「家では飲まない」「靴に凝らない」が唯一の美点、と称されてきた小生。
それが今、崩れようとしています。
割とおうちでも飲んでます。
靴はまあ、そんなに買ってないけどね~。
で、もともと反省も後悔もないオトコとして名高い俺様なんだけど、この頃は少し反省も。
ってな話ですな、今回は。
最近とみに暇な小生。
いろんな方々が気を遣って遊んでくださいます。
で、今のおうちは街中なので、「ウチで飲もうや」ってことになることもしばしば。
こんな感じだよね。
ああ、楽しい。
年寄りはもう、何もアドバイスできるようなことはないんだけど、みなが元気でやってるのが嬉しい。
この辺、ホントにジジイだね~w
で、あまり若くもない盟友たちも声を掛けてくれます。
いつものここで、ダーオカさんやらケースケくんと。
天津ですね。
で、おウチまで徒歩5分程度なので、「じゃあ、ウチで飲もう!」って。
ダーオカさん、わが家のようにくつろいでらっしゃいますな。
お前は亭主かw
で、この辺から記憶がありません。非常に残念ながらw
こんなことしてますね。
で、拡大して確認してみると、これは奥さんが切り抜いてくれていたボクの記事を読んでるんですな。
名作「こころが見えますか」ですwww
心が見えますか 親子の風景 <6> 自分で一歩を踏み出して
「帰りたくない」。ミドリ(34)=仮名=は泣きじゃくった。「いいから田舎に帰ろう」。同じ言葉を繰り返す父親の目も潤む。先週初め、睡眠薬が食卓に散らばる部屋で、父と娘は互いにつらさをかみ締め合っていた。そしてミドリは山口県内の両親の元に帰って行った。
ミドリは一月半ばから睡眠薬を乱用し続けていた。目が覚めると、留守番電話の着信ランプの点滅が目に入る。「親からだ」。怖くなり、またすぐに薬を口に含む。「田舎に帰れば済むのに。そこには息子もいるのに…」。薄れ掛けた意識の中で、両親や息子の顔が浮かび消えた。「何で帰れないんだろう」。涙が止まらなかった。 そのころ、カナコ(45)=仮名=は、断酒の集いに姿を見せなくなったミドリを案じていた。「自分で一歩踏み出すしかないの。お酒に対してだって、親に対してだって」。ミドリの分のコーヒーを用意しながら、集いの場でそう思い続けていた。
親元に帰ったミドリ。昼間は本を読み、家事を少しだけ手伝った。そして夜、両親に思いをぶつけた。親を喜ばせることだけを考えた少女時代、いじめに悩んだ思春期、「自立した女」と背伸びし挫折した広島での二十代。「いつもあなたたちに抱き締めてほしかった」。そう両親に打ち明けた。
父も母も怒った。「いつもお前を気に掛けていたんだよ。それなのに…」。が、ミドリの訴えをさえぎろうとはしなかった。理解はできないまでも最後まで聞こうとする両親の姿がミドリにはうれしかった。
一週間たち、ミドリは息子と小旅行に出掛けた。ミドリが帰ってきた夜、決して近寄ろうとせず、二日目、寝ているところをおずおずと触ってきた息子。三年半の空白は自然な会話を奪い、ぎこちないまま親子は瀬戸内の海に向かった。
「私に一歩が踏み出せるのかな」。ミドリはカナコからのアドバイスを思い出していた。両親とのあつれきはすぐには消えない。息子との関係もぎくしゃくしている。逃げ出したい気持ちは今も残る。ただ、少なくとも親を怖いとは感じなくなっていた。
冬の海。親子が波打ち際を歩いている。男の子が海につけた手を口に運び、顔をしかめた。母親が顔をふいてやる。男の子はその手を振り払い、走り出した。
「あの子とは、これから親子を始めるんだよね」。歩を止め息子を見つめていたミドリは、そうつぶやいた。「私と両親の間もそう。間に合うかなあ、今からでも」。言葉をつなぎ、また歩き出した。(おわり)
今読み返すとビミョーですが、1997年当時、エンジェルヨーコと一緒にマジに取り組んだ作。
新しい文体を作っちゃおうって思いつき、ことさら情緒的に記してみましたってヤツだ。懐かしすぎるw
これはあの頃取りざたされた「アダルトチルドレン」を扱ったものですなあ。
で、こんなものを披瀝してるってのは、いかに「過去」を向いているかってことだよね。
無意識ってのは怖いものですな。
で、さらに怖いのはこれさ。
これって、明らかに大人数で飲んでるよね。
ダーオカさんしかいなかったはずなのに。
で、要するにこーゆーこと。
いったん別れたケースケくんが、仲間を連れて飲みに来てくれた(らしい)。
で、楽しく飲んだ(らしい)ってお話。
一秒たりとも記憶にございません。
ダメニンゲンも甚だしいってお話です。
「お父さん、ちゃんとしなきゃダメだよ。むにゃむにゃ」
ころっけが寝言で言い募る「夏」です。
それが今、崩れようとしています。
