島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

72.笹だんご

2024-08-07 | 菓子たくさん

 家内の友人から、新潟土産を貰いました。

「笹だんご」、てっきり「坊ちゃん」に出てくるので有名だと思いましたが、それは「笹飴」でした

 餡を中に入れたもち米と上新粉の餅を、笹の葉に包んでイグサで結び、蒸してあります。

旧暦の端午の節句に、無病息災を祈ったり、田植えを終えたお祓いを兼ねて食べた、ハレの日の餅菓子で、粒餡の代わりに、レンコン・人参・小松菜などお惣菜を入れることもあるようです。

 1個200円と、手間がかかりそうなのに安いです。

 貰ったのは、1931(昭和6)年創業で、一番有名だと思われるこの田中屋本店の「笹だんご」です。

この店のマスコットはこの「あかねちゃん」らしいです。

 そもそも「笹だんご」が新潟土産の菓子として有名になったのは、1964(昭和39)年の新潟国体開催の時のようですので、「坊ちゃん」は関係なかったですね。

 いつものように断端を見せようと包丁を入れましたが、潰れてしまい噛んだより汚い写真になってしまいました。

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71.若あゆ

2024-08-04 | 菓子たくさん

 中学高校同級生の友達は、自分の町内の放下鉾のちまきと若あゆを、律儀にも毎年くれます。

島に行ってる間も、京都が恋しいだろうと、わざわざ送ってくれた時もありました。

今年は麻雀の時に貰いました。(また役満もして勝ってしまいました)

 

 創業1855(明治18)年の大極殿本舗は、長崎にカステラ修行に行き、京都にカステラを流行らせた店と言われてます。

 カステラ生地で求肥の餅をつつみ、桂川で泳ぐ若鮎の形を模したそうで、飽きが来ない私好みの美味しい和菓子です。

 友人から貰ったばかりですので、価格ははっきり書けませんが、納得のいく価格のお値打ちのお菓子です。

  また来年もよろしくね!

 

 昨日は突然の夕立5分ほどで、また暑くなりましたが、今日は降るぞ降るぞと思ううちに降ってきて、ブログ書いてる間も降り続いてますので、少しは過ごしやすい夕方になりそうです。

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70.祇園ちご餅

2024-07-17 | 菓子たくさん

 本日(17日)は祇園祭の山鉾巡行、曇り空で蒸し暑いですが、これくらいの方が木村君は楽ですかね。

今年の祇園祭は、何も予定がなかったので、このブログを書き上げたら巡行のテレビ中継を観るぐらいです。

 ブログネタに困ったら続けていた「菓子珊珊(サンサン)」山下恵光著をもじった「菓子たくさん」、70回目になりました。

 祇園祭にちなんで、「祇園ちご餅」です。

一包み三本入り、竹の皮風の紙で包み三色の短冊で飾ってあります。

 三本の串に刺された可愛いお餅です、一包み540円。

稚児の御位貰いの帰りに、八坂神社の門前の茶屋で、稚児が一堂に味噌だれをつけた餅をふるまい、そのちご餅が疫を除き福を招くと評判になったようです。

 本家若狭屋(江戸時代創業)から別れた1893(明治26)年創業の三条若狭屋のご主人が、大正初期にこのちご餅のことを知り、それに創意工夫をし創作したそうです。

 白みそを甘く炊いたものを求肥で包み氷餅をまぶし竹串にさしてあります。

三条若狭屋から近い所に住んでいた私は、上等なのでそんなに食べる機会は有りませんでしたが、昔から好きでした。

 今回は次男一家が宵宵々山を見に行った帰りに寄ってくれて、お土産に鉾の形の箱に入ったのをくれました。

 この後8時半からの巡行中継を観て過ごします、少し晴れてきました。

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69.日向夏 鶴乃子

2024-05-13 | 菓子たくさん

 今回もゆで玉子は完璧に殻が剥けました?

でもこれは鶏の玉子ではなく鶴の玉子です。

 今回は割ってみても卵でしたが、本当は宮崎県産日向夏を使用した餡をふんわり生地で包み込んだ季節限定(5月~8月)「日向夏 鶴乃子」です。

 明治38年創業の博多の老舗 石村萬盛堂 の名物お菓子 鶴乃子 の一つですが、爽やかな酸味と香りの夏の風味と言うことです。

1個100~130円ぐらい、フワフワっとマシュマロよりも柔らかく食べられて、好きです。

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68.ごまたまご・チョコたまご

2024-05-09 | 菓子たくさん

 最近はゆで玉子はほとんど作らず、目玉焼きばかり。

それも蓋はせずに、ゆっくり弱火や余熱で目玉焼きを作ってますので、黄身は黄色いまま綺麗ですが、これで黄身はほぼまだ液体ですので、啜って食べてます。

 久しぶりにゆで玉子を作って、完璧に殻を剥いてみました??

 茶色いのもあるので、バレましたね。

完璧に剥けたゆで玉子ではなく、黒ゴマのペーストと黒ゴマ餡をカステラ生地で包んでホワイトチョコでコーティングした「ごまたまご」と、ココアスポンジでキャラメル餡とチョコフィリンクを包み込みキャラメルの香りを添えたダークチョコで仕上げた「チョコたまご」です。

舌を噛みそうな材料で出来てるややこしそうなお菓子ですが、東京の定番土産の様です。

 東京玉子本舗銀座たまやさんの「ごまたまご・チョコたまご」、1個170円ぐらいですかね。

 断面では完全に玉子で無いことが解りますね。(前から解ってます)

ゆで玉子も美味しいですが、この玉子たちも美味しいです。

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