チビが通う塾の保護者説明会があった。
入院中の奥さんの代わりに堂々の出席である。
で、決めましたよ、志望校!
説明を聞いてたら、うーん、ここはいい学校だ!
ぜひ、チビに通ってもらいたい、と。
ここしかない、と!
私の心をわしづかみである。
その名も、「ノートルダム清心中学校」であーる!
で、そうゆー催しがあるのは聞いてたんだけど、
なんせチビもゲームのことしか頭にない男。
日時なんて聞いちゃいません。
「まあ、いつかあるんだろうなあ」なーんてのん気に構えてたら、
昨夜、塾の方から「出席なさいますか?」と、わざわざ電話が。
ぢゃ、まあブログネタにでも、と、足を運んだのである。
で、ギリギリに行ったら、もう会場はいっぱい。
みんなちゃんとした格好で、真剣そのもの。
スカジャンにミリタリーパンツなんてのは、アタシだけですた。うう。
それでも、マジメに話を聞きましたよ、あたしゃ。
昨今の受験事情ってのは、なかなか面白いんだよね。
いつもチビがお世話になっている先生方が、
熱弁をふるってらっしゃいました。
チビはこの先生方が大好きみたい。
なかなかの人心掌握術でございます。
平均年齢31歳のスタッフと聞いて、驚いた次第である。
地場大手塾の米帝的(笑)やり口に対し、
ヒジョーにソフトに批判をにじませるわが塾の先生。
そんな物言いに、共感いたしました。
そんでもってケッコウな実績なのさ。
やっぱ熱意なんだろうねえ。
で、話は戻るが、志望校。
ゲストのノートルダム清心の先生が、
受験生の親ごさんに参考になれば、と、お話をされました。
で、とつとつと語ってらっしゃったんだけど、
要するに、「ウチの生徒をナマで見てくれ」って話だった。
これってなかなか言えることじゃない。
それだけ生徒を信頼し、
自らのスキルにも自負があるっってことなんだろうから。
いい学校なんだろうなあって、素直に思えたのである。
とゆーことで、チビに「清心行き」を命じました、重々しく。
しかし、チビ、「そりゃ、ムリムリムリ。いくら勉強してもダメだよ」。
歯牙にもかけてくれません。
さて、どうしてでしょう?
答えは、女子校だから…
うう、残念。
チビには合ってると思うんだけどなあ。
この辺、ベタな展開で申し訳ありません。
まあ、しかし、清心ってのは多少思い出もあります。
アタシが通っていた広島学院のご近所さんで、
同じカトリックの学校。
互いの文化祭に足を運ぶ、何となくカップルって感じの間柄かしら。
英語は同じ教科書で、通学電車の中でも気になる存在でした。
で、清心の文化祭と言えば、キョーレツな思い出があるんだよね。
高2ぐらいだったかな、みんなで繰り出しました。
その中に、アフリカ方面のヒトに似たスザワ君ってのがいた。
その風貌から、「スザワ・アフリカ・タンガニーカ!」と呼ばれる彼でした。
16、17の頃ですから、
女子高の文化祭ってゆーだけで、
もはやテンション最高潮&ド緊張。
数を頼みに憧れの清心に分け入ったHAPPYMAN一行でやんす。
で、しばらくすると、なにやらタンガニーカに異変が!
手で顔面を覆ってます。
そして、アフリカの香りがする顔から、赤いものがポタポタ…
どうした! スザワっ!
なーんとコウフンの極みに達したタンガニーカ、
なんとなんと鼻血ドバーーーッ。
お前は、ドラゴンボールの武天老師か、と(笑)
我々が一斉に、他人の振りをしたのは言うまでもありません。
スザワ君はシスターに手を引かれ、
保健室?に消えていきました。
その後、彼は確か東京大学辺りに進学するわけですが、
そんなことは誰も気にも留めませんね。
東大に行くのが一番多いって環境だし、
そんなことはよくある話。
そんな些末なネタよりも、
何より「清心で鼻血をぶっ放した偉大なオトコ」としてのタンガニーカ、
この大ネタは、今も私たちの心を捉えて離さないのでありました。
お前こそ漢ぞ、スザワ!(笑)
ってことで、チビよ、清心入学は諦めた。
しかし、文化祭には行け!
タンガニーカに負けない花を咲かせることを、
お父さんは祈ってるぞ!(笑)