ころっけ、お勉強するチビの背後に陣取るのが常である。
「早くしなさいよ」とばかりに、じとっと引っ付いている。
チビもころっけがいないと淋しいらしい。
寝る時もべったり。
なかなか美しい?情景である。
そんな両者だが、ころっけを飼う際、少し迷った。
モノの本やネット上の声を総合すると、
そして、若干、リーダーとなりたがるタイプ(α犬と称する)、という。
往々にして子どもは馬鹿にされ、見下されてしまうことが多い、なぞの表記が目立った。
「その結果、噛まれたりする事故も」なんて記述もあり、不安になったのも事実である。
で、ころっけ。
やってくるや否や、α犬にしてはならじ、と、親子でさわりまくり。
ひっくり返すは、口に手を突っ込むは、大騒ぎである。
その結果なのかどうか知らないが、
ころっけ、まったく怒らない犬になった。
見事なものである。
チビの友達が遊びにくると、もう嬉しくてたまらない。
その子の靴を加えて家中走り回る。
あまりの愛想のよさに、大概の子どもは喜んでくれる。
ゆえに、チビの友達はみなころっけのファンである。
彼らが大人になった時、「そういえば、あの家にはやたら明るい犬がいたなあ」って、思い出してくれるかな。
それなら、ころっけも嬉しいだろうな。