島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島晩秋

2009-11-30 | 奈留島
    
 家内はまだ京都、土曜日朝は、浦湾の玄関口に横たわる前島まで、津和丸に乗ってフークと散歩です。
 船のエンジンが気になるのか、フークはやや不安げですが、船内にも入れてもらえ、しかもフークは無料です。
    
 浦→前島200円 笠松→浦180円 15分ぐらいののんびりした船旅です。
目的は、前島にも2ヶ所ある霊場巡りです。
 (西国33ヶ所の琵琶湖の註カ島参りのようなものです)
     
 前島の二つの港にある霊場の間を、ゆっくり歩きました。
詳細は、来年ぐらいの霊場巡りで報告いたします。
 盛りは過ぎましたが、つわぶきが道端に群生しています。
  一曲歌います(大体「焚き火」?のメロデーで)
     つわぶき  つわぶき  咲いた道
        散歩だ  散歩だ  フークだけ
          さあみしいな   だいじょうぶ
             海風ピープー吹いている
    
    
 午後からは、なるっ子教室ペタンク大会
 前回それなりに興奮したので、男子大人は一人だけですが、もう一度参加しました。
  もう一曲歌いますsymbol7
     さざんか  さざんか  咲いた道
        ペタンク  ペタンク  ペタンクだ
           ああてようか  あたらない
              北風ピープー吹いている 
 大きい声で歌ってください!周りに北風がピープー吹くと思いますよ。
               
 3人一組で、12チームの35名の小学生とおばさん、それに私の計36名が参加。
チームメイトの1年生と3年生ぐらいの男の子の奇跡的な1投が、それぞれ決まって、それを私が大人気なくも守って、なんと優勝してしまいました!
   ペタンク万歳!!meromero2
 優勝の賞状を貰ったのは、人生で初めてか!!

   返事
喜珍さん・花水木さん:何はともあれありがとうございました!baby
コメント (3)
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孫自慢を許してください

2009-11-28 | 京都の思い出
    
 3連休に京都へ帰った本当の目的は、1111に生まれた長男の息子に逢うためです。
 早産だったので小さく、1日かけて来た割には、ガラス越しの5分ほどの面会です。
小さいけれど、しっかりしてるような顔つきで安心しました。
  (世が世なら15代目です)
 今の所、母子共に元気なので、息子も以外と上手なのかもしれません。
     
 今春生まれて、7ヶ月になった初孫も、元気に育っていました。
 確かに、その辺の赤ちゃんより、自分の孫は二人とも飛びぬけて可愛い気はしますし、少し笑ったり反応してくれるので楽しいです。
 「どや!可愛いやろ!!」とブログで自慢したくなりましたが、5分ほど見てると、自分の子供達の時と同じく、少々あきてきてしまいました。
 なんか私には、人間的には根本的な欠陥があるのか?
 まあ、このブログで自慢するのは奈留島だけにしておきます。

   返事
花水木さん:とうまじいさんのブログ「5坪の家庭菜園から」のもみじは素晴らしいですね!
    高い拝観料を獲られ、人混みの中を京都へ行くより、このブログで、
    早朝の誰もいない、すがすがしい京都の紅葉を楽しむ方がずっと良いですね!
     皆さんもぜひアクセスして楽しんでください。
       昨日の結婚記念日おめでとうございます!
コメント (2)
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京都の龍馬像

2009-11-26 | 京都の思い出
 先週の3連休は、京都に帰りました。
     
 土曜日早朝に奈留島を出て、新大阪に新幹線が近づく頃には夕方、都会の夕陽も綺麗です。
 大阪にも用があったので、環状線に乗っていると、なんと人の多いこと。
次から次から来る電車に、次々と人が乗っていき、皆知らない人ばかり、なんか恐武Sまで出てきました。
 次々と乗り物に乗って、最後に行き着いたのは京都の雀荘。
チョッとだけ参加しただけですが、しんどかったのでこれで満足!
    