割とおうちでも飲んでます。
靴はまあ、そんなに買ってないけどね~。
で、もともと反省も後悔もないオトコとして名高い俺様なんだけど、この頃は少し反省も。
ってな話ですな、今回は。
最近とみに暇な小生。
いろんな方々が気を遣って遊んでくださいます。
で、今のおうちは街中なので、「ウチで飲もうや」ってことになることもしばしば。
こんな感じだよね。
ああ、楽しい。
年寄りはもう、何もアドバイスできるようなことはないんだけど、みなが元気でやってるのが嬉しい。
この辺、ホントにジジイだね~w
で、あまり若くもない盟友たちも声を掛けてくれます。
いつものここで、ダーオカさんやらケースケくんと。
天津ですね。
で、おウチまで徒歩5分程度なので、「じゃあ、ウチで飲もう!」って。
ダーオカさん、わが家のようにくつろいでらっしゃいますな。
お前は亭主かw
で、この辺から記憶がありません。非常に残念ながらw
こんなことしてますね。
で、拡大して確認してみると、これは奥さんが切り抜いてくれていたボクの記事を読んでるんですな。
名作「こころが見えますか」ですwww
心が見えますか 親子の風景 <6> 自分で一歩を踏み出して
「帰りたくない」。ミドリ(34)=仮名=は泣きじゃくった。「いいから田舎に帰ろう」。同じ言葉を繰り返す父親の目も潤む。先週初め、睡眠薬が食卓に散らばる部屋で、父と娘は互いにつらさをかみ締め合っていた。そしてミドリは山口県内の両親の元に帰って行った。
ミドリは一月半ばから睡眠薬を乱用し続けていた。目が覚めると、留守番電話の着信ランプの点滅が目に入る。「親からだ」。怖くなり、またすぐに薬を口に含む。「田舎に帰れば済むのに。そこには息子もいるのに…」。薄れ掛けた意識の中で、両親や息子の顔が浮かび消えた。「何で帰れないんだろう」。涙が止まらなかった。 そのころ、カナコ(45)=仮名=は、断酒の集いに姿を見せなくなったミドリを案じていた。「自分で一歩踏み出すしかないの。お酒に対してだって、親に対してだって」。ミドリの分のコーヒーを用意しながら、集いの場でそう思い続けていた。
親元に帰ったミドリ。昼間は本を読み、家事を少しだけ手伝った。そして夜、両親に思いをぶつけた。親を喜ばせることだけを考えた少女時代、いじめに悩んだ思春期、「自立した女」と背伸びし挫折した広島での二十代。「いつもあなたたちに抱き締めてほしかった」。そう両親に打ち明けた。
父も母も怒った。「いつもお前を気に掛けていたんだよ。それなのに…」。が、ミドリの訴えをさえぎろうとはしなかった。理解はできないまでも最後まで聞こうとする両親の姿がミドリにはうれしかった。
一週間たち、ミドリは息子と小旅行に出掛けた。ミドリが帰ってきた夜、決して近寄ろうとせず、二日目、寝ているところをおずおずと触ってきた息子。三年半の空白は自然な会話を奪い、ぎこちないまま親子は瀬戸内の海に向かった。
「私に一歩が踏み出せるのかな」。ミドリはカナコからのアドバイスを思い出していた。両親とのあつれきはすぐには消えない。息子との関係もぎくしゃくしている。逃げ出したい気持ちは今も残る。ただ、少なくとも親を怖いとは感じなくなっていた。
冬の海。親子が波打ち際を歩いている。男の子が海につけた手を口に運び、顔をしかめた。母親が顔をふいてやる。男の子はその手を振り払い、走り出した。
「あの子とは、これから親子を始めるんだよね」。歩を止め息子を見つめていたミドリは、そうつぶやいた。「私と両親の間もそう。間に合うかなあ、今からでも」。言葉をつなぎ、また歩き出した。(おわり)
今読み返すとビミョーですが、1997年当時、エンジェルヨーコと一緒にマジに取り組んだ作。
新しい文体を作っちゃおうって思いつき、ことさら情緒的に記してみましたってヤツだ。懐かしすぎるw
これはあの頃取りざたされた「アダルトチルドレン」を扱ったものですなあ。
で、こんなものを披瀝してるってのは、いかに「過去」を向いているかってことだよね。
無意識ってのは怖いものですな。
で、さらに怖いのはこれさ。
これって、明らかに大人数で飲んでるよね。
ダーオカさんしかいなかったはずなのに。
で、要するにこーゆーこと。
いったん別れたケースケくんが、仲間を連れて飲みに来てくれた(らしい)。
で、楽しく飲んだ(らしい)ってお話。
一秒たりとも記憶にございません。
ダメニンゲンも甚だしいってお話です。
「お父さん、ちゃんとしなきゃダメだよ。むにゃむにゃ」
ころっけが寝言で言い募る「夏」です。
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