島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

久賀島つばき祭 その2

2013-02-28 | 五島列島
  
 久賀島は左手のような馬蹄形の島です。
奈留島はこの右手よりもう少し大きく、手で表現しにくいですが、まあヤツデ状。
その間は、奈留瀬戸という狭い海峡です。
   地図代わりに、心眼でこの手を見てください!久賀島と奈留島です。
  
 左手拇指の付け根に旧五輪教会はあるので、そこへ向かう山道からは前島のトンボロ(丁度写真中央がトンボロ、満潮なので沈んでいます。その向こうは椛島)が、すぐ近くに眺められました。
  
 左手拇指の爪の所にある折紙展望台は、久賀島島民の手造りの展望公園で、以前来た時に比べより整備されていて、宇久・小値賀・三井楽の姫島まで見えましたし、日によっては長崎本土も見えるそうです。
 此処から東を見れば、写真左から大串・江上・小田・宿輪・鈴ノ浦まで、奈留島の長軸西側面(右手の拇指と示指で作った部分)が、全て眺められました。
 案内してもらった坂谷さんは、「子供の時は櫓の舟で、大串やトンボロまで渡って、鮑を獲った」と話されました。
潮の流れをちゃんと読んで櫓を漕いだ昔の子供はすごいですが、それぐらい久賀島と奈留島は近かったとも言えます。
 折紙展望台の右下の蕨から大串まで定期航路が、昔はあったようです。
  
 再び左手示指にある、遣唐使船も停泊した良港の田ノ浦港に戻って、亀河原椿林を歩きます。
 椿林を抜けて、この写真中央ぐらいの海岸に出ました。
久賀島も北西海岸は、奈留島の野首と同じような景色です。
  
 海岸に降りて振り返ると、椿の葉が陽を浴びて照り輝いていました。
  
 久賀島では肉牛も買っていますし、この日だけ開かれた露天市で久賀産の米と卵も買えました。
人口は今や400人を切っていますが、耕作可能な土地は多く、水も良いので、漁業以外にも生きる道があるようなのが羨ましいです。
  
 昼食は千円で、さざえの炊き込みご飯・お椀いっぱいの豚汁・久賀産の車海老2匹、牡蠣4個、さざえ1個を焼いて、腹一杯。
  
 旧田ノ浦小学校の校舎には、気に入ってコルシカ島から移住した、フランスでは有名な松井守男画伯のアトリエがあります。
本人自ら説明と案内をしてくれました。
五島ではよく展覧会があって、新聞などで見たことはありますが、本物のほうがずっと良かったし、旧五輪教会や日本二十六聖人殉教記念碑を描いた水彩画は、買えるなら買いたいぐらい気に入りました。
 しかし本人は天才なのでしょうね、付き合うにはやや気難しそうでした。

   返事
hisakajimaさん:ご主人にも御世話になりました。
    コンサートも来ていただいて、ありがとうございました。
花水木さん:*小石の山もお墓です、下には寝棺があるのでしょうね。
      *奈留ー久賀の定期航路はないので、ハブ港の福江に行かなくてはなりません。
      *美味しい画像はいつも食べ始めてから撮るので、これしかありませんでした。
       写真は下手も、味は上等でした。
大雪男さん:昔は久賀島から嫁いで来た人もたくさんおられたようですが、
      尋ねると、「久賀島には長いこと帰ってない」の返事多いです。
喜珍さん:*海鮮グルメ、確かにあの料金で豪華すぎましたが、島からの参加料はそれほど安くなかったですね。
     *今の色が元々の九商カラーだったのですか!!
     *燃える生ゴミも燃やすご時世、まあ灰にしてもらって撒いてもらうのが良いのではないでしょうか。
コメント (4)
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久賀島つばき祭

2013-02-25 | 五島列島
 
 五島では第19回五島椿まつりのま最中です。
その中で、奈留島海鮮グルメウォークの旅は、内輪もめか・手違いか・参加者が集まらなかったか、今年は中止になりました。
 それで、久賀島つばき祭に参加。
奈留島の隣の久賀島ですが、一旦太古で福江島まで出て、福江港から久賀島行きの定期便に乗り込まなくてはなりません。
  
 グラスボートとして観光で活躍している「シーガル」が、定期船に利用されているので、船底のガラス窓から水中が見られます。
しかし、船が動き出すと水流が見えるだけ、それでもこの水流はじっと見ていても厭きません、酔わない程度に水流を眺め続けて20分、久賀島の田ノ浦港に到着です。
  
