丸亀城
2016-10-29 | 旅
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歴代天皇陵の大半は奈良・大阪・京都ですが、兵庫県の淡路島と香川県にも一つづつあります。
そこでこの二つを巡る目的で四国に渡りましたし、ついでに家内の里の徳島にも寄りました。
行は明石大橋、帰りは瀬戸大橋を渡り、二つの御陵に寄って、瀬戸大橋の見える丸亀ボート場の横のホテルに1泊です。
四国丸亀藩の居城丸亀城に寄るのもこの旅の目的です。
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この頃はどこの城に行っても、お城ボランティアの人がいますが、丸亀城ボランティアのこの背中のおじさんの説明では、大手門と天守が1枚の写真に納まるのは、この丸亀城と高知城の二つだけらしいです。
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三重の天守は小さいですが、全国に現存する木造天守12城の一つです。
これで私も、12城のうち10城ぐらい行ったことになったかも。
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標高66ⅿの亀山に築かれた平山城の丸亀城は、なんといっても石垣が素晴らしく「石の城」と形容される石垣の名城です。
天守に向けて4段階に積み重ねられた石垣は、扇の勾配と呼ばれているそうです。
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大手門から山上に向かう道は見返り坂と呼ばれていますが、その途中に立派な「帰厚の碑」がありました。
私の祖母はこの丸亀藩の家老の家に産まれた気位の高い人でしたが、私はおばあちゃん子というか、大事な跡取り息子であったようなので、特別に扱われていました。
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この説明文にある式村茂は祖母の父親です。
高校生になった私が、東京の式村家を初めて訪れた時、まるで映画の世界に入り込んだような金持ちの家という印象でした。
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今回の私の丸亀城訪問が、私を可愛がってくれた祖母の供養になればいいのですが。
せめてにもと、お土産に城内で、丸亀名産うちわとペーパークラフト丸亀城を買って帰りました。
返事
花水木さん:静岡からなら伊勢も結構近そうな感じがしますが、
京都の小学校の修学旅行は、私たちの頃はお伊勢さんでした。