ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  散歩も楽しい! 春の花が 鏡川土手にも色々咲いています。 

2019年03月14日 | 自然 花 写真

 ( 菜の花が 鏡川土手に広がって 咲いています。 春は黄色が似合う 一つの例です・・。)

 

3・11大震災が起こったのは8年前ですが その後も熊本地震 西日本豪雨 北海道地震など次々と
自然災害が起こっている。日本はまさに災害列島と言える。前回も書きましたが 高知は南海トラフの
上に乗っかっていると言ってもいい感じです。88年周期で大地震が起こると推定され ここ73年間
起こっていないので これから10年~30年の間にM9級の大地震が起こる可能性がきわめて高いと
言われます。明日起こっても不思議でない状況で 自治体だけでなく 私たち一人一人が備えなくては
ならない・・のです。 

福島をはじめ東北での復興の大変さを考えるとき 如何に備えを万全にして 被害を最小限にするか
私たちも過去の大地震の教訓に学ぶことが必要です。福島県は震災前に比べ16万人以上人口が減って
います。まだ避難されている方は県で4万人以上おられます。私が訪ねた富岡町は避難指示解除区域の
住民居住率は9% 浪江町は6%程です。復興拠点区域の再開発、復興住宅の建設は進んでも 住民は
帰るに帰れない状況があります。 丸っきり人がいない! 産業や店舗は戻らず 活気が無い! 町は
元通りになるのか? 戻るのは高齢者ばかり・・?!

今戻るのは高齢者ばかり・・!?と一般論で書きましたが 先日の特集番組で 69才の独り暮らしの
男性が 自分は戻って大熊町の災害公営住宅に入り 元の住宅は解体し 木々を植えて 広場を造り 
夏は盆踊りなど人々が集まる場所にしたいと語っていました。このままでは終わらない ! 昔の
賑わいを地元に取り戻したい ! という思いを語っていました・・。

未だ全国で5万人以上の避難民がいて 自治体は復興のための生活環境の整備を進めているが 働き
盛りの20代、30代では帰還しないと言う人が60%を超えている。第一原発が立地する大熊町
(立派な庁舎が完成)では全世代で60%を超える人々が帰還しない!としている。買い物や病院への
不安。故郷だから帰りたい気持ちと安全な 元の生活が取り戻せるか?は 又違った問題だ。折角
造った復興住宅に入り手がいない、、? 帰還に向けての住民の動きは鈍い・・・。

ある偶然から福島産のひとめぼれ というお米を買った。新聞で読んでいて風評被害の大きさを聞いた。
一袋毎に検査して放射能ゼロを確認したお米だ。教会にも一袋持参して皆さんにも食べて貰った。
福島産というだけで スーパーに置かれなかったり 値段が下げられる・・、風評というのは本当に
恐い !? 私も食べて頂くのにどこか躊躇があった・・。韓国 中国では東北3県の産物は輸入して
いないとか・・。放射能が恐いから・・と多くの人が言っていた。


未だ八王子にいた時 韓国から来ていた青年が 両親に説得されて国へ帰って行った。あの3・11
大震災の時だ。そのときは唖然とした。日本人は日本から離れる気持ちになった人はほとんど無かった
と思うが 外国から来た人々はやはり放射能が恐い! と思ったのだろう・・。根拠の無い風評被害を
如何に除くか マスコミだけでなく 私たちも正しく事態を把握しなくてはなりません。

 

啓蟄を過ぎ 小さな虫たちも目を覚まします。 白いチョウを見ました。

垣通(かきどおし)が 春の大地に広がってきました。 小さな花ですが 広く咲き出しています。

2月から咲いているオオイヌノフグリも 更に小さく広がっています。

水仙も去年の12月から・・、 勢いが衰えません。 群れて咲くスノーホワイト。白雪姫のこと?

鏡川には 鴨やオオバンが泳いでいます。水の底には 大きな鯉が・・・。

白木蓮も鏡川土手を飾ります。

ついでに 紫木蓮。

堤防の広場には 若者達が よさこい祭りの練習を始めています。

ヒマラヤ雪の下。12月から4月迄 花期が長い・・。 寒さに強いんですね・・。

これは桃の花。梅の花が終わり 染井吉野が咲き出す前に 鮮やかな大きな花を付けています。 

 

コメント (1)
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