6/12(日)曇り時々雨
明け方就寝、8:00起床。冷凍食パンをトースターで焼いてもそもそと孤食。愛車で近所のシネコンまで。昨日初日の是枝裕和の新作を鑑賞。小さめの小屋には中高年の観客がまばらに座っている。このTV(ドキュメンタリー)でキャリアを積んだ監督の作品は派手さはないが、役者の演技など実に自然である。今回は福岡⇔鹿児島で離れ離れに暮らす兄弟の二都物語。豪華ベテラン役者が脇を固めているが、主役は子供たちと美しい九州の景観である。日常の些事を積み重ねて2時間近く観客を飽きさせないのだから、まぁ大した演出力である。主演の兄弟は以前TVのバラエティで見たことがある。あまりに芸達者でややそれが仇になっていないか。くるりの楽曲が良かった。終わってロビーで一服して余韻を楽しんでいると業務連絡あり。ジムで遠泳して一旦帰宅。夕食は同居の小僧の奢りで高級豪華回転寿司で皿を重ねる。満腹なり。夜は再度シネコンに戻り、これも昨日初日の邦画を鑑賞。こちらは若年層中心に8割以上の入り。松本人志の監督作もこれで3作目。もはやお笑い芸人の余技の域ではなかろう。デビュー作で感心し2作目でやや落胆、さて本作、比較的解りやすい造りにはなっている。笑いという自身のフィールドだからか。全作通じて云えることだが基本はやはり屈折したファースだと思ふ。笑いは十人十色。現に夥しいギャグで観客の反応は微妙に違う。ラストはなかなか考えさせられた。最近子供が生まれた影響もある、とは新聞のインタビューで知った。閉塞した毒や本音が昇華されたものとして観れば納得もできる。午前0時の劇場を後に小雨の振り出した夜道を帰宅。
明け方就寝、8:00起床。冷凍食パンをトースターで焼いてもそもそと孤食。愛車で近所のシネコンまで。昨日初日の是枝裕和の新作を鑑賞。小さめの小屋には中高年の観客がまばらに座っている。このTV(ドキュメンタリー)でキャリアを積んだ監督の作品は派手さはないが、役者の演技など実に自然である。今回は福岡⇔鹿児島で離れ離れに暮らす兄弟の二都物語。豪華ベテラン役者が脇を固めているが、主役は子供たちと美しい九州の景観である。日常の些事を積み重ねて2時間近く観客を飽きさせないのだから、まぁ大した演出力である。主演の兄弟は以前TVのバラエティで見たことがある。あまりに芸達者でややそれが仇になっていないか。くるりの楽曲が良かった。終わってロビーで一服して余韻を楽しんでいると業務連絡あり。ジムで遠泳して一旦帰宅。夕食は同居の小僧の奢りで高級豪華回転寿司で皿を重ねる。満腹なり。夜は再度シネコンに戻り、これも昨日初日の邦画を鑑賞。こちらは若年層中心に8割以上の入り。松本人志の監督作もこれで3作目。もはやお笑い芸人の余技の域ではなかろう。デビュー作で感心し2作目でやや落胆、さて本作、比較的解りやすい造りにはなっている。笑いという自身のフィールドだからか。全作通じて云えることだが基本はやはり屈折したファースだと思ふ。笑いは十人十色。現に夥しいギャグで観客の反応は微妙に違う。ラストはなかなか考えさせられた。最近子供が生まれた影響もある、とは新聞のインタビューで知った。閉塞した毒や本音が昇華されたものとして観れば納得もできる。午前0時の劇場を後に小雨の振り出した夜道を帰宅。