくましい木なのでしょう・・。
ダニエルから聞いた いのちという言葉を思い出しました。 永遠に生きているのだ ということでした。
フレディーの下りたところは雪の上です。やわらかく 意外とあたたかでした。フレディーは目を閉じ 眠りに入りました。
春になって枯れ葉のフレディーは水にまじり 土に溶け込んで 木を育てる力になるのです。“いのち”は目に見えない所で
新しい葉っぱを生み出そうと準備をしています。 大自然はいのちを変化させ続けています。
また 新しい春がめぐってきました。 (終わり)
菜の花 花の都公園の農地に咲く 時期外れのアブラナ。
ポピー この花も春ですが 何か意図があるのでしょうか?
花菱草 ? 花の都公園の広い農地一杯に咲いています。
この真っ白い花の群生は 霞草(かすみそう)でした。
雨の中 ツバメも一休み !?
柳らん でしょうね・・。
6月から咲いている桔梗
クレマチス ちらほら見るようになりました。
さつき 色々な色がありますが・・。 もうそろそろ終わりですね・・。