( 鏡川に近い 銀杏並木(いちょう)も 大分黄色くなってきました。)
23日は秋分の日 昼と夜の時間が同じ、暑さ 寒さも彼岸までで 朝のヒンヤリした空気は爽やかな秋のイメージです。
スーパーにも柿や栗が出まわり あちこちに彼岸花が咲き 遅れている秋桜もすこしづつ咲いてきています。今は黄花コス
モスが全盛で 橙や黄色い花が目立ちますが 百日紅の赤もきれいです。暑さと大雨からお別れし 澄み切った秋の空で色々
動き回りたいですね・・。
高知県は県土の84%が森に覆われています。四国山脈はじめ多くの山があり 山間地に里山里地など 集落があります。
南側は大きな太平洋があり 黒潮という暖流が流れています。山からは四万十川 仁淀川など清流が流れています。その流域
には豊かな土壌があり 農産物が豊富な県です。一つ無いのが新幹線で 陸の孤島などと悪口を言われます。確かに交通の便が
あまり良くなく ガソリンが高いのも運送費が高くつくからだと 半分諦めています・・。(現在 185円)
こんな豊かな自然環境が多種多様な生き物の生息地となっています。生物多様性と言います。それは生態系の多様性 種の
多様性 遺伝子の多様性が維持されているということです。人口減少が甚だしい高知 山間地の過疎化がどんどん進み 若者は
大阪や東京へ 高齢者は便利な高知市に集まる傾向があります。私たちも老々介護の高齢者家族です。病院やスーパーなどが
身近にあること 路面電車でも電動自転車でもバイクでも市内の中心街に出られます。勿論シニア割引のあるタクシーも使え
ます。 毎日数回は救急車のサイレンを聞きます。又高齢者が乗っかかっているのかな~という思いでいます。
そんな高知ですが 他の地域と同様 生物多様性の『危機』があります。生き物の生息環境の減少をもたらす人間活動による
危機、過疎高齢化による里山の荒廃など自然に対する働きかけの縮小による危機、生態系の質的劣化をもたらす汚水や廃棄物
の増加 或いは外来種の増殖という人間が持ち込んだものによる危機 海水温の上昇などにより藻場が消失する地球環境の
変化の危機・・ といった様々な形で生物多様性の破壊が進んでいます。
私たちが生きる地域は 他の生物も多く生きる同じ環境だということ 人口の増加で他の生き物の環境を圧倒して 自然の
恵みを人間だけが独占していいというのは人間の傲慢です。熊や猪が人里を荒らすから殺処分する、鶏や豚がインフルエンザに
かかるとその農場の全ての鶏や豚を一斉処分するやり方は 果たして正しいのでしょうか ? 私にも正しい答えはありません
が ハワイ島での山火事で亡くなった人々と オーストラリアの山火事で死んだコアラやカンガルー その死をどう考えれば
いいのでしょう ?
高知県も過疎化を食い止めるだけでなく 豊かな自然を多くの人々が楽しくエンジョイする未来を今造っていこうとして
います。昔の人々が築いて来た高知の風土を未来に残す為 県民ひとり一人が自分達の暮らしと自然を守る担い手となるよう
考えて行こうとしています。次回 ふるさとの命をつなぐために 2030年迄の7年間に何をするべきか 考えてみましょう。 ( 続く )
( 高知県 生物多様性高知戦略から参照 )
お彼岸の一日 香川県にある四国水族館に行きました。 主に土讃線(どさんせん)で見た風景。
特急南風(なんぷう)が1時間に1本走っています。キャベツ? ここは未だ刈り入れ前。
山やトンネルも多いですが こんな風景もあります。
お茶の畑ですね。
線路脇には ずう~と彼岸花(ひがんばな)が咲いていました。
大歩危(おおぼけ)という面白い? 名前の駅。 紅葉が始まっている。
写りが悪く 申し訳ありません。 徳島大歩危辺りの吉野川。 大歩危小歩危は景勝地として有名。
吉野川。 高知と徳島を流れる1級河川。総延長は194m。
川幅は東京の荒川に次いで 全国2番目に大きい。
やなせたかしさんの アンパンマンから キャラクター列車ラッピング。
御免の駅から始まる 土佐くろしお鉄道 各駅のキャラクター。
敬老の日のお祝い ! 高知では80歳が老人 ? なのかな~。 ともあれうれしい。
小学生も 敬老の人々を祝ってくれました。