島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

76.むらすヾめ

2024-12-16 | 菓子たくさん

 久しぶりですが、忘れた頃に出没する「菓子たくさん」です。

岡山県倉敷の名物、橘香堂(キッコウドウ)の 元祖むらすゞめ 150円です。

 明治初年頃は米粉で作る菓子がほとんどでしたが、その頃に小麦粉と卵を使用して作ったのが、この むらすゞめ で、洋菓子のようなお菓子として注目を集めたようです。

編み笠の形と稲穂の黄金色ヒントを得て作られた形と色が、群がる雀のようなので、むらすゞめ と命名したそうです。

 今となっては驚きませんが、食べやすいお菓子ですね。

 この倉敷美観地区の橘香堂では、手焼き体験も出来たと思います。

 数年前にも家内と二人で倉敷を訪れていますが、私の青春時代のアンノン族では、こんな倉敷美観地区や清里のペンション街への旅行が流行していました。

 この美観地区で大原美術館や喫茶店「エル・グレコ」に行ったのが、私たち二人の初めての旅でした。

その頃は むらすゞめ なんかは全く眼中になかったですが。

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75.虎屋秋の彩

2024-11-13 | 菓子たくさん

 日本2大茶会と言われてる光悦茶会が、今日まで京都鷹ヶ峯の光悦寺で行われていますが、秋はお茶会のシーズンですかね。

 久しぶりの菓子たくさんも、74回目になりました。

今回は短い秋をしのんで、虎屋の「秋の彩」。

お茶会用のお菓子だと思います。

 東京の虎屋で食べてるブログを最近読みましたが、虎屋は東京ではもっと高いですね。

この「秋の彩」も和菓子としては高いですが、まあ虎屋と思う分も含めてですが、美味しいです。

 

 最近私のブログにイイネをしてくれてる人々が出てきて、そのブログを読ませてもらう機会が増えましたが、話題も写真も私より数段高レベルのブログばかりで、面白い反面やや落ち込みますね。

私も努力しなければとは思いますが、私のブログはコメントが面白くて持ってるような気もしてますので、皆さんも努力してコメント寄せて下さい。

   他力本願、他力本願!

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74.玉天

2024-08-31 | 菓子たくさん

 もう40年ぐらい前、夏の終わりの信州家族旅行の帰りに寄った富山で、なんか大きな盆踊りの終わった感じの町を通り過ぎたことが有りました。

そこが おわら風の盆 で近年とみに有名になった富山市八尾町(ヤツオマチ)でしたが、当時は全く知りませんでした。

 その八尾東町にある おわら玉天本舗 の「玉天」(タマテン)です。

新鮮卵白を泡立て、そこに寒天と砂糖の加熱した液体を混ぜ込み、固めた後、表面に卵黄を塗って焼き上げたお菓子です。

メレンゲを焼いたようなものですかね、1個140円ぐらい。

 歯ごたえなく音もなく食べられます。

少々甘いので、砂糖もミルクも入れないコーヒーか紅茶でいけます。

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73.笹屋伊織の「どら焼き」

2024-08-28 | 菓子たくさん

 1716(享保元年)年(徳川吉宗が8代将軍に就任した年です)創業の笹屋伊織の「どら焼き」。

皆さまが知ってるドラえもんの好物「どら焼き」は、その形がお寺の銅鑼の形に似てるので、そう名付けられたようです。

 しかし、笹屋伊織の「どら焼き」は、熱した銅鑼の上で焼かれたので、そう名付けられました。

 江戸時代末期に、京都東寺のお坊さんから、副食になるような菓子を作って欲しいとの依頼を受け、お寺でも作れるように、銅鑼の上で焼くことを思いついたようです。

薄皮を銅鑼の上で焼き、棒状にしたこし餡を乗せて、くるくる巻いて竹の皮で包みますので、和風ミルフュールと言う感じです。

 その美味たる品は町中の噂になり、忙しくなったために、東寺弘法大師の命日である毎月21日だけ販売したそうです。

以後もその製法は変えてませんが、販売期間はイオンのように20・21・22日の3日間に増やしています。

 1本3000円近くしますが、意外とそれほど甘くなく、やや粘調なしっとりした薄皮の歯ごたえも良く、美味しいですので、まあお値打ち品です。

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72.笹だんご

2024-08-07 | 菓子たくさん

 家内の友人から、新潟土産を貰いました。

「笹だんご」、てっきり「坊ちゃん」に出てくるので有名だと思いましたが、それは「笹飴」でした

 餡を中に入れたもち米と上新粉の餅を、笹の葉に包んでイグサで結び、蒸してあります。

旧暦の端午の節句に、無病息災を祈ったり、田植えを終えたお祓いを兼ねて食べた、ハレの日の餅菓子で、粒餡の代わりに、レンコン・人参・小松菜などお惣菜を入れることもあるようです。

 1個200円と、手間がかかりそうなのに安いです。

 貰ったのは、1931(昭和6)年創業で、一番有名だと思われるこの田中屋本店の「笹だんご」です。

この店のマスコットはこの「あかねちゃん」らしいです。

 そもそも「笹だんご」が新潟土産の菓子として有名になったのは、1964(昭和39)年の新潟国体開催の時のようですので、「坊ちゃん」は関係なかったですね。

 いつものように断端を見せようと包丁を入れましたが、潰れてしまい噛んだより汚い写真になってしまいました。

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