6. かささぎの 渡せる橋に おく霜の
白きを見れば 夜ぞ更けにける
中納言家持(718?~785)
「七夕の夜、牽牛に逢うために織姫は天の川を渡りますが、この時カササギがたくさん飛んできて天の川に橋を作るそうです。その伝説の橋のような宮中の階段に、真っ白な霜が降り、その霜の白さから夜もかなり更けたようだなあ。」
大伴家持は「万葉集」を編纂したとも言われている大歌人ですが、高級官僚としても知られ、奈良時代最後に活躍した人です。
死んだ後も、日本史で習った長岡京遷都時の種継暗殺事件に関わったとして、追罰されています。
家持と「万葉集」とは切っても切れない関係ですが、定家の選んだこの歌は「万葉集」に入っていない歌だったようです。
何か理由があるのでしょうか?
6. かさぶたの 治せる傷に おくラップ
白きを見れば もう治りける
かさ・の・せる・に・おく・白きを見れば・ける 17字同じ
深い褥瘡は基本的には気長に「ラップ療法」で治療しています。
この写真の褥瘡は、比較的綺麗な褥瘡でしたが、このように周囲から白っぽい上皮が表れだすと、「苦労したがやっと治ってくれるかなあ」と喜んでいる作者の顔が浮かぶような秀作。
しかし、「カササギ」から「かさぶた」を導き出しただけで、「奈留島と関係ないやん」と言われてますね。
まあ奈留島にある奈留病院内の出来事なので、お許し下さい。
今後もいいわけするような歌が続くかも!
返事
大雪男さん:忙しい日程の中、ブログ更新数すごいですね!
折りたたみゴミ箱、長崎市内や福江でもよく見かけますよ。上五島には人が入れるゴミ箱もありました。
花水木さん:祭りに理由は要らないのかもしれませんね。
縄玉は、「鯨の目」だと書いてあるのもありましたが・・・?
綱引きは豊作か大漁かを占うものとも書いてありましたが、勝負後そんな口上はまったくなしで終わりました。
喜珍さん:相撲好きではなかったですが、小学生ではやらされました。
今の子供は経験ないのか、組み方下手でしたね。
さんまさん:27日朝太古に乗られていたなら、奈留港出港の時、
浦向を歩く老夫婦と犬見ませんでしたか?
朝の散歩で、寒い中、さんまさんが乗っているとも知らず、太古の出港を眺めていましたよ。