(まだ 雨だれの音を聞きながら カーテンを開けると この富士山が 見えました。)
昨日の 富士山は まれに見る 美しさ でした。
その前の日は 一日続く雨、 それも激しい雷を伴う
天地の怒りを 思わせるもので 時に光る 稲光は
夜の暗さを 一瞬にして 地上の全てを 照らし出す
巨大なエネルギーを 秘めたものでした・・。
水が 汚れを洗い流すように 空中の黄砂 塵、埃が
全て 天の水によって浄められ 実に 澄んだ青空が
広がり その中に 真っ白な頂の富士が 長い裾野を
惜しげも無く広げる様は 地上に 『 火の鳥 』 が
舞い降りた感がしました・・。 火の鳥と言っても
ご存じない方も いらっしゃると思いますが 私の愛読書?
イエ 愛読漫画、 手塚治虫の作品の 主人公です。
暇にまかせ 忍野図書館で借りて 改めて 彼のフイルドワーク
を読んでます・・。 その発想、構想力は 文学作家以上のものが
あり、 松本清張と共に 何故 国民栄誉賞を 受けなかったかと
思うほどです・・? 手塚さんの話をしていると 長くなるので
改めてに しましょう・・。
このGWを はさんでも 激しい天変地異でした。 朝0℃くらいに
下がったと 思えば 突然 夏日の暑さ 温度差が尋常ではないですね・・。
今年の桜の開花も 予報通りではなかったようで 札幌でようやく
満開の報! 高知での桜の早さを 思えば 今頃なの・・と 隔世の感 ??
春 咲き乱れる花の上を 昆虫が群れ飛ぶ様を見て 手塚治虫は
『 大自然という偉大な力の 持ち主によって生じた わが地球の
豊かなる生物の動き 』 と わずか13才の時に 表現しています。
自然保護に 関心を向ける心は 小さい時から あったようですね・・。
ついつい 頭の回路が 手塚治虫に つながってしまいました・・。
富士山の世界遺産登録(未定ですが) を喜ぶ多くの書き込みを見て
感動した余韻が まだ残っているようです。 今日から 高尾に 行きます。
今までの富士山に 較べても 澄んで 中腹もはっきり 見えるでしょう。・・。
朝食も そこそこに 部屋を飛び出し いつものポイントを 回りました。
中腹に広がる緑濃い部分、目でははっきり見えるのですが 写真では曖昧? だから拡大しました!?
少しづつ 近寄りました。 美しさは 変わりませんが アップで見ると 少し圧倒されます。
新緑も 合わせ ご覧頂きます。 画素数を上げると もっと精細に見えるのかも・・・。
先日 見た時より 書き込みが数段増えました。 全国の力にも 圧倒されました・・。