 紅葉が、家の裏も綺麗です。
京都は行楽シーズン、墓参りは清水寺の近くなので、人人人・・・。
歩くしかありません、帰りもさんねん坂を観光客のように歩いて祇園まで。
     
 円山公園の坂本龍馬と、共に死んだ陸援隊中岡慎太郎の銅像。
二人とも座っていたと、思い違いをしていました、龍馬は立っていました。
 しかし、京都に帰ると写真の枚数が減ります。写真を撮ることさえ忘れてしまいます。
この像の後姿も撮るのを忘れてしまいました。
    
 この龍馬像に慣れていたのか、長崎の風頭公園に建つ龍馬像を見たときは「若々しい像だなあ」と思いました。
 京都円山公園の龍馬は、それ程男前でもなく、され程颯爽ともせず、立っていました。
 龍馬は福山雅治がするより、武田鉄矢がする方がいいかもしれません。

   返事
シカリさん:すみません!
西方神起さん:もう奈留島に帰っています。
花水木さん:俳句と子供の名前には振り仮名が必要ですね。
     孫の名前は、私でも読める簡単な名前でよかったです。
前々回の東京の重村さん:ありがとうございます。
前々前回の西方神起さん:若い時は字も綺麗で、頭も良かったですよ!
前々前回の喜珍さん:実はヘリを私のキミマロで撮ってくれたのは、
      研修生です。
      だから良い写真は全て、キミマロのおかげなのです。
コメント (1)
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ナースコールボード

2009-11-19 | 奈留島

 もう一回、「島の医者になって」にふさわしい離島の医療について・・・・・と、
4回目も、あまりたいしたことのない話です。
     
 どこの病院のどこの病棟の看護婦詰所にも、ナースコールシステムの名札ボードがあると思いますが、ここ奈留病院の入院患者さんの名札、女性は80歳以上が多いと、ほとんどカタカナの名前の人ばかりです。
 あの頃は、カタカナが一番読みやすかったのか、しかし同時代の男性の名前は偉そうな強そうな漢字の名前です。
 戦前はカタカナ名がブームで、戦後すぐの私たちの時代には、ほとんどの女子の名前には「子」が付いていました。
 80年後、ナースコールシステムがまだあったなら、その名札には、今の子供達のほとんど読めない当て字の漢字ばかりの名前が並び、(まだ生まれてはいませんが)日本人なのにアルファベットの名前を持つ医者や看護婦を悩ますのでしょうか?

 3連休、他の病院のナースコールのボードも調べるべく?
ついでに、大阪の病院のNICUに入っている孫と、ガラス越しになりそうですが面会に、そしてもう一人の抱ける孫に逢うために、そうそう忘れてはならない娘にも逢うために、そして麻雀も。
   上洛です

   返事
浮岡さん:海外の仕事ご苦労様です!
    予想以上に沢山の日本人が、海外で働いていることには、いつも驚いています!
花水木さん:「人の痛みが解る・・」とお褒めの言葉をいただきましたが。
  私としては、若い時の、人の痛い所など解らず、自分が正しいと思った手術をしていた頃の方が、
   上手な医者だったような気がしています。
    変に人の痛みを考えて手が止まってしまっている最近、もう一皮剥けることが必要なようです。
コメント (3)
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奈留病院の外来カルテ

2009-11-17 | 奈留島
 
 3回目の、ブログタイトル「島の医者になって」にふさわしい話は、前2回と違って少しはふさわしい話かも知れません。
     
 奈留病院のカルテ表紙です。
どこの病院のカルテも大体似たり寄ったりです。
   退:退職して国保になった人に。
   寿:昔使用した70歳以上の人。
   生保:生活保護を受けている人。  
          などの印が、何処のカルテにも押してあると思います。
 私が関西から長崎県の奈留島に来て特別に目に付いたのは、
      
 マークの原爆被爆者認定の印があること。
私が小学生の頃は、京都でも広島・長崎の原爆投下祈念日は、大きなニュースでしたが、あれからもう65年近く、今はもうその記事は小さくなっています。
しかし長崎では、まだまだ祈念日は皆の身近な忘れられない日です。
奈留島でも、8月9日はサイレンが鳴りますし、マークの付いているカルテも沢山有ります。
     
 どこのカルテでも、ウイルス抗体の有無や血液型などを書きこむ欄がありますが、さすが九州です、成人T細胞性白血病の診断に使用するATLA抗体の有無を記入する欄がありました。
やはり陽性者もいます。
      
 マークは、カネミ油症認定者です。
 奈留に来るまでは恥ずかしながら知りませんでしたが、40年前に起こった食品公害、カネミ油症事件
カネミ倉庫が作った食用油にPCBが混じり、この汚染油をどう考えても意図的に、皆が知らない僻地で、安く売りさばくという暴挙がありました。
 奈留島でも多くの被害者が出て、今も苦しんでおられます。
 最近、この勉強会や支援活動が行なわれるようになり、少しは陽の目を見るようにはなっています。

   返事
花水木さん:ありがとうございます。
       小さいですが、何とかミルクも飲んでいるようです。
前回の喜珍さん:musumeへのアドバイスありがとうございます。
     あまり私のような域には達して欲しくはないのですが。
コメント (3)
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