HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

もう一つの「学校」。

2009-02-23 00:25:05 | 受験・学校

美容院で綺麗にしてもらってるチビ。

少し長かった髪、さっぱりしてもらってます。

 

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なかなか似合ってたのに残念…

 

写真撮影用に、おつむを刈ったらしい。

 

 

 

とゆーことで、2人でGO!

 

奥さんは、病床のジジやババたちのお世話で行けません。

頼りになる私が同行します。

  

活字中毒者の彼。

迷わず読書の人。 

 

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市内電車からバスに乗り換えます。

 

「どれに乗ればいいんだろう?」

少し不安そう。

 

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バスに乗っても読んでます。

案の定、気分が悪くなりました(笑)

 

 

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そしてまた坂道。

 

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そう、今日は第二回目の登校日なのである。

美容院に行ったのは、学生証の写真のため。

「さっぱりして来い」って指示があったからなのさ。

 

で、この登校日、入学式までにもう一回あるらしい。うーむ。

 

 

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先生方からいろんな説明がありました。

 

で、いい学校だな、と。

 

この良さ、自身が通った30年前にはちーとも感じませんでしたが(笑)

 

で、笑えたのは、受付の際。

同じ大学の同じ学科に通った一級上の先輩が、先生として受付業務に。

 

「あら、どーも。よろしくお願いします」って挨拶したら、

先輩、横に座ってるおさーんに何やら促してます。

 

そのおさーん立ち上がり、「お久しぶりです。O田です」とにこやかに。

 

あらら、何と同級生でありました。

 

 

思わず、「おおっ!」と場違いな声を発してしまった私であった。

 

 

 

いやあ、息子が母校に入ったりすると、

そーゆーこともあるんだねえ。

 

 

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この同級生、かなーり偉かった。

クソバカな私とはまるで知的ステージが違うので、

正確にはどれほど偉かったか、実はよくわからないんだけど。

 

とーぜんのよーに東京大に行き、

30年前に口にしていた通り、母校の教壇に立っている。

 

いやあ、首尾一貫してますな、生き方が。

 

「迷った時は高い方」との生き方を貫く、この私と双璧である(笑)。

 

 

で、コドモと父母は別々にお話を聞く説明会。

 

合流すると、チビは浮かない顔だ。

 

チビ 「ゲームはしない方がいいらしいよ。うーん」

私  「1年間、我慢して、ようやく再開したのにねえ。ぷぷっ」

チビ 「あーあ…」

私  「つくづく不幸だね。ああ、そういえば、体力をつけとけってさ

     来週からずっと、お父さんとサイクリングね!」

チビ 「ええーー。それは……」

 

 

なぞと、傷心のチビをいぢりながら帰途に就きました。

 

 

帰りに寄った蕎麦屋でも、

はたまた電車の中でも、ずっと本を読みふけるチビ。

 

内心の不安を押し隠そうとしているかのようです。

 

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本の世界に入り込んで、

現実から逃避しようというその心情は、

手に取るようにわかります。だって、まんま昔の俺だもん。

 

 

家から学校まで、片道1時間かかります。

 

クソマジメで、

一人で遠出どころか、学区外に遊びに行くのも断っていたチビ。

「ひとりぼっちで大丈夫だろうか…」

 

これが一番の心配らしい。

 

急激に世界が広がることへの不安はよくわかるけど、

いや、違うんだぜ。

この1時間が楽しいのさ。

 

いろんなことが、これから待ってる。

 

通学の電車やバス、そして路上…。

ストリートは、もう一つの「学校」だ。

 

君を鍛え、育て、「物語」を紡いでくれます。

 

 

お父さんはちょっとばかり、

こっちの「学校」に肩入れし過ぎたけどね(笑)

 

 

 

振り返った顔には、戸惑いと不安がいっぱい。

 

 

 

 

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頑張れ、チビ! 

きっと大丈夫。

 

だって君は、HAPPYMANの息子だ。

 

 

 

 

 

「だから危なっかしいんじゃないの?」

 

 

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うう…