( RKCTVから拝借した第10回 高知龍馬マラソン大会のスタート。)
季節外れの暖かい冬の日々です。高知の梅が咲いたのは1月14日 平年より13日早く 過去20年で最も早い開花でした。
花の追っかけマン? としてはうれしいことですが その後も異例の暖かさが続いており TVでもこの夏の暑さを心配する
声が上がっています。高知城の桜の開花は3月16~18日だそうです。去年も17日に開花しました。今や桜は入学式と
いうより 卒業式を飾る花になりました。 高知龍馬マラソンも暖かい日射しの中で行われ 8395人の人々が走りました・・。
私も 前日太平洋岸や春野の総合運動場までのコースをバイクで走ってみました。
世界の平均気温が昨年観測史上初めて年平均で産業革命以前に比べて1.5°以上上昇していたことが、欧州連合のコペルニクス
気候変動サービスの研究で明らかになった。世界各国は2015年にパリ協定を採択し、気候変動による深刻な影響を回避する為
世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて1.5°以内に抑えようとしてきた。残念ながら既に世界は今世紀末を待つまでも
なく パリ協定の目標を超えてしまった・・!?
私はこの自然ブログを始めてからも 温暖化対策はそう難しい問題ではないと思っていました。国が、企業が、個人が 二酸化
炭素(温室効果ガス)排出を抑えれば 気温上昇はストップするという科学者達の発言があるからだ。事実各国もパリ協定に
則って脱炭素化を進めている。しかし発表されるデータでは 一向に排出量は減少しない。それどころか コロナ禍が落ち着
いて? 経済活動を活発にする国が増え 『 脱炭素化 』 は単なるスローガンに過ぎなくなっている。
『 気候不正義 』、『 気候難民 』という言葉が使われている。温暖化における不平等の問題だが『 汚染者 』が二酸化
炭素を排出し続け 産業活動が未だ低水準の国々の人々を苦しめているという不正義だ。 国家間のこの矛盾をCOP会議は
討議し 調整してきた。毎年COP会議を開いても 仲々議論が進まないのは 国家間に不公平、不正義があるからだ。
2070年迄に現在30億の人々が暮らす地球上の19%の土地が 人の住めない場所になると科学者は推論する。人々は立ち退きを
迫られ 気候難民となる危険がある。今迄も人類は地球上を移動し 人口を増やしてきた。しかし何十億の人々が生まれた
地域に住めなくなる現実を想像するのは難しいが ガザの人々の現状を見れば分かる。それも50年を待たないで起こる事態で
ある・・。これは空想だが 大農業生産地となる北海道へ移住する人が増えるだろう。しかしその北には ロシアがいることを
忘れてはいけない。 80年前もロシアは スターリンの野望として 北海道への侵略を考えていたと言われる・??
多くの科学者達は 世界の平均気温が1.5度に近づくに連れ 世界中で洪水や干ばつ 熱波 森林火災が起きたと言っている。
2018年度の国連の報告書では気候変動の様々なリスクは平均気温が2度に達した時の方がはるかに高いという。私もこの冬の
想定以上の暖かさに身体は喜んでいても 心ではこれは不味いと不安を高めている。いや今より5年後 10年後 更に言えば
30年後 50年後に生きる人々にとっては 我慢出来ない程の気候変動が起こることを心配している。その被害は国や経済力
の差ではない人類全体 そして他の生物へ危険が及ぶ・・・。
仁淀川河口大橋。 この先に折り返し地点があるので 両側通行になっている。
今高知各地で 梅が満開 !
そして早咲きの 河津桜も満開になってきました。 ピンクがきれいです。
香りはありませんが 花が梅より沢山付いています。
鏡川の土手に咲く 早咲きの桜 陽明桜とも 昔聞いたことがあります。
これは 木瓜(ぼけ)の花。 地味ですが しっかり咲いていますね。
ミモザの花もきれいです。 以前見ていた木が何故か切られており ガッカリしました。
黄梅(おうばい)も負けていません。 江の口川沿いに広がって咲いています。
久し振りに見た 黄水仙 ゴールデンダッフォデル。
フキノトウも出て来ました。 あっという間に背丈が伸びていきます。
ジンチョウゲは早くも 満開。
観梅を楽しむ人々も お城の梅林を楽しんでいます。