とゆーことで、
尻切れトンボに終わっていた、しまなみサイクリングのお話。
因島から先を始めましょう。
で、この島。
なぜかサイクリングロードが山深い。
海辺を走らせればいいのに、
無理やりフラワーセンターに向かわせている疑惑がございますな(笑)
まあ、それも地域おこしの一環でありましょう。
そんなにたいした坂でもないし、まあ許そう!
で、瀬戸田へ。
これは生口橋。
橋長790mのファン形斜張橋である。
これはなかなか美しい。
橋上からの風景もなかなかである。
そもそもこんな場所を自転車で走れるってのが不思議だよね。
そんなこんなで瀬戸田に到着。
自転車道もよくなってきました。
どことなくワイハ風。
ホノルル・センチュリーライドって感じかしら。
でも、よーく見ると…
実にトラディショナルでコンサバなお爺ちゃんが爆走してます(笑)
で、そろそろお昼近く。
もうランチでしょ、と。
で、ロードサイドのお店に突入。
この辺、いつも行き当たりばったりなんだよなあ。
ところが、なかなかの充実ぶり。
この定食、確か700円台だったよーな。
切れちゃってるけど、お刺身もちゃんとあるんだよ。
で、瀬戸田名物のタコ天もオーダー。
必死でビールはこらえました。
そんなこんなで、こんな場所にも。
まあ、アタシの仕事的には必須のスポットなんでしょうが、
別に仕事に来たわけでもないので、簡単にスルー。
もともと俺、抜いた抜かれたしかキョーミないし(笑)
ひなびた商店街。
こっちの方がよっぽど面白いや。
などとのんびりポタリング。
このみかん、決してもいで食ってはいません。
ホントーです。
そして多々羅大橋に。
世界一の斜張橋です。
これをわたるといよいよ四国。
ちゃんとお金を払います。
お約束の鳴き龍。
でも、これって相当面白い。
「ダダダンッ!」って音がして、
ホントに龍が天高く昇っていく感じなのさ。
主塔の間を音が反射するわけなんだけど、いやあフシギ。
人っ子一人いない橋上で、5分近く乱打する私。
相当ヘンな人でした(笑)
で、大三島。
となると、ここしかないでしょ。
そう、ここ。
「はっかったっの塩!」。
いやあ、潮風サイクリストにふさわしい、しょっぱいスポットですな。
で、ヘタレのアタシはここで温泉。
海水風呂で有名な「マーレ」とかゆー温泉施設。
いやあ、いいねえ、お風呂は。
露天風呂では、瀬戸の海を眺めることができます。
いやあ、極楽、極楽。
ってこんな調子が、後で悲劇を招くことになるとは、
ノンキな私は露知らず。
そう、秋はつるべ落とし。
あっとゆー間に日が翳ってまいりました。
「こりゃ、いかん」と先を急ぐ私ですが、
道がよくわからなくなっちゃいました。うう。
夕暮れは美しいのですが、怖がりな私はもう絶叫しそう。
だって、山の中なんだもん…
今夜の宿は伯方島。
しかし、漕いでも漕いでも目指す大三島橋は見えてきません。
うぎゃーーーー!
夕闇をひた走り、ようやく伯方島へ。
で、もう完全に夜。
ナイトライドです。
下から見上げた伯方・大島大橋。
ぜったい何か出るよ、オバケかなんか。
あたしゃ、もうやだし…
半ベソでペダルを踏みます。
で、ようやく街の灯が。
伯方港近くのサラサヤ旅館さんにたどり着きました。
急に機嫌を直す私。
「ビール、ビール」と喚きます(ウソ)
うん? 左の物体は何だ?
タコだ(笑)
いやあ、美味しそう。
こんなのも、
こんなのも。
いやあ、いっただきまーす!
ああ、ホントに極楽。
この時のビールは美味かったなあ、マヂに。
ちなみにこれは翌朝のごはん。
元気が出ました。
で、これで6000円台だったよーな記憶が。
建物は年代ものだけど、感じのいい接客。
みなさん、オススメですよ、サラサヤ旅館さん。
ぜひ、どーぞ!
そして旅はなおも続くのでありました。
乞うご期待!