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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

思い出の日々、の巻

2019-02-26 14:31:39 | 日記・エッセイ・コラム
この日はフラワーフェスティバルの実務責任者として、ふらふら。
広島市役所で記者会見なんですなぁ。

先日来、選考会を重ねてきたフラワークイーンさんのお披露目。



30年以上前に、あるでっかい事件で競った他社の記者から質問を受け、今やイベント屋さんの立場で回答しますた。

いやあ、こんな未来、想像もしてなかったよなぁ。

その頃のスクラップを見つけた。



昭和62年の統一地方選。
広島市長選で、現職の選挙カーに極道が突っ込んだ。
なぜかとゆーと、って話なんだけど、その詳細は避けときます(笑)

極道は兄弟で、指名手配され、兄、弟の順でパクられた、と思う。

その兄貴の逮捕の際、当然、連行写真を撮らねばならないわけね、新人サツ回りとしては。

で、当時最新鋭だったミノルタアルファ7000を振りかざし、サツと揉めながらもベストポジションでNを待つ俺。

Nが目の前に来た!
シャッターを押す俺。
「よし! 完璧!」




のはずだった。

がしかし、オートフォーカスのはずなのにレンズは「ジージー」と音を立てて、定まらないのさ。
ピントが合わないわけね、動きが早すぎて。

そして無情にもNは目の前を通り過ぎる。
その時の絶望感は、今も忘れられないなぁ。

そして、ゲロ吐くぐらい叱られた。
何もそこまで怒らなくても、ってぐらい(笑)
だから俺は、自分より後輩を叱ったことがほぼない。
そのトラウマで怒れなくなった感じさえするな。
先輩にはよく声を荒げてきたけどね(笑)

だから、俺から大声を出された奴がいたとすれば、それは相当なタマとも言える。
今後も多分、そうでしょうな(^^)

そしてトラウマと言えば、カメラ📸だね。

その後、いろんな現場を踏むわけですが、永田町だろうと海外取材だろうと、常にコンパクトカメラで一発勝負。

相手が殺人犯でも総理大臣でも、いつもチビカメでバシャっと。
チビカメって深みのある写真は撮れないけど、確実性はあるんだよね。とりあえず写る。

俺に求められてるのは「芸術点」じゃなくて、常に「リアル」だったからね。



そんな思い出に耽りながら、辺りを睥睨。



思えば遠くに来たもんだ、的な一瞬でございました(^^)


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