久賀島は左手のような馬蹄形の島です。
奈留島はこの右手よりもう少し大きく、手で表現しにくいですが、まあヤツデ状。
その間は、奈留瀬戸という狭い海峡です。
地図代わりに、心眼でこの手を見てください!久賀島と奈留島です。
左手拇指の付け根に旧五輪教会はあるので、そこへ向かう山道からは前島のトンボロ(丁度写真中央がトンボロ、満潮なので沈んでいます。その向こうは椛島)が、すぐ近くに眺められました。
左手拇指の爪の所にある折紙展望台は、久賀島島民の手造りの展望公園で、以前来た時に比べより整備されていて、宇久・小値賀・三井楽の姫島まで見えましたし、日によっては長崎本土も見えるそうです。
此処から東を見れば、写真左から大串・江上・小田・宿輪・鈴ノ浦まで、奈留島の長軸西側面(右手の拇指と示指で作った部分)が、全て眺められました。
案内してもらった坂谷さんは、「子供の時は櫓の舟で、大串やトンボロまで渡って、鮑を獲った」と話されました。
潮の流れをちゃんと読んで櫓を漕いだ昔の子供はすごいですが、それぐらい久賀島と奈留島は近かったとも言えます。
折紙展望台の右下の蕨から大串まで定期航路が、昔はあったようです。
再び左手示指にある、遣唐使船も停泊した良港の田ノ浦港に戻って、亀河原椿林を歩きます。
椿林を抜けて、この写真中央ぐらいの海岸に出ました。
久賀島も北西海岸は、奈留島の野首と同じような景色です。
海岸に降りて振り返ると、椿の葉が陽を浴びて照り輝いていました。
久賀島では肉牛も買っていますし、この日だけ開かれた露天市で久賀産の米と卵も買えました。
人口は今や400人を切っていますが、耕作可能な土地は多く、水も良いので、漁業以外にも生きる道があるようなのが羨ましいです。
昼食は千円で、さざえの炊き込みご飯・お椀いっぱいの豚汁・久賀産の車海老2匹、牡蠣4個、さざえ1個を焼いて、腹一杯。
旧田ノ浦小学校の校舎には、気に入ってコルシカ島から移住した、フランスでは有名な松井守男画伯のアトリエがあります。
本人自ら説明と案内をしてくれました。
五島ではよく展覧会があって、新聞などで見たことはありますが、本物のほうがずっと良かったし、旧五輪教会や日本二十六聖人殉教記念碑を描いた水彩画は、買えるなら買いたいぐらい気に入りました。
しかし本人は天才なのでしょうね、付き合うにはやや気難しそうでした。
返事
hisakajimaさん:ご主人にも御世話になりました。
コンサートも来ていただいて、ありがとうございました。
花水木さん:*小石の山もお墓です、下には寝棺があるのでしょうね。
*奈留ー久賀の定期航路はないので、ハブ港の福江に行かなくてはなりません。
*美味しい画像はいつも食べ始めてから撮るので、これしかありませんでした。
写真は下手も、味は上等でした。
大雪男さん:昔は久賀島から嫁いで来た人もたくさんおられたようですが、
尋ねると、「久賀島には長いこと帰ってない」の返事多いです。
喜珍さん:*海鮮グルメ、確かにあの料金で豪華すぎましたが、島からの参加料はそれほど安くなかったですね。
*今の色が元々の九商カラーだったのですか!!
*燃える生ゴミも燃やすご時世、まあ灰にしてもらって撒いてもらうのが良いのではないでしょうか。