HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

揺らぐ牙城。

2010-04-30 19:13:53 | 食・レシピ

私が愛してやまない「きさく」。

汁なし担々麺の「王」である(と思う)。

 

 

088

 

辛く、そして痺れる。

 

実に素晴らしい。

 

 

087

 

 

しかし、「驕る平家は久しからず!」

(いや、別に驕ってないんだけどね)

その牙城を揺るがす存在が現れたのだ(と思う)。

 

 

これだぁーーー!

 

100430_010

 

四川麻辣商人 大芝店であーる。

 

汁なし担々麺であーる。

 

 

こんなんやら

100430_011

 

 

こんなんやら

 

100430_013

 

 が置いてあります。

 

トッピングとゆーか自分なりの味が楽しめる。

 

 

で、ご飯を頼むと、ザーサイが付いてきます。

 

 

100430_012

 

 

これがまた相当うまし。

 

 

まあ、きさくのほうがずっと安い感じ何だけど、

この手の味を求めていく客には、

「安価」って、あんまり重要なファクターじゃないよね。

 

たとえ1000円でも、食べに行くし…

 

 

汁なし担々麺って、いまや、広島発祥のソウルフードになりつつあります。

競い合って、向上してほしいなあ。

 

願わくば、「冬」を越せず、バタバタ倒れた、

かつての広島風つけ麺のようにならないで。

 

 

頑張れ、頑張れ!

 

 


嗚呼、20年…

2010-04-25 10:42:22 | 身辺雑記

先日、記念日がありました。

 

結婚記念日。

しかも、

20周年。

 

実にめでたい。

 

0910_851

 

 

本当にありがとうございます。

 

感謝、感謝の夕べでありました。

 

家から、歩いて5分のイタリアン。

  

 

0910_847

 

 

被爆建物の変電所を改造したもの。

 

なかなか美味しいよ。

 

 

こんなのとか、  

 

0910_846

 

 

 

こんなのとか。

 

0910_860

 

 

おまけにマジシャンの「ジキル」氏までやってきて、

お祝いをしてくれました。

 

 

0910_857

 

 

 

それにしても20年。

 

本当にありがとうございました。

 

 

社会人になって、4年目ぐらいで結婚したんだよなあ…

 

で、ずっとめちゃくちゃなアタシ。

 

 

ひっくり返って、死線を彷徨ったのは10年目。

あの時、死んでたら、

奥さんやショーネンは今頃どーしてるかしら?

 

今よりずっと幸せになってたりして(笑)

 

しかし、ころっけとは出逢えてなかったはずだよねえ。

 

 

0910_611

 

 100106_005

 

 

 

ずっと助けてもらっています。

 

これからもよろしくね。

 

 


ほどほどがない男。

2010-04-21 12:24:43 | サイクリング

「やってイイことと、イケナイことがわからない」 

 

これは40年近く前、通信簿に書かれ続けた「所感」ですね。

その後、私も成長。その辺はちゃんとわかるようになったつもり。

 

でも、四十路を越えて、こうも言われだしました。

「ほどほどがない男よのぉ」

 

何事も極端に走る私。

「面白けりゃいいじゃん」ってテイストの人生ですが、

冷静に考えれば、別にそんなに面白いわけでもなかったりする…

 

で、今回の「無茶振り」はこれ。

 

http://ture-de-kunisaki.jp/

Maps

 

半年以上、まともに乗ってないのに、いきなりレースかよ、と。

主催者は「レースじゃありません」って釘を刺してるけど、

どうみたって、こりゃ、レースでしょ。

レベルはいろいろありますが…

 

 

しかも160キロだってさ。

いやあ、我ながら、愚かにもほどがある(笑)

 

 

で、素晴らしいのは、これがまた思い付きなわけよ。

一日前には、こんなことはちーとも考えてなかったのさ。

  

 

 

 

確かに、練達の士、

「体育の田中さん」たちのお誘いは受けていたんだけど、

仕事のほうに余裕もなくて、

「いやあ、ムリでつ」ってお答えしてました。

 

それが昨日、きさくの汁なし坦々面を食ってて、急に心変わり。

このまま、どんより過ごしててても、あんまりいいことはないよな…

閉塞感ってほどでもないけど、まあ、久しぶりに無茶してみようかしら

 

