チビは公文をやっている。
そして先日、昨年に続いて表彰式に招かれた。
すこぶる立派である。
大写しになっているのは、代表で作文を読んだ子。
チビと似ているが、ちと違う。
その左横に、背後霊のように映っているのがチビだ。
まったくの偶然ではあるが、長時間画面に大写しになった。
写真が撮りやすくて、実にありがたかった。
人生でまず大切なのは、「運」である。
私はほぼそれに頼って生きてきた。別に過不足はない。
で、表彰式。集まった親御さんはみな「マジ」である。
司会者が何か言う度に、
「ウソばっかり」とか「あー、ヤダヤダ」とか喚きちらし、
奥さんに叱られる私とはエライ違いだ。
ただ、私がマジになれないだけで、親御さんたちを否定するものではない。
子どもの能力の大半は、親が引き出す。
教育ママやパパは、親としてほぼ正しい姿なんだろうとも思う。
本人さえ嫌でなければ、受験も悪くないのだろう。
それにしても4年もの間、まったくご苦労さんである。
努力とは縁のない人生を送ってきた父親は、ただ頭を垂れるのみである。
大変だろうが、まあ適当に頑張ればいいさ。
恐れたり、思い詰めたりする事はない。
世の中、ほぼ何とかなるよ。お父さんが保証してあげる。