 旧五輪教会は奈留島の江上教会と同じく、世界遺産登録をまじかに控えていて、久賀島観光の目玉になっていますが、
  
 私が久賀島で一番好きなのは、旧五輪教会の上にある、江戸時代から続くキリスト教徒の墓地です。
日本の中とは思えず、トランシルバニアに迷い込んだ気持ちになります。
  
 この日は快晴で、木漏れ日を受けた墓地を見下ろすと、又違う雰囲気です。
時間がないのが惜しい気持ちで、団体に追い付きました。
     今回は時間制限で書くのはここまで、まだ久賀島続きます。
   返事
花水木さん:男ですから尿失禁は少ないですが、
     ガスのついでに身が出る体になりました。
喜珍さん:「色は」から「いろは」の発想はなかなかのものですね。
大雪男さん:万葉・椿がピンと来ないのは、船体が九州商船カラー?の緑と白でないからでは!
     何故あんな色にしたのか?不思議です!他の会社になるのですかね?
コメント (5)
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奈留島百人一首 9

2013-02-22 | 奈留島百人一首
  
 9. 花の色は うつりにけりな いたずらに
             わが身世にふる ながめせしまに

                        小野小町(9世紀後期)
 長雨が降り続いている間に、桜はすっかり色あせてしまいましたが、私も物思いをしてる間に、すっかり色あせて年をとってしまいました。あーあ! 「小町」
 若い時はさらっと流したような歌も、今詠むとやはり身にしみて「良いなあ」と思う時がありますね。
  
 9. 鼻の先を むやみに蹴りな いたずらに
            わが身尾をふる つもりですのに

         鼻の・蹴りな・いたずらに・わが身・ふる・に  17字同じ
 せっかく私が歓待の意味で尾を振っているのに、むやみに私の大事な鼻を触らないで下さいよ、いくらご主人のお孫さんでも、しまいには怒りますよ。ワーン! 「フーク」
 孫が来て帰ると、疲れてしまうのは私だけでなく、フークもそのようです。
  
 フークは主に目と尾で私に訴えかけますが、早く外に出て朝の小便をしたい時には、玄関で尻尾を壁に当てて合図します。
 上の句も下の句も上手に変換された、素晴らしい一首だと思いますが、最後が「つもりですのに」と、です調で終わるところは、しょせんは犬畜生の作品、百点満点にはなりませんでした。
 此処に至って、奈留島風景とは関係ない犬の歌になってしまいましたが、一応島の皆様からも「奈留島一賢い犬」と言われているフークですので、奈留島と辛うじて関係あるとお許し下さい。
  尚今後も時には種が尽きて、「どこが奈留島や!」と言われる歌があるかもしれませんので、そのときもお許しをお願いいたします。
  
 ついでにもう一枚、最近のフークです。
もう一歩の階段を降りられなくなって、なんか訴えてるようですが、足をつっぱて珍しい姿勢をしていました。
トイレ前ではないようです。
 と言うわけで、本日の歌は我が家の小野小町、フークの作品でお茶を濁させていただきました。
  「なに!主人の替え歌よりフークの方が上手やて!」・・・・。

    返事
大雪男さん:若松港2階の喫茶店は、我々と同世代ぐらいの人が経営されています。
    来月ぐらい1ヶ月の休業ャXターが貼ってあったので、ご注意を。
花水木さん:バックが苦手な人は、私だけではないのですね。
    私の友達は皆、前進よりバックの方が上手ぐらい早く綺麗なバックをしますので、
    いつも私は笑われています。
喜珍さん:車でも感覚が違うかもしれませんが、距離全般に対する感覚も違うのか、
     奈留島の人は歩きませんね!
    椿まつりゲートボール大会ご苦労様でした。当直だったので始まった途端外来に呼ばれました。
     来年はャXターにも載せて下さい。
 2.:バルバス・バウにもついていける様になりました。
     椿・万葉の船首は直線で鉄仮面よう、オーシャンの曲線は缶切りようですね。

コメント (2)
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上五島中通島へ

2013-02-18 | 五島列島
  
 先週土日は当直だったので、先々週のランチの続きです。
 朝9時浦湾で、福江に行くニュータイヨウと若松に行くフェリーオーシャンがすれ違います。
前回報告のマルゲリータに行く為、その日はフェリーオーシャンに車で乗り込みます。
上五島は車がないとどうしようもないし、レンタカーの情報もわかりにくいので、自家用車で行くのですが、フェリーにバックで乗るのはへたくそなので少々不安あります。
  