てなことを思い付いたのさ。

 

で、「GW、休んでいいでつか?」って、上司にお尋ねすると、

「いいよーーーん!」って快諾。

 

奥さんも「走ってきていいよ」って。

 

いやあ、マジかよ(笑)

 

で、夕べから急に憂鬱に。

 

「絶対、完走できないよなあ」

「そもそも、坂ばっかりじゃん」

「風邪気味だし…」

 

ネガティブなことばかりが浮かびます。

 

 

 

そもそもあたしゃ、「レース」の人じゃないわけよ。

あくまで「サイクリング」のお方。

どっちか言えば、若人が恋を語らいながらの「青い山脈」な感じ。

って、すでに錯乱気味だな…

 

 

P1010746

 

 

月に1000キロぐらい乗ってた一昨年秋から冬だったら、

それなりに脚力もあったと思うんだけど、今はなあ…

当時より体重も6キロぐらい増えちゃったし…

 

この辺り、全体的に慨嘆調でやんすな。

 

まあ、今さら脚力が付くわけでもなし。

それならば、自身の軽量化が一番ですな。

 

急にジムに通い始めるアタシでありました。

 

四十路の冒険、どんな結末を迎えるんでしょ?

 

いやあ、楽しみなような、怖いような(笑)

 

 

 


TPOだよ、人生は!

2010-04-20 12:26:11 | インポート

「TPOを考えて」なんて、よく言うよね。

Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合

これって「VAN」の創始者、石津謙介氏が作った言葉なんだってさ。

いわばファッション用語なんだね。

で、あたしゃ、ビジネスの場ではそれなりに考えてます。

とゆーか、最大限の効果を生むために、かなーり考えているつもり。

ですが、それ以外となると、どーでもいい。

とゆーか、仕事以外の場では、そんなことに頭を悩ませたくない。

自由気ままです。

 

そんな私に頭を悩ませるのは、いつも奥さん。

今回の舞台はここですた。

 

100420_007

 

 

 

 

ショーネンの通う学校が企画。

あたしゃ、じぇんじぇん行く気もなかったんだけど、

奥さんが「一緒に行きなさい」と恐ろしい。

 

で、奥さんはこの日のために、

何だかジャケットやらスカートやらをご購入。

それはそれで、楽しいことなんだけどね。

 

直前まで、ころっけの散歩をしていた私。

「行くわよ」と言われ、そのまんまタクシーに乗り込みました。

 

よーするに、襟に髑髏、背中はブルドッグのGジャンに、

白っぽいアーミーパンツなわけね。

インナーはロンティーだし。

 

実はイタリア製なのではありますが、

どー考えても、オフィシャルな出で立ちではないわけです。

 

加えて、前日の大量反復飲酒で、無精ひげ。

「オフィシャル」とゆーよりも「マーシャル(軍隊)」って感じ。

さらに尻ポケットにねじ込まれているのはこれ。

 

 

100420_004

 

 

俺は愚連隊か(笑)

 

 

奥さんはため息を漏らしていましたが、

まあ、いつものことなので、すでに諦めの境地でらっしゃいますな。

 

 

 

で、会場。

 

着飾ったお母さんたちがブイブイ、きゃあきゃあ。

 

 

100420_008

  

 

 

お父さん方は全員スーツ姿です。

 

 

その辺のアンちゃんみたいな私は、場違いにもほどがある(笑)

 

 

そのくせ、かつて私が通っていた学校なので、

先生方に知己は無駄に多い。

緊張をほぐすためにか、

みんな私をいぢりに来るわけですね。

 

例えば、この会を主催した担任の先生方4人を見ると…

 

 

今度のショーネンの担任は、この学校の一つ先輩で、大学も学科も同じ。

ショーネンが入ろうとしているクラブの部長兼英語担任は、俺の同級生。

ショーネンの中一時の担任は、当時の俺の恩師の息子さん。

さらに、もう一人の担任は、ショーネンが入っているテニス部の顧問。

 

よーするに、多くが昔からの顔馴染みなわけですよ。

 

で、私の出で立ちを見ながら、「HAPPYMANは変わらんね」。

そして口々に、「奥さんに似てよかったね」とおっしゃる。

 

さらには私の現職を聞き、

「何でお前がそんなことをやらしてもらってるの?」とも。

 

 

うるせえやいっ!

