島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

神代三陵0≠W瓊瓊杵尊

2016-12-31 | 天皇陵巡り
 
 天照大神の持ち物から生まれた前回0≠Vのホシホミミノミコトは、豊秋津師比売命(トヨアキヅシヒメノミコト)と結婚し、天津日高彦火瓊瓊杵尊(アマツヒダカヒコホノニニギノミコト)が産まれていました。
母親の天照大神から、高天原を出て地上に降りる天孫降臨を指示されたホシホミミノミコトは、楽しい結婚生活を続けたかった為かどうか知りませんが、その役目を自分の息子であるニニギノミコトに譲りました。
  
 ここに天照大神の孫にあたるニニギノミコトが、たくさんの神々を引き連れて高天原から降りて来たのが、この高千穂の峰です。
天の逆鉾が山頂に刺さってるこの山にも登りたかったのですが、年寄りの素人が簡単に登れる山頂ではないので、この写真のように下から仰ぎ見ただけで辛抱しました。
  
 ここ霧島神宮に祀られてるのが、天孫降臨したこのニニギノミコト。
これから三代は、ちゃんと死んでいるのでしょうね、お墓である御陵が一応は九州にありますし、これらを神代三陵と言ってます。
そしてその後に、初代天皇の神武天皇が続いているわけです。
 
 鹿児島県川内にある可愛山陵(エノサンリョウ)が、ニニギノミコトの御陵です。
陵印は京都にあるのですが、ここにはちゃんと人が詰めていて、神代三陵の陵印も、親切にも紙も貰えて、押すことが出来ました。
 
 参道を少し上がります。
このニニギノミコトの業績は、古事記にはあまり書いてありませんが、先ずはオオヤマツミノカミ(0≠Sで既出)の娘で、可愛い木之花佐久夜姫(コノハナサクヤヒメ)を見初めました。
父のオオヤマツミノカミはたいそう喜んで、不美人ですが元気な、姉の石長比売(イハナガヒメ)も一緒に差し出しました。
ところが、ニニギノミコトは美人薄命の妹コノハナサクヤヒメだけを貰って、健康ブスの姉イハナガヒメは実家に帰してしまいました。
父のオオヤマツミノカミはこれを嘆いて、「以後天皇家の命は岩のように丈夫ではなく、桜の花のようにはかなくなるでしょう」と、告げたそうです。
  
 奈留時代の2008年9月のブログでも紹介した九州旅行は、この神代三陵中の2陵に行くのが目的でした。
  
 さて、ブスは断わって美人とだけ契ったニニギノミコトは、その契ったコノハナサクヤヒメから子供を身ごもった聞かされると、「1晩で身ごもるなんて、それは私の子ではない」と、えらい卑怯なことを言いだしました。
自分達は立派な神様の祖先を持つ家系であることを示すためにまとめた古事記や日本書紀で、こんな信用できない男が祖先と言ってるのは、どうゆう魂胆なのですかね。
  
 怒ったコノハナサクヤヒメは、「無事に子供が産まれたら、あなたの子ですよ」と言って、産屋を閉めて中から火を付けて、3人の子供を産みました。
 このコノハナサクヤヒメは懐かしの奈留島にも流れ着いて、奈留神社の祭神にもなっています(話は合わないですが)。
 
 この8年前の九州旅行で食べた白くまの写真を再掲します。
今は大晦日、「ガキの使い・・」を観ながら、早めのおせちを食べて、これを書いていますが、終わったら除夜の鐘を突きに行きます。
来年もこんな調子でブログを綴っていくつもりです、どうかよろしくお願いいたします。

   返事
大雪男さん:楽しい旅を続けられていますね。
    私も尾道はまたゆっくり行きたいと思っています。
花水木さん:自分の子の3才の頃はあまり知りませんが、
    3才の頃の孫たちには爺孝行をしてもらいましたね。
福山市さん:相変わらずフットワーク軽いですね、負けますよ。
コメント (2)
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初雪

2016-12-28 | 京都から
 
 今冬初めて京都に雪が積もりました。
五島列島では吹き溜まりにたまったぐらいの雪しか見ていませんが、京都ではありきたりの風景か。
  
 12月から少し仕事を増やして、一駅北にある病院の手伝いもしています。
この日は遅めからの出勤ですが、やっぱり北の方が雪が多いのか、自宅では融け始めた初雪が、まだ積もっています。
   
 昼前には仕事は終了。
国際会館前から一駅だけ地下鉄に乗って帰りますが、見上げる比叡山はまだ雪景色。
 
 同じ場所、三日前の日曜日朝は暖かく晴れていました。
  
 自宅から朝の散歩、いつもより少し足をのばして、その日行われる全国高校駅伝の折り返し点のこの場所に、どんな様子か観察に行ってます。
NHKの中継車が停まっていて、中継の準備中と、シチズンの人が計測時計の設置中ぐらいでした。
 
 散歩に行った6時間後ぐらい、この場所で、同じ色のユニホームの尾道と佐久長聖がデッドヒートを繰り広げていました。

     返事
花水木さん:私的には、
    孫も3歳ぐらいが一番かわいかったような気がします。
    子供の顔は会う度に変わりますね。
     御所ならまたいつかご報告します。
コメント (2)
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京都府立植物園のイルミネーション

