Il film del sogno

現実逃避の夢日記

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

2011-06-06 02:07:00 | 日記
6/5(日)曇り時々晴れ後一時雨
梅雨らしい蒸し暑い一日。明け方就寝、昼近くまで惰眠を貪る。定番のブランチを摂ってジムで遠泳、その後、池袋へ出張る。洋服屋で寸法直しの衣類を受け取りカフェで一服。夕刻一旦帰宅してすぐに夕食の調達をすべく近所のスーパーへ。夜は降り出した豪雨の中、近所のシネコンでアイドル主演の野球映画をレイトショウ鑑賞。でかい小屋に観客20名程度。原作はベストセラーの青春小説。以前、本屋で斜め読みしてNHKのアニメを初回だけ視聴したことがある。主人公は大概エースで、病身のマネージャーなどを甲子園へ連れて行く、というのがこの手のスポ根モノの常道であるが、代打のマネージャーがドラッカーで理論武装して駄目部員を叱咤激励するところが本作の肝。まぁあとはお約束の紆余曲折や艱難辛苦があって、チーム一丸となった決勝戦で栄光を手中に収めてめでたしめでたし。AKB48という歌舞音曲集団が存在していることは承知していたが、メンバーの誰一人名前と顔が一致していなかった。本作のお陰でヒロインの名前は覚えた。そこらのお姉ちゃんと変わりない風貌でお芝居も学芸会の域を出ていないが、スクリーン映えはしておりました。ある種の華はある。便乗映画と侮るなかれ。マス・メディアは流行りモノを追う。使い古された題材は鮮度の良い演者で観るしかなかろう。全く内容にそぐわないエンディングテーマが終わり、表に出れば雨も上がり日付も変わる。濡れた路面には街灯の光が反射していた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする