ある日、いつものように二日酔いのアタシは、奥さんに会社まで送ってもらってたのでした。
で、会社の横にヘンな建物が。
「モデルルームだね」「見てみる?」「うん」
えっ、俺、これ、買うん?(笑)
以前より少しだけ忙しくなったアタシ。
まあ、たいしたこともないんだけど。
ただ、毎日深夜にタクシーで帰宅していることを考えれば、もうちょっと会社に近い方がいいかなあ、とも。
敬愛する先輩が最近、会社近くにマンションを購入。
そんな手もあるか、とちょっとだけ思ってたのですよ。
で、モデルルームに入ると、やたら虚仮威し的な演出がずらり。
イメージビデオの上映会から始まり、マンツーマンでご説明。
2時間かかるんだってさ。
いやあ、ちょっとしたツアーだね。
俺は途中で退散しましたが。
で、なぜ新鮮に映ったかとゆーと、あっ、そーか!
俺、今の家、パンフレット見ただけで買ったんだった(笑)
当時、東京勤務で、「まあ、いずれ地元に帰るから、マンションでも買っとくか」って。
で、広島に戻るのもめんどくさい。
「こっちに説明にきたら、買ってやる」ってセールスさんに。
20代のセールスさん、「東京、初めてっす!」って大喜びしてやってきたなあ。ぷぷぷ。
ポルシェが4台買えるような買い物なのに、テキトーにもほどがあるよね。
まあ、今回もそもそも、飛び込みの見学なわけ。
そんな人はまずおらず、当初は「冷やかしお断りなんですけど」って感じだったんだけど、徐々に変化。
とゆーのも、このマンションの購買層に、俺たち、どストライクなんだよね。
近い将来老夫婦だけ。子どもは独立か、進学。
多少の金は持ってて、広い部屋や家はいらないから、都心のマンションへって話。
中国新聞がかつて連載していた企画「団地」に書いてあった、「都心回帰」の流れなのでありますな。
セールスさん、いろんなご提案をしてくださいます。
「お持ちのアパートの家賃収入で繰り越し返済を進められたらどうでしょう」
「今のマンションは立地も広さも十分。残債がないなら、売り払わずに法人にお貸しなったらいかがでしょう」
そんなの聞いてたら、すぐに買えちゃうような気がするからフシギだよねw
ただ、これを買っちゃうと、さすがに早期退職の道が遠のくなあ。
まあ、どのランクを買うかにもよるんだけど。
そしてボクスターの夢も、もちろん雲散霧消(笑)
で、あまりに会社に近いとゆーのも、「やる気がある」なんて思われたら困る。わはは。
さて、どうしましょうかね。
うふふ。
やる気があると思われても困るしねぇ。
まあ、俺に限って、そんなこと思ってくれる人もいないか(笑)
俺、28年も会社にいて、支社局は6年半だけなんだよね。
しかも、もう11年、本社に滞留してるし…
とゆーことで、転勤の一助にするためにも買っちゃおうかしら(笑)