富江病院の病室の窓から富江湾を眺めると、直下に富江小学校の白い校舎があり、歩くと3分です。
昨日は小学校の児童検診、現在全校児童は150人ほどで、昨日はその半分を2人で診ましたが、思いのほか重労働?でした。
富江小学校は元々藩校だった成章館を基盤にして、明治7年に設立されていると思います。
明治32年に、現在のこの場所に少し東側から移転してきたようです。
この富江小学校の運動場の石垣近くに、大きなアコウの木が茂っています。(富江に来た4月はまだ裸の木でした)
推定樹齢500年だから、江戸時代の富江藩の陣屋のそばの時代どころか、室町時代からあったのです。
この大きなアコウの木から運動場を眺めると、ちょうど反対側、子供の像の横にもう1本アコウの木があるのが見えます。
校舎の向こうが富江病院になります。
この木が大正13年(もう90年前になりますね)、大きなアコウの木から挿し木された子供のアコウの木が成長したものです。
富江小学校の児童も最盛期には1000人ほど、延べにしたら数えきれないぐらいの富江の児童が樹齢500年と90年のアコウの木の下で遊んだことになりますので、「大きな栗の木の下で」以上ですね。
返事
大雪男さん:上手に石が折れたようですが、それにしても王位石はすごいですね!
写真では石舞台の上面は平らではないようなので、やっぱり人工ではないようなのが残念です。
花水木さん:この写真は、さすがに朝ごはんではないです。