( 今は5時40分頃 朝陽が昇ります。 お天気のいい朝 自然の絶景を眺められて 幸せです。)
やっと9月になったと思ったら 台風11号の到来です。大型の台風で 30℃もある海水温によって勢力を増しながら 迷走を
しています。コロナ 猛暑 台風と自然災害が人間を襲っています。
世界で気温50度を超える日数が1980年代の2倍になっているそうです。日本では50℃などあり得ませんが 40℃は現実に
なってきています。今年梅雨明けした?6月下旬から7月上旬にかけて、群馬県伊勢崎市で最高気温40度以上が3日間観測される
など、西日本から東日本各地で記録的な暑さとなりました。
最近30年間(1992~2021年)の猛暑日があった年間日数は約2.5日で、統計期間の最初の30年間(1910~1939年)の年間日数約0.8日と
比べて約3.3倍に増加している。100年前は年に1回程度しか猛暑日は無かった。年によって日数は異なるが 最近の東京は2010年
13回 2013年と2018年に各12回 今年は16回です。梅雨明けの6月末から7月初め 9日連続猛暑日になって人々を驚かせ
ました。 これは統計開始以来の最高水準の暑さでした。熱波の背景には長期的な地球温暖化が影響しているようです。
地球は水の惑星です。人間の身体の60%以上が水で出来ているので 水を飲まなければ4~5日で命を失ってしまいます。
熱中症を防ぐ為にも水分を飲みましょう!と 言われています。日本は湯水のように使う程 水が豊富です。高知県は年3000mm
という多雨県です。お城造りにも独特の排水対策が取り入れられています。
でも世界は今そうではありません。ヨーロッパはひどい干ばつで各地の川が干上がっています。ドナウ川 ライン川 ポー川
テヴェレ川 セーヌ川 テームズ川 ヨーロッパの多くの河川が渇水で 飲料水 輸送 農業などに問題が出ています。中国の
長江(揚子江)も同様です。
8月の異常気象は偏西風の蛇行が大きな原因と言われていますが 温暖化で 海水温が暖められ 水蒸気が多く発生して 大雨 長雨と
なっている地域もあります。パキスタンでは6月から雨が降り続き 国土の1/3が水没 1000人以上の人々が亡くなっています。
雨が均一に降ることなく 一方で干ばつ 他方で洪水の地域があるのです。雨の降り方が極端で 降れば土砂降り 降らないと
今年の早明浦ダムのように平年の1割程度に留まり 河川の流量も減少したりします。
チェコのエルベ川の川底に 『 ハンガーストーン 』が現れた。この石には 『 私を見たら 泣いてください。』 と書いて
あるという。17世紀の渇水に苦しんだ人々が警告のために川底に書き残したものだという。先人の苦しい過去を思うと共に
現在の人々も同じ苦しみに喘いでいる・・。17世紀というと 科学文明 産業革命前の時代 時代が変わっても 自然災害は
変わらない・・。
自然の恵みが 大きな災害にとって変わります。欧州のエネルギー危機に 河川の渇水が追い打ちをかけています。幾ら科学が
発達しても 地球規模の変化に 生き物は付いていけない。その原因を探り 対応しなくてはなりません。それが今です。10年後
30年後では 更に巨大になった異常気象の前に 術も無く 立ち尽くすことになってしまいます・・。未来の人々を泣かせ
たくは ありませんね・・。
高知の『 環境絵日記 』。 高知県内の小学生が描いた絵日記です。
少し字が小さいので 読めないかも知れませんが 子供達の熱心な気持ちが伝わってきます。
祖父母が作ってくれた野菜や果物が大好き !
海岸に捨てられたゴミ。そこに暮らす動物たちが食べてしまう・・?
高知は農業が盛ん ! 美味しい野菜や果物がスーパーにならんでいます。
ニホンカワウソは1979(昭和54年)以降 見た人がいません・・。
高知は太平洋に広がる土佐湾があります。そこには沢山魚がいます。
6月 暗い川に ホタルが光っているのは とてもステキです。
絵日記にも牧野富太郎博士の牧野植物園。 来年は朝ドラに登場 !
オオタニも聡大も素晴らしいが 牧野富太郎博士もスゴい ! 努力の人ですね。
こんな変わった朝焼けもあります。
自然の芸術です。
1910年からの猛暑日(35℃以上)の年間の日数。右上がりです。
教会の生け花。 ヒマワリは 夏を代表するはなです。