島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

若松島へ5

2010-01-30 | 五島列島
 今週は土日当直、インフルエンザも終わったのかのんびりです。
今、東京新聞杯GⅢ安いですが獲って、ご機嫌です。
ご好評?の若松島をもう少し。
     
 若松島の朝、海の朝霧が入り江に立ちこめていました。
通勤電車からよく見た宇治の朝霧、有名な湯布院の金鱗湖の朝霧、これらに負けない海の朝霧はなんて言うのでしょうかね。
     
 朝陽を浴びてせっせとペタルを漕ぐ私の影の方が、実物より綺麗です。
     
     
 桐教会が朝陽を受けて、向の小さな島に影を落としていました。
まるでライン渓谷の古城の影を見ているようで、体は五島列島でも心はドイツです。
     
 土井ノ浦教会の内部にも暖かい日射しが差し込んで、ステンドグラスそのものよりステンドグラスの影の方が暖かそうです。
 ここに居るのが実なのか、はたまた影である虚なのか、無意味に過ぎてゆくのが人生ですが、それが又なかなか面白いのが人生ですね。

   返事
花水木さん:せっかく五島に来たので、釣りを好きになったら良かったのに、
     結局チョッとしかしませんでしたね。
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若松島へ4

2010-01-28 | 五島列島
  少数ファンの期待に、調子に乗って若松島の続きです。
    
 土曜日は疲れて早く寝てしまい、1月17日(日曜日)は朝早くから起きだし、朝食を食べて旅館を出発。
 長さ500mほどの白い若松大橋を渡って、同じ上五島の中通島に上陸です。
     
 橋は工事中の片側通行、自転車を押しながらゆっくり歩きました。
太陽も大分上がり、冬にしては暖かい日でした。
     
 桐教会はえらい大きな立派な教会です。
入り江にある集落の少し高台に、朝日を受けてそびえていました。
 日曜日朝9時過ぎ、20台ぐらいの車が停まっていて、朝のミサ中。
洩れてくる讃美歌の声が心地よいです。
    
 ミサが終わるまでのんびりと教会の周囲を廻ります、えらい信者さんの像にも朝日があたっています。
    
 若松大橋を渡ってクネクネ坂道を登ってきたのに、直線距離にしたら2㎞ぐらいか、桐教会の前庭から矢印の先に若松大橋が見えてました。
まだミサは終わらないので、トイレにも行きました。
    
 ミサが終わって信者さんが出てきましたが、男性もおばあさんもニコニコと声をかけてくれます、道で中学生も声をかけてくれましたし、若松島の人は奈留島の人より愛想はいいようです。
    
 若松島に戻って昼食を食べ、初めて土井ノ浦港からニュータイヨウに乗って奈留に帰ります。
 若松島の奇岩の横を船は帰りますが、こんな小さな岩の上に瀬渡し船で運ばれて釣りをする人の気持ちは理解出来ません。
 疲れたのか、この後すぐ眠ってしまいました。

    返事
花水木さん:飛行機も大分慣れてきましたが、雲に入って機体がぶるぶる震えだすと、
    生きた心地はしません。
     やっぱりなるべく乗りたくないですね!
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京都に

2010-01-26 | 京都
    
 この土日は京都まで、家内とフークと車を迎えに帰りました。
久しぶりに飛行機利用で、京都まで7時間30分。
 食道切除術を受けた友人は、手術が上手だったのか、以前から自他共に認める彼の動物的な体力の為か、わずか18日で退院してきていました。
見かけは大手術してきた人には見えませんでした。
私が食道の手術をした人で、こんなに早く退院させた人はいません。
 元気に退院してきたとはいえ、さすがに退院2日目に麻雀は誘えません。
彼抜きの麻雀で、退院祝いに役満をと思いましたが、S君にやられただけでした。
    
 帰りは助手席に家内、後部座席にフークと、女性に囲まれて奈留島まで17時間。
    
 フークは京都にいる間、孫の面唐煬ゥてくれていたようです。
奈留島では又、私の面唐ゥてくれるでしょう。

   返事
花水木さん:世界中で一人しかいないキリストより、八百万の神様の方が
    私の願いを聴いてくれるようですね。
    なるべく暇な神様に頼むようにはしています。
喜珍さん:それすごいですね!
    40年前の500万円なんて、今なら3000万ぐらいですよ。
     私も小学生の時(今から50年以上前ですが)1万円を届ける為、
    後ろも見ずに懸命に自転車を漕いでいたことを思い出しました。
浮岡さん:ありがとうございます
    期待してると褒められたので真に受けて、次回ももう少し若松島を紹介します。
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若松島へ3

