島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

志賀山越4.

2024-07-30 | 京都へ、京都から

 少し間が空くと、どこまで行ったか分からなくなる「京都へ、京都から」ですが、やや想い出話のような3回が終わった荒神口 志賀山越、いよいよ本格的に地図青矢印に沿う志賀越道(シガゴエミチ)を進みます。

 荒神橋を渡ってすぐ、稲盛財団記念館の北西の角に、青●印の牧畜場記念碑が判りにくくありました(右の黒いほうです)。

1872(明治5)年、地方公共団体が作った牧場としては第1号の官立京都牧畜場が、北海道や岩手県ではなく、こんな場所にあったのですね。

と言うことは、鴨川を越えたこの辺り一帯は、明治の初め頃までは何もないだだっ広い田舎と言うか原野だったのですかね。

 地図青矢印の如く、ここからちょっと北上してすぐに、京都では異質な感じの斜めの道に入ります。

これが昔からの道 志賀越道、もう完全に洛外と言うことで、田んぼ(原野)の中をまっすぐ斜めに通っていた道だったんでしょうね。

 この志賀越道が東大路と交差する少し手前の東一条通角にあるのが 私の母校のYMCA橘井寮(キッセイリョウ)の古い建物です。

同級生の寮生の部屋で、二級酒を飲みながら朝まで、人生・政治・宗教・宇宙や女の子のことも話して、大人になった気分に浸っていました。

前回紹介した映画「ヒポクラテスたち」でも、ここでロケしたシーンが沢山あったので、懐かしかったです。

もう青春は戻ってきませんね。

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4Kテレビ

2024-07-28 | ノンジャンル

 パリオリンピックが始まりましたが、テレビ欄のパリオリンピックを必ずパラリンピックと読んでしまう私です。

 14年ぶりの買い替えで、4Kテレビ55型を買いました。

有機テレビは10万円ほど高いので諦め、展示品で安くなってますよの一言で買った、液晶の4Kテレビです。

 早速開会式を録画で観ましたが、録画機は4Kでないので、残念です。

 4Kテレビを買った理由は、NHKBSが変な番組改正で、4Kでしか観れない番組が増えたせいも有ります。

本当の4Kの写り具合は、こんなもの、まあ鮮明ではありますね。

撮ってる写真機の解像率は、4Kより上なのかどうか知りませんが。

WOWOWばかり観てる人生なので、これぐらいの贅沢は許しています。

 4Kではないですが、綺麗で鮮明な画面で観ても、競馬は獲れませんね。

せめて阪神は鮮明画面の元で勝ってほしいですが。

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フーク命日

2024-07-26 | 犬のフーク

 本日7月26日(金)は、フークの命日です。

ほっておいた台所出窓に置いてる骨壺と遺影の周りも、少し掃除しました。

 満1歳になってたフークは、残念ながら盲導犬の試験に合格できなかったので、落第生を育てるには適してる我が家に、2002年1月に引き取られました。

 1歳4ケ月ぐらいの写真ですが、その頃から右股関節はちょっと悪かったようですね。

 どちらかと言えば猫派であった私たちを、すっかり犬好きにしてしまったフークは、奈留島にも一緒に行ってくれて、島では島内一賢い犬のレッテルも貼ってもらい、皆様に可愛がられ、私も「犬先生」と子供から呼ばれるようになっていました。

 奈留島の奈留病院官舎の定位置ソファーで、いつものように丸まって全裸で眠るフークです。

 福江島の富江に連れて行った頃には、もうあまり車にも乗らず、官舎の庭や近くを散歩するだけになっていましたし、死ぬ2ヶ月前ぐらいには、こんな座り方しか出来なくなっていました。

