HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

嗚呼、夏期講習!

2007-08-28 15:28:13 | 受験・学校

【最後に「未来からの答え合わせ」があります。お楽しみに】

 

学問と言えば「秋」なんだろうけど、チビはこの夏、もの凄く学んでいる。

というのも、夏期講習の存在である。

お休みは、水曜、日曜。そしてお盆休みの4日間だけ。

いやあ、過酷である。まだ5年生なのに…。

連れて行った焼鳥屋のカウンターでも、

寸暇を惜しんで学ぶ彼である。

  

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ぶっちゃけた話(まあ、別にぶっちゃける必要もないんですが)、

ここ広島で中学受験するとしたら、あまり選択肢はない。

広島学院さんか広島大付属さん、そして修道さんぐらいか。

ほかにもあるって声もありましょうが、

守旧派のHAPPYMANさんとしては、

30年前に自分が受験したこの3校しか思い当たらないのである。

で、チビに行きたい学校があるかとゆーと、そーでもなさそう。

まあ、そりゃ、そうだよね。

はっきり言って、私にもない。

母校の広島学院さんに行かせたいかとゆーと、「別にぃー」だし、

「まあ、安いから付属もいいねえ。そのカネをポルシェの頭金にでも」ってぐらいか(笑)。

 

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そんな程度だから、

「なぜ受験するのか」という根源的な問い掛けに対する答えを持ち合わせていない。

先日もチビと二人で考えたんだけど、「うーん、どうしてなんだろう?」

二人で顔を見合わせ、終わってしまった。

 

 

今のところ、チビは絶好調。飛ぶ鳥を落とす勢いである。

「クラス落ちしたくない」という気持ちも、彼を突き動かしているようだ。

だからこそ酷暑の中、問題集で10キロ近いリュックを背負い、塾に通えるんだろう。

このまま行くとは思えないし、来年の今ごろには悲鳴を上げてるかもしれない。

酷薄なリアリストの私は、なかば覚悟している。 

 

ただ、私はチビも含め、重い荷物をしょって塾に通う子どもたちを凄いと思う。

大げさに言えば、神々しいものさえ感じる。

さまざまな塾の周辺で見られる、そんな子どもたちの姿は、

「努力」という言葉を体現しているよね。

自分を高みに押し上げようとするストレートな「情熱」、

まだ子どもだけに衒いもなく、それは実に眩しく感じる。

 

受験をめぐる「歪み」や「過熱」に目をふさぐつもりはないが、

それでも彼らを茶化してやりたくない。

みんなに喜びが舞い降りてくれればいいんだけどね。

何かいい人みたいだけど、まあ、そう思う今日この頃。

 

沈下橋から飛び込むのも凄いし、夏期講習で頑張るのも立派。

チビはこの夏、少しばかり大きくなったような気がしますな。

 

未来からの追伸

この記事は、バカブログの中でも、安定して読まれています。

なので、一言。

8年後、チビは東京大学文科一類に現役合格。そしてさらに6年後、東京藝大大学院にこれまた現役合格しました、なーんてゆー嘘みたいなホントの話(^^)

焼き鳥屋でのお勉強は効果があるみたいです(笑)