2010-01-22 | 五島列島
     
 上五島巡りと言えば、やはり教会巡りです。
  今回も有福島の有福教会を訪ねました。
 以前は奈留教会と同じ小教区に属していたようで、ここから奈留の葛島もかなり近くに見えています。
    
 教会内部は綺麗に片付けられていて静かです。
巡礼スタンプを押さしてもらい、少し寄付しても、やっぱり教会では願い事は何もしませんでした。
    
 以前紹介したこともある土井ノ浦教会にも寄りましたが、昨冬自転車で訪れた大平教会はパスです。
    
 教会の前で海を見ていると、土井ノ浦の元漁師さんが声をかけてくれました。
奈留島から来たことが判ると、「獲った魚は東風泊の岩田さんに買ってもらっていた」と、私も少し話が解るようになってきています。
     
     
 上五島地区である若松島のゴミ箱は、だいたいこの2種類、大きなのは4畳半位あって住めそうで、綺麗にもされていますが、ゴミ箱霊場の品格としては、
    自慢じゃないですが
      圧涛Iに奈留島ゴミ箱霊場勝ちですね!!niko
  上五島ではやっぱり教会巡りの方をお勧めします!
    
 土曜日1日走ったと言っても30kmぐらい、押して登っている時間も多かったです。
宿は若松港そばの「前川荘」1泊2食8500円、本日泊りは私一人だけ。
まあ綺麗で、食事も美味しく、満足です。niko
   7500円なら大満足だったのですが。

   返事
やまももさん:小中学校の遠足、前島のトンボロ・福江島・嵯峨島・葛島・・・・、
     色々行きたいとこ有りますね。
花水木さん:私はすぐに現実に戻るロマンチストです。
コメント (3)
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若松島へ2

2010-01-20 | 五島列島
     
 若松島巡りの目的は、一番端の日島曲古墓群をもう少し先の方まで見に行くことです。
室町時代、もっとさかのぼって奈良時代の頃から、ここは海上交通の拠点だったようです。
その頃からの墓がトンボロの上に形作られ、海を見ながらづっと並んでいます。
整備した為か、あまりにも綺麗に並びすぎているのは気に入りませんが。
    
 古墓群の見ている東シナ海の海、位置的にもこの景色は奈留島の大串の野首によく似ています。
      西のはて!
   風の中一人でじっと眺めていると、少し涙が出てきます。
         お弁当にしました!
    
 ここから少し日島の先へと進むとディアパーク、野生の鹿が100~200頭居るそうで、ここから海を泳いで奈留島まで鹿が来るようです。
 目の前を突然鹿が2頭横切り、私も鹿も驚いて、写真は撮り損ねました。
 海の見える高台に、こんな石塔が建っていました:釜崎宝篋印塔
    
 古墓群の石塔やこの石塔は、福井県の高浜から室町時代にわざわざ運ばれてきたようです。
北は青森県から南は鹿児島県まで、日本海や東シナ海の海岸沿いに高浜からの石は分布していて、その頃から海上交通がよく整備されていたことを示しているそうです。
 夏の子供会の水泳遠足に、京都の子供は日本海の高浜海水浴場に行きます。私の親は子供会に行かせなかったので、私にとって高浜は羨ましい憧れの場所でした。
今は原子力発電所やサーファー天国に成っている若狭湾の高浜、そこから室町時代にここまで石が運ばれているので、今の時代私が自転車でここまで来るのも何の不思議も無いのですが・・・。
 やっぱりなんで一人ここに来ているのか不思議に思うことはあります。
自転車の一人旅は、私を哲学者に、いやロマンチストにしてしまいます。

   返事
花水木さん:冬の一人自転車は、絵になるというより悲哀感一杯です!
やまももさん:亀の子たわしは本当のようですね。
     自分が嘘つきなので、人の話も素直に聞けないひねくれ者です。
      すみません
コメント (2)
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