HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

ミッション完了!

2005-07-30 01:32:06 | 日記・エッセイ・コラム

のんきなリーマンである私だが、多少のミッションはある。

そして昨日、それがほぼヤマを越えた。050218

だまくらかしたり、煙に巻いたり、

人前で権威気にくっちゃべったり…。

まあ、なかなかの手応えではあったが、それも近くジ・エンド。

喜ばしい事である。

なぜか講演めいたことを迫られることもある私。

このミッションに関するソレはちょっと笑えた。

まるで、「新郎新婦ご入場です」って感じの演出なのだ。

観音開きのドアを開けると、ピンポイントの照明が私に。

「●●●●先生のご登壇です」と司会が絶叫し、

150人の拍手で迎えられた。

演壇までがそりゃもう長いこと、長いこと。

吹き出しそうになってしまった。

そんなこともやってる私だが、「やっぱ、俺はおかしい」と思うことも。

今朝、エレベータ―で社長と一緒になった。

「体調はもう戻ったんだろう?」とおっしゃる。

「いーや、まだまだ。用心、用心です」と即答する私。

一緒にいた上司が目を丸くしていた。

フツー、社長からそんなこと言われりゃ、

「元気です」って答えるよな、ウソでも。

まったくもって、ヤルキナシオ君である。


2005-07-29 00:31:42 | 出産・育児

子どもはすべからく宝である。050729

「子宝」とはよく言ったものだ。

先日、友人が出産した。

会った事も呑んだこともないその子だけど、

幸せになってほしいと思う。

元来、私はそんなことを言うタイプではなかったのだが、そこは加齢のせいか。

冷静に考えると、どう楽観的に見ても子どもは私たちを裏切る。

かつて、われわれがそうだったように。

ある年代を迎えたら、私たちを一顧だにしなくなるであろう。

そしてそれは当たり前である。それぞれの人生がある。

だからこそ、子どもの柔らかさや温かみを肌で感じられる「今」を大切にしたい。

我が家の場合、そんな時代はすでに終焉を迎えつつある。

淋しいけど、喜んで送り出してやらなければならないのだろう。

あーあ。


祝五年

2005-07-28 17:21:29 | 健康・病気

今日は節目の日である。

以前、洒落にならないビョーキをした私。050728

三途の川から舞い戻ってきて、今日でまる五年。

東京転勤の前日だった。

激痛に襲われるわ、心臓は止まるわ、当時はそりゃもう大騒ぎ。

職場の机には、今も大量の薬を常備しているのだ。

病床で、「五年後生存率なんてどうですかねえ」とギャグをかました私に対し、

主治医は「まあ、前向きにいきましょうよ」と言葉少な。

さすがの私も心が揺れた「夏」であった。

ほぼ三カ月の療養後、予定通り東京へ転勤。

年末、思いついたのが「五年日記」の購入である。

まだ年少さんだったチビの寝顔を見ながら、

「これを最後までつけたいものだ」なぞと、最初に記した。

日記などつけるような野郎ではなかったのだが、人間、弱いモノである。

そして、もう半年で願いは叶う。少し嬉しい。DVC00002

この五年間、何が変わったのだろう。

まず野菜を食べるようになった。

強迫神経症気味にスポーツクラブに通い、物欲に拍車が掛かった。

何より、「軍人」から「遊び人」に転じたことは劇的変化ではある。

いずれも健康不安から来るものであろうし、生き急いでいるような気もする。

自分に折り合いをつける作業は難しかったが、ソルジャーには戻る気はない。

少し淋しいが、まあしょうがない。

生きてるだけで丸儲けである。

ただ、無駄に鍛えているせいか、見た目は健康そのもの。

もともと「やんちゃ系」の人間、重いモノを上げたり下げたりする行動が好きなのだ。

ホントは有酸素運動だけしてたらいいのに、ついついウエートもやっちゃう。

人事の季節、お約束のように健康不安を言い募る私に対し、

「仮病」「詐病」の眼を向ける上司は後を絶たない。


ゲームな人

2005-07-27 21:45:11 | 子育て

チビはTVゲームが大好き。DVC00005

一日一時間と決められているが、そこは子ども。

なかなか自分で止めることができない。

そして怒られている…。

自分を律する事ができないのは困ったものだが、

私に多くを語る資格はない。

幼稚園の時から眼鏡をかけている彼。

ゲームはあまりよくないとは思う。

でも面白いもんな、ゲームは。

やるなと言っても無理な気もする。

かつて三歳の彼にゲームの手ほどきをした私。

ドラゴンクエストⅤであったろうか。

初めて覚えた漢字が、

「悪魔」だったり「剣」であったり、「魔法」であったりしたのは致し方なかろう。

その昔、私が就職活動をしていたころ、ファミコンが全盛だった。

おバカな私たちは金を賭けてスーパーマリオに興じていた。

朝までやって、就職面接をパス…。そんな日々である。

内定が取れないがゆえに、ダチのほとんどは先生になった。

あいつらは今、教え子に、そして我が子にどんな「教育」をしているんだろうか。

そんなことを考える私は、「BEAMS T」で買ったドラクエTシャツをこよなく愛している。DVC00011

左が言うまでもなく、名キャラ「くさった死体」、

ころっけに踏まれているのは究極呪文「メガンテ」がモチーフ。

奥さんは呆れているが、チビは「衣装持ち」の父が羨ましそうである。


広島と私

2005-07-26 20:43:25 | インポート

サンルートホテルの「ヴィアーレ」でランチ。DVC00003

美しい光景が眼下に広がる。

一緒に食事をした同僚も漏らしていたが、

広島って、つくづく川と橋の街だなあって思う。

そんな美しい広島だが、私は特に愛着はない。

かれこれ25年間住んでいるのだが、好きにも嫌いにもならない。

この街で長く過ごしながら、自分自身、よそ者って感じがする。

何故?と自問した時、

「小学校の大半を福山ですごした」とか、

「中学、高校は、一時間以上かけてよそに通っていた」とか、

「一番楽しい大学生活を東京で過ごした」などの理由付けがそこかしこに。

どれも当たっているようだが、さりとて決定的とも思えない。

いろいろと考える中で、「これかな?」と思えるのが一つある。

それは、私の中の「帰属意識」の薄さである。

例えば出身校への愛情が皆無な私。連帯感のかけらもない。

20年勤める今の会社も、「食い扶持」という以外に、

別にそう大切な存在ではない。DVC00004

結局、私にとって大切なのは、仲間内のごく数人なのだろう。

それ以上の事は手におえないし、手を出そうとも思わない。

即物的なものにしか価値を見出せない、そんなキャパの小さな人間なんだろうなあ。

まあそれでも最近は、そんな「仲間内」が増加傾向にあるような気もするが…。

なぞと、ふにゃふにゃ心をめぐらせながら食べたヴィアーレのイタメシ。

それはそれで、やっぱりおいしゅうございました(岸朝子風)。