HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

サタデーナイト・フィーバーの巻。

2011-06-29 21:05:53 | 日記・エッセイ・コラム

先日奥さんが古い写真を整理していた。

 

ショーネンがチビあるいはバブーだったころの写真がいっぱい出てきて、

それはそれで可愛かった。

 

その中に、こんな一枚がありますた。

 

 

110629_039

 

 

何だ? この悪そうなシトは?

 

うーむ。

 

 

 

 

裏を見ると、こんなことが書いてある。

 

110629_040

 

81年かあ。

 

ちょうど30年前だよね。

 

 

 

で、この上品な方ってゆーのは、30年前の俺。

 

大学の推薦入試で上京した折、

新宿のカンタベリーハウスに繰り出したんですね。

高校三年の秋。17歳。

 

入ってたのは、ディスコビルだった東亜会館。

コマ劇場のすぐ近くだったなあ。

この辺、同世代には懐かしいはずです。

 

 

田舎のショーネンにとって、歌舞伎町ってのはまさに「魔窟」。

もの凄く恐ろしい場所に違いないと、

懐にブツを忍ばせての現地入りでした。

 

まあ、ブツって言っても、刃物じゃないよ。

金属製の焼き鳥の串です。

あんまり変わらねえか(笑)

 

 

意気揚々とってのは嘘で、コチンコチンでカンタベリーハウスに。

 

フロアで踊るなんて余裕はなく、

ひたすら酒を飲むショーネンHAPPYMAN一行。

緊張の極みです。

 

 

当時の店内はこんな感じ。

 

 

Canterburyhousebiba

 

 

それでも勇気を奮い起こし、女の子に声を掛けました。

 

「あのさー ↑、どっからきたのぉ?↑」 

 

 

およそお目に掛かれないようなぎこちない会話の末、

彼女たちは言いました。

 

 

「貴方たち、台湾人?」 

 

必死に標準語を駆使した私たちですが、

彼女たちにはアジアの同胞としか映らなかったようです。

 

無念…

 

 

てなことをFACEBOOKに書いてたら、

大学時代の同級生女子がこんなコメントをくれました。

 

 

最初、きっと、しゃべらない方がいいんだろうな・・・っ<wbr></wbr>て警戒してました(^^; 

 

 

いや、そうだろうな。

俺がチナミちゃんの親だったら、間違いなくそう言うよ(笑)

 

 

男子校から、女子大みたいな学科(男子はごくわずか)に入った俺。

ハイソな女子にどう声を掛ければいいのかわからず、

思い余って、「お姐さん、ノートを見せていただけませんか?」なぞと。

 

物腰は物凄く柔らかいのですが、

見た目は「お前、それは違うだろ!」としか言いようのないヤンキーそのもの。

ショーネンいわく、「この人、頭おかしいだろ」って。

 

 

いや、その人、お前の父なのだよ(笑)

 

 

ソフトパンチの俺に、泣きそうな顔してノートを見せてくれた彼女たち。 

 

ホント感謝してます。

30年の時空を越えて、どうもありがとう。

皆さんの愛で、私は生かされています。

 

 

どうも。