なぜか長崎へ。
珍しく新幹線の遅れに出くわしながら、何とか会議には間に合いました。
いやあ、まったくもって「坂の街」。
自転車野郎には辛いかもね。
夜、仲間といろいろと食し、歓談。
同様の職務に就き、
日々、心を揺らしているダチだけに、話は尽きません。
そんなダチのオファーでこの日はイカを攻めたのさ。
このアオリイカ。いろいろと変化します。
目の玉も食べちゃいます。
なかなか美味。
ホテルは無駄に豪華なベスト・ウエスタン・プレミア。
稼働率が低そうです。
20年以上前、奥さんと長崎旅行。
泊まったホテルはどこだったのかな?
このホテルに泊まらせてあげたかったなあ。
まあ、あの頃はバブル期だから、値段はここより高かったろうけどねぇ。
そして翌朝。
長崎は今日も暑かった…
港までてくてく歩く私。
そして船に乗り込みます。
波を蹴立てて進んでいると…
あっ、あれは!
そう、軍艦島です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%AF%E5%B3%B6_(%E9%95%B7%E5%B4%8E%E7%9C%8C)
長崎沖17キロ余りに浮かぶ端島。
最大時5000人が住んだ炭鉱の島だ。
その姿が長崎で建造された「軍艦土佐」に似ていると、
いつしか「軍艦島」と呼ばれるようになったんだって。
炭鉱閉鎖に伴い、1974年に無人島に。
昨今の廃墟ブームの中で、「横綱」的地位らしい。
で、珍しく、事前にいろいろと本を読んで臨んだ私。
たくさんの廃墟マニアとともに上陸しました。
それにしても、いちいち強烈です。
ここに人が暮らし、日本の近代化を支えていたわけだからね。
活況に沸いた高度成長期、
この島の生活水準は高く、家電の普及率は県内一だったそう。
その後の有為転変を経て、島は今、沈黙を守っている。
いろいろと考えさせられました。
おどろおどろしく取り上げるのではなく、ゆっくり考えたい場所だよね。
今度はショーネンを連れてきてやりたいなあ。