 奈留島と若松島の間の瀬戸は、いつもはかなり揺れるのですが、今日は穏やか。
天から神が降りてくる光の道は、写真に撮ると、もひとつですね。
  
 連休でもあるので、途中の小島や磯にはたくさんの釣り人が糸をたれています。(人がへばりついているのが見えますか?)
瀬渡し船で送られて、こんな所で命がけの釣りは、私は絶対にしないでしょうね。
  
 若松港から北へ向かい35㎞程、久しぶりのインプッレサでのドライブです。
マルゲリータのロビーから頭ヶ島方面を望みます。ホテルの庭にはマーガレットの白い花が咲き乱れていました。
 前回報告のように、ここでランチ。
  
 帰りのフェリーの時間も有るので、上五島の教会群も車窓から少し見ただけ、スーパーマーケットにチョット寄り、若松港まで又戻ります。
 船が来るまで30分ほどあるので、フェリー乗場2階の喫茶店から、フェリーオーシャンが接岸するのを眺めます。
この浮桟橋にバックで入って行くのも少し不安ですよ。
  
 夕方4時、奈留島への帰りも揺れずにのんびり。
もう春の海という感じでしょうか、海もキラキラ輝いていますが、写真に撮ると、もひとつ。
 もうチョット腕をあげましょう。

    返事
花水木さん:50代と60代ではかなり違いますね。
    70代になってもブログをしていれば、全身を隠すつもりです。
和さん:上五島も、車さえ調達できれば便利ですよ。
大雪男さん:日曜日なのでか、10組以上の食事客はいました。
    奈留島から見たら、羨ましい限りです。
喜珍さん:寄り道せずに車で行くと、若松港から30分なので、
    私の感覚からすると、近い近いです。
商家の嫁さん:タイ・アメリカ・箱根にシンガメ[ルですか、しかも高そうなホテルばかり。
    羨ましくて、よだれをたらしながらブログ読んでいますよ。
コメント (3)
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マルゲリータ

2013-02-14 | 五島列島
  
 5年ほど前に上五島にある国民宿舎へ、京都からわざわざ来てくれたガールスカウトの知人と家内とフークで、泊りに行った時の写真です。
 この国民宿舎が民間に払い下げられ、リゾートホテルとして生まれ変わっていました。
  
 先週の3連休、フークを置いて日帰りで、新しくなったこのマルゲリータにランチに行きました。
 前の写真はこの写真の右端ぐらいに立っていたことになりますし、左の建物は改築程度のようです。
 マルゲリータはピザの名前ではなく、イタリア語でマーガレットの花のことで、建物の周囲にはこの白い花が咲いていました。
   
 新築されただろうロビーや宿泊の建物は、白を基調に地中海風にまとめられたようです。
中通島の狭くなった部分に建っているので、東側に頭ヶ島を望む長崎沖の海が、西側には東シナ海が眺められる為、海から昇る朝日も海に沈む夕陽も、同じ場所から見えるのが売りの一つです。
  
 国民宿舎時代に駐車場であった新館1階部分にレストランが出来ていました。
あつかましくも、二人でバレンタインコースを注文。
前菜の寒ブリの自家製スモークは、素晴らしい味! 他の前菜や、五島魚介のペスカトーレビアンコリングイネも、メインのカツレツも、デザートの菓子も皆、街で食べる以上のイタリアンで、料金も割安感あり!
 上五島に行かれることがあれば、ぜひお勧めです!!
  
 食べたパンも美味しかったので、併設していたパン売り場でパンも購入。
けっこうたくさんの人が食べにきていたので、上手くいきそうなのが嬉しい限りです。
 ゆっくりしたので、教会などにはどこも寄れず、スーパーで奈留島に無いものを買っただけで、フェリーに乗って又奈留島に帰りました。
  本日は本当のバレンタインデイ、プレゼントは現時点で2個だけです。

    返事
大雪男さん:もう少しは生きるつもりです。
花水木さん:「せん」と言う名前の人は、かなり面白い名前になりそうですね。
     例:辛抱せん
喜珍さん:方策としての診療所化はかなり矛盾を含んでいると思います。
      PS:すみません「ドラ焼き」、私の周囲でこの言葉は日常的でなかっただけで、
         限定盤かどうか定かではないです。
コメント (4)
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