信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

涼しくなった夕暮れ

2009年08月23日 23時03分14秒 | Weblog
この数ヶ月で久し振りに、北アルプスが見えた。
夏の終わりに、はっきりと槍ヶ岳まで見える。
今日の空はどこまでも清み、うろこ雲になっているからもう秋が来ている。
昨日は休日であるが、病院祭で出勤した。
5月に予定されていたが、インフルエンザが流行始め、中止になった。
今回で5回目、どうしても行ないたいとの院長の希望で8月なら大丈夫ではないかと実行された。
花火が上がり、岡谷太鼓保存会の腹の底に響く音でのオープニング。
ヘルスチェックには200人以上の周囲の住民の方々が見え、会場はエアコンをハイにしても熱気で汗だくだった。
1500食作った無料カレーライスも空っぽになった。
研修医の演劇、医師の講演会、大抽選会、外では屋台が出て、イベントが多い諏訪の本領を発揮していた。
長野県中央部の地域医療の中核をになう病院としては地域住民も含め職員のチームワークを作る良い機会であった。

あけて今日は
日曜園芸家で畑に埋もれた。
きゅうりは眼を離したら13本もなっていた。
西瓜がひっそりとコスモス畑の中で3個も大きくなっていた。
西瓜は生まれて初めての作品である。
トマトは鈴なりになっていて、長かった雨の後急に勢いを取り戻していた。
しかし
すぐにでも秋の野菜の準備を始めねばならない。
園芸家は休日は無い。
痛い腰をかがめながら、頭の中は次の季節を追っている。
疲れていても野菜たちに元気を貰い、夕方散歩に出て、八ヶ岳の姿と澄んだ空気に思わず深呼吸をして、小さな幸せを感じ取った。