前島と言えばというか、奈留島と言えば、やはり
トンボロが名所です。
福江島から奈留島へ向かう船の右舷に
トンボロが見えてきますが、横から水平に見ると、満潮時も干潮時も
トンボロはも一つ判りにくいです。
航空写真の南から見る
トンボロです。
奥に写っているのが奈留島の泊地区、中央に前島、手前が末津島で、この間の細い白い砂洲が
トンボロです。
逆に北側の城岳展望台から前島を見下ろすと、丁度中央前島とその向こうの末津島が黄色い砂州で繫がっているのがわかりますか! これが
トンボロです!!
トンボロの上に立って末津島の方を眺めています。
まだ末津島とは繫がっていません。
砂洲というより、
奈留島のトンボロ自体は石の浜です。
もっと
トンボロに近づいてみると、もう少し干潮になると繫がるのか、これから潮が満ちて繋がりが切れはじめたところなのか、末津島までは浅い川のようになって潮が流れています。
これぐらいなら何とか渡れる気もしますが、ちょっと浮「か?
ここまで見てきてももひとつ
トンボロのイメージがわかないでしょう!
私も奈留島に来るまで、
トロンボーンは知っていましたが、
トンボロは知りませんでした。
実は中学か高校の地理で習っているはずなので、知らないのではなく憶えていないのです。
復習:
トンボロ・陸繋砂洲
近い沖に島があると、なんか知らんがその間の潮の流れが弱くなって、砂が溜まりだし、いずれは堆積した砂で島と繫がる。
そんな地形をこう言います!
もう完成された大きなトンボロの砂州の上に街まで出来てしまったのが
函館市で、
江ノ島もそんな感じ、フランスの
モン・サン・ミッシェルもこれですね!
近づくと良く分かりませんので、
江の浦から10分程歩く峠道の上からこの
トンボロを見下ろします。
これが今干潮で完全に繫がった
トンボロです!!
一番狭い所でも10m以上はあると思います!
天童よしみ「珍島物語」
海が割れるのよ~
道が出来るのよ~ 島と島とがつながるの~
と言う歌も有りますが、なんと言っても・・・・
「
奈留島賛歌」と言う、聴く度に涙が出てくる奈留島の歌が良いですよ!!
トンボロは~人の心つなぐ ~~島の誇り
前島から末津島を ~~~いつも変わらぬ絆~
と歌われています!!
潮が満ちて、だんだん
トンボロが切れてきました。
ここに6時間座っていたら、切れたのが繫がるか、繫がっていたのが切れる
トンボロを見ることが出来ます。
もっと潮が満ちてくると、更に海の部分が増え、もう歩いて渡ることは不可能になります。
船の便の都合で15分程しか居れませんが、年とった今の私なら6時間ぐらいここでボーとしていられそうです。
最後の写真!
潮の流れも少し弱まり、末津島の全景も見え、右側の島は久賀島、その向こうに薄く霞んで見えているのは福江島です。
良いですね!!! 素晴らしい
トンボロの写真です!!!!!
返事
花水木さん:色んな人によって違うのですね。
花水木さんの「ゆっくり歩く牛でさえ落ちるや、牛の鼻が落ちる」も成程ですね!
親不知・子不知や大歩危・小歩危のように、ここも「馬転牛落鼻」とした方がいいかもしれません。
wendyさん「・・・世界の旅」は長くやっていたのですね!私の42歳まで放送していたと計算できました。
ワシントンの従姉妹・パリの友人の娘、そしてカナダのwendyさんと3人目の外国読者です。
遠い所奈留島までありがとうございます!
外上っもんさん:長くご愛読ありがとうございます。
「外上っもん」と言うのは、「上五島の人」と言う意味ですか?