5.奥山に もみじ踏みわけ 鳴く鹿の
声きくときぞ 秋は悲しき
猿丸太夫(生・没年不明)
奥深い山の中で積もった紅葉を踏み分けながら、妻を慕って鳴いている鹿の声を聞くとき、秋はとりわけ悲しい思いがする。
「紅葉に鹿」の取り合わせは、この歌から始まりました。
鹿の雄は妻を慕ってしか鳴かないようですが、私は水戸黄門を観ても妻を慕っても泣いてしまいます。
5.汐池に 畑踏みわけ 出る猪の
穴見るときぞ これはたいへん
に・踏みわけ・の・ときぞ・は 10字同じ
3年ほど前に、奈留島の北東にある汐池地区に、隣の若松島から泳ぎ渡ってきた猪が出始めたと言う噂がありましたが、私が島を留守にしている間に、またたく間に猪は増えたようで、現在は「少なくとも500頭」は居るようです。
2011年は128頭の猪を、奈留支所が箱わなで捕まえているそうです。
写真は、田岸の人に「これが猪の掘った穴」と教えられて撮ったものですが、チョット分りにくくてすみません。
猪に驚いてのバイク事故もあったので、よく猪が出没する道路にはこんな標識も出ています。
タヌキ・シカ・サルのマークは高速道路でも見かけますが、カラーのこんなに釣り目の猪は、奈留島以外では知りません。
汐池神社から汐池を望みます。
汐池は奈留島の北東の地区名、ラグーン現象で堆積した砂の上に築かれ、中央には汐池があり、細い水路で海と繫がっています。
この汐池では、一人として溺れる子供はおらず、溺れそうになると何者かが池の中から支えてくれたそうです。
それなら私も溺れることはないかと飛び込みそうになりましたが、私は子供ではなく大人なので、溺れるかもと思い止めておきました。
返事
花水木さん:カラオケで私の知っている曲を上手に歌う人は大好きですが、
知らない歌をヘタに歌う奴は嫌いです。
Bergenさん:もう持っていますよ。
ADさんが誰かも写真で知りました。