2016-12-23 | 京都から
 
 自宅から歩ける京都府立植物園でも、イルミネーションをやっています。
隣の陶板名画の庭もその夜は無料、鳴門の大塚美術館と同じく陶板で出来た世界の名画を、ちょっとだけ飾った庭です。
右側のミケランジェロの最後の審判の横に、プロジェクションされた像が写っていますが、無料だけあってやや地味な演出。
  
 植物園は200円。
入り口すぐにある、20ⅿのトウカエデと噴水のイルミネーションがメインです。
最近の京都舞台の恋愛映画のデート場面にも出てきてるようです。
  
 一家皆と来たので、フォーショットも撮りました。
  
   
    
      
 LEDは10万個と小規模ですが、多色で変化するクスノキ並木のイルミネーションは、なかなか良く、また違う風景。
ちょっと手ぶれしすぎましたが。
  
 いつもは別料金の温室も無料、40年ぶりぐらいの温室入園でした。
  
 やっぱりこれが一番か!
孫と一緒なので、ここもロマンチックではありませんでした。

    返事
花水木さん:外に出るとトイレの場所を探す年齢になりましたが、
    最近の共同トイレはどこも綺麗ですね。
大雪男さん:興味がないことは無駄と思ってしまいがちですし、
    無駄な人間になりつつもありますが、
    いつもなんにでも興味を持って余生を過ごそうとは思っています。
福山市さん:今回年賀状はパスですが、
    来年もよろしくお願いいたします。
    
コメント (1)
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ロームのイルミネーション

2016-12-19 | 京都から
 
 奈留島でも毎年DONDON奈留の人たちの手で、旧奈留小学校の前にイルミネーションが飾られていました。
懐かしい奈留島の写真、私が言うところの奈留ナリエです。
 先日神戸御影の美術館に行ったので、帰りに神戸ルミナリエを見ようと思いましたが、会場まで柵の中を2㎞ほど歩くようで、その間におしっこをしたくなったら困りそうなので、やめました。
 
 京都もいろんな所でライトアップしています。
京都五条にあるロームの本社でも、20年くらい前からイルミネーションが始まってるようで、先日そこに行ってきました。
  
 道の両側の木々に、80万個の電球がともってるようです。
ここは平日でもありましたが、そう混んでもなく、ゆっくり歩いて30分もかからないほどでした。
 
 会社の敷地内で、ありがたいことに無料です。
近くのショッピングモールに車を置いて、家内と二人で行きましたが、これをアベックで見てもあまりロマンチックな感じにはなりませんね。
駐車させてもらったので、モールで夕食を食べて帰っただけでした。
  
 ロームは京都の優良会社で、なんか電気機器を扱っていますし、社会に貢献しようとしてる会社です。

     返事
大雪男さん:私の自転車への思いは、
    車より狭い場所にも行けてどこでも停まれるし、歩くよりも楽だからです。
花水木さん:自転車を一人で漕ぐのは寂しいですが、
    漕いでいるとちょっと哲学者にもなれます。
コメント (3)
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輪行

2016-12-15 | 趣味
 
 公共交通機関を利用して自転車を運ぶことを輪行と言います。
したがって、自転車を自分の車に乗せて運んでいくことは、輪行とは言わないそうです。
 今回は京都地下鉄と近鉄の先頭車両に乗って輪行です。
   
 京都に戻ってから一度、雨が降りだしてあわてて自転車を折り畳み、地下鉄で帰ったことはありました。
でも今回が初めての本格的輪行です。
 奈良の橿原神宮前駅前で、輪行袋に入れて運んだ自転車を取りだします。
  
 こういう感じで袋から出てきました。
初心者なのでちょっとモタモタしましたが、帰りに輪行袋に入れる時はもっとモタモタしています。
  
 輪行の目的は、やっぱり天皇陵巡り。
この日は快晴で、五つ陵を巡れました。
  
 奈良盆地の南の方、葛城山の麓の辺りを走りました。
確かに山も近く、なんとなくこの辺の地方豪族を平定して、天皇家が生れたのだなあ、という感じがしました。
  
 車では走らない、古い街並みの狭い道を自転車で走れるので、こんな家並も見られる利点があります。
  
 最後、電車に乗るべく駅を探していたら、百済寺にぶつかりました。
こちらはクダラジと普通に読みます、以前の滋賀県の百済寺(ヒャクサイジ)よりも小規模ですが、聖徳太子の威光や帰化人の力は、その頃は奈良にも滋賀にも及んでいたのでしょうね。
  
 12月初め、夕暮は早いですが、近鉄の先頭車両に乗って家路につきました。
輪行輪行と言ってますが、自転車走行距離は、わずか40㎞ぐらいです。

      返事

花水木さん:ブログにもコメントしましたが、
     橘也さん、二重におめでとうございます。
     子供の結婚は、どんな時でも「まさか」が少しは付いて来ますね。
      くノ一映画に行ったことが、クラスの女の子にばれてしまい、
     絶望的になった記憶があります。
コメント (1)
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