 

 

で、お父さん方と話していると、まあ、それなりに楽しい。

 

 

100420_006

 

 

 

それぞれ子どもの教育に一家言おありな方々ばかり。

 

ケータイの与え方、ネットとの距離感など、自説を開陳なさる。

 

「HAPPYMANさんとこはどーですか?」と聞かれ、

「うちはテキトーですね」と、ここでもいー加減な私なのであった。

 

まあ、ショーネンの場合、私の数倍、ちゃんとしてる。

信頼があるんだよね。

 

 

で、ちょっと笑えたのは、お父様方の間で飛び交うセリフ。

 

私と共通の知人を評し、

「彼は役員になる男です」なぞと、重々しくのたまう男ありけり。

 

その方がお勤めになっているのは大企業であり、

彼自身も部長さん。

 

「ウチで役員になれるほどの男」ってのは

「ウチは凄い会社」ってことの裏返しなんだろうけど、

そんな「評価」や「価値観」は、俺には関係ねえし…。

 

で、連中って、自然に一団に集まるんだよね。

名刺を配りに来たんかいって感じ。

そしてそんな言い草の奴に限って、ぺしゃりがツマンナイ。

ネタが「何だかなぁ…」だし、ひねりも効いてないし。

あんまりお友達になれそうにない感じですた。

 

 

こんな場所で、帰属する場所をひけらかす行為こそ、

「TPO」をわきまえていないってことじゃないかしらん?

 

一方で、自営業のお父さんたちは、おしなべて面白い。

「今度は、夜の街で」なーんて約束をしながら、 

ヘンなおぢさんは会場を後にしたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


金の斧、銀の斧。

2010-04-16 16:46:17 | 日記・エッセイ・コラム

「お前が落としたのはこの斧か?」

てなことを神様に尋ねられるのが、イソップ寓話の「金の斧、銀の斧」。

 

正直者の私はこの度、「銀の斧」ならぬ「銀の髑髏」をもらいました。

 

これ。

 

 

100416_023

 

 

ちっちゃくプリントされているのは「髑髏」です。

 

 

この春、仲間になった若者たちからのプレゼント。

「銀の髑髏」をアタシに、「金の髑髏」は炎の料理人さんに。

 

今、この瞬間、2人は有頂天で、そのネクタイを締めています。

 

それも、隣り合わせに座って(笑)

どう考えてもヘンだろ。

 

 

金角、銀角かいっ!

 

 

516chp8h8jl__sl500_aa300_

 

 

 

社会人デビューしたばかりの若者たち。

内心の不安は手に取るようにわかります。

とりわけ、少し変わった業種だけに、その戸惑いはいかばかりか。

 

 

でもね、そんなに心配することはありません。

何とかなるんだよ。

 

 

100416_024

 

 

少なくとも四半世紀前の俺よりもずっと立派なんだから。

 

 

100416_022

 

  

この業界、確かに厳しい世界ではある。

でも、基本的におせっかいたちがいっぱい。

頼られれば嫌とは言えない、そんなお馬鹿たちで成り立ってます。

どんどん頼ればいいのさ。

そして、社外の競争相手だって、実は大切な存在。

数十年の付き合いになることだってあるんだよね。

俺は今でも、そんな奴らに助けてもらってます。

 

まあ、世のフレッシュマンはこれから、

そんなこんな、いろんなことを覚えていくわけ。

ゆっくりでいいから、一歩ずつ進んでください。

心から応援しています。

 

 

そして、くだんの「金の斧…」。

 

正直者のきこりは、

神様から、鉄の斧だけでなく、金、銀の斧をもらうわけ。

 

「神は正直な者を助け、不正直な者には罰を与える」ってことなんだろうけど、

俺たちの業界に引き付ければ、

「誠実な奴は、いつか報われる」ってことかな。

 

誠実ってのは、ネタに対してであり、事実に対してであり、人に対してでもあり。

 

若干、くたびれた髑髏オヤジはそう思うのでした。