冬の比較的暖かい日、久しぶりに勇気を出して、奈良の明日香へ輪行です。
朝早くの空いてる地下鉄に乗って、近鉄に乗り換えて、奈良の近鉄桜井駅で下車、自転車を組み立てて出発です。
本来の目的は天皇陵巡りですが、それはまた後程書くとして、この回は明日香周辺の石造物を紹介します。
二つほど天皇陵を巡って、東の方の山側から自転車で明日香まで降りて来たところで、飛鳥資料館が目に入ったので寄りました。
一般270円が、65歳以上だと無料、嬉しいような気の毒なような感じ、受付も若いお嬢さんではなく、近くの農家のお母さんのパートという感じが良かったです。
広い庭には飛鳥石造物のレプリカが沢山飾ってありました。
口から水を出して、噴水になってる石人像。
館内には、その本物もありました。
写真撮影も禁止してないのが嬉しい限りです。
これも庭にあった、レプリカの須彌山石(シュミセンセキ)、最初に作ったのは推古天皇の時代に百済からやってきた技術者のようです。
立派すぎる姿ですが、尿道下裂のように水が出ていました。
館内にあった本物、中をくりぬいて、水が流れる装置になっています。
1982年(昭和57年)に発掘された時、地中の泥の中にそのままの姿で唐黷ト埋もれていたこの塀、新聞の写真ではっきり覚えています。
その山田寺の回廊が、保存処理されて飾ってあったのも驚きです。
自転車で明日香の農道を走りながら見つけた、あまり聞いたことがない弥勒石(ミロクイシ)。
これを拝むと、下半身の病気が治ると書いてあったので、熱心に祈りました。
伝蘇我入鹿(ソガノイルカ)首塚
飛鳥寺のそばにありましたが、周りに案内板が全くありません。
多分これだと思う、甘樫丘(アマカシノオカ)をバックにあった五輪塔です。
大化の改新(乙巳の変)で首をはねられた入鹿の首が、ここまで飛んできたそうです。
伝飛鳥板蓋宮跡(イタブキノミヤ)(昭和47年4月10日史跡指定)
高校生の時、歴史好きの友達の誘いで、10人ぐらいの同級生と来て、大化の改新の舞台だったと教えられ、感心した記憶があります。
その頃は歴史好きではなく、女の子たちも一緒に行くので嬉しかっただけですが、どんな理由であれ、史跡指定より前から来ていたというのは、プチ自慢になりますよね。
返事
花水木さん:一夜に7度はすごいですよね!
さすがの私も飽きてしまうというか、無理でしょう。
今回も食ネタをはさめませんでした、すみません。