2015年7月26日、私が外来診察中に、家内に看取られて富江病院官舎で亡くなりました、14歳9ケ月です。

 私の人生にとっては、フークに会えたことは素晴らしい事でしたが、私の人生を良い意味で狂わせてくれたフークはもういませんし、家内は病人になりました。

 フークが天国で、ボールをくわえて疾走してることを祈ります。

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時の娘

2024-07-24 | 趣味

 最近はWOWOWで録画した映画やラグビー・ゴルフを観るのだけが、楽しみになってる感が有ります。

 「ロスト・キング500年越しの運命」、500年以上も行方不明だったイングランド王リチャードⅢ世(1452~1485)(在位1483~1485)の遺骨を、歴史好きの一介の主婦が発見すると言う、実話を基にした映画です。

 私は世界史は全くちんぷんかんぷん(日本史で言えば頼朝と信長どっちが古いか分からないぐらい)の人間ですが、シェクスピアの「リチャードⅢ世」で兄の忘れ形見の幼い王子を殺害し、王となった醜い容姿の残忍な王として描かれたこともあってか、英国人にとっては悪人のレッテルを張られた王として有名なようです(日本でいえば明智光秀?)。

 私の家の階段に沿って作られた本棚は、ほぼほぼ私の35歳から55歳の間ぐらいに読んだ、海外推理小説の文庫本で占められていますが、気が付いたら私はこの1年間ぐらい全く本を読んでいませんでした。

 ロスト・キング・・」を観て、この40年ほど前に読んだ「時の娘」ジョセフィン・ティ訳小泉喜美子ハヤカワ・ミステリ文庫380円を思い出して、本棚から引きずり出して、2週間ほどかかりましたが読み終えました。

安楽椅子探偵として、持って来てもらった歴史書を考察して、実はリチャードⅢ世は幼い甥を殺すような人間でもないし、その証拠も全くない事を推理する話です。

世界史や翻訳物の欠点は、人名が片仮名であることですし、特に王様などは~3世や~1世など同じような名前で覚えられません。

40年前に読んだことは全く覚えていませんので、新たな気持ちで面白く読み終えました(初版は私の生まれた頃ですが、古臭さは有りません)。

 老眼鏡をかけて読むと、まあ楽に読めるので、また読書生活を始めても良いかなあと思いました。

 ついでにでもないですが、2年前にもWOWOWで観た「ドライブ・マイ・カー」3時間の映画ですが、もう一度観ました。

これまたほぼ内容忘れてましたが、たぶん以前観た時より深く心に響いたと思います。

映画や本は、観た時の自分の立場や想いによって、絶対に評価変わりますね。

食事もそうです、それが人生、年取ると言うことにも良いことが有りますね。

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後祭

2024-07-21 | 京都

 祇園祭はもう終わったと思われてる方もいらっしゃると思いますが、後祭(アトマツリ)や他の神事はまだ残ってます。

 昨日土曜日は月2回の家内のデイの日、街道写真の取り残した撮影や麻雀のついでに、7月24日巡行の後祭の山鉾をちょっと見てきました。

 三条通りに何で有るのと思いましたが、2022年から巡行を再開した鷹山で、鉾建ての最中でした。

私の育った家から一番近い山鉾になってたのですね

 今までは一番近かった北観音山も、鉾建ての真っ最中。そろそろ夏休みに入ってたのか、引き初めをしたこともあったような気がします。

 麻雀の時間も迫ってたので、このまだ何も飾り付けられてない浄妙山の前だけ自転車を押して足早に通り抜けました。

麻雀しながら、友達に曳山(ヒキヤマ)と舁山(カキヤマ)があると教えられました。

祇園祭も山鉾の再興などありましたが、私の小学生のころまでは、舁山は今の台車に乗せて転がすのではなく、本当に担いでいました。

浄妙山なども担ぐ方向で進めてもらいたいものですが、この暑さでは担ぎ手が倒れるかも。

 私の自宅の祇園祭は、次男に貰った祇園ちご餅の山鉾の形の箱と、

 毎年貰うこの長刀鉾のちまきだけですが、おかげさまで麻雀は大勝、今日の競馬まで八坂神社の後利益が続くことを祈ってます。

 何故か前回の「豪華?な朝食」に465人ものアクセスが有りました。

不思議ですが、これを励みに頑張ります、ありがとうございました。

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