迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳353ページ目 秋分の日 

2013-09-23 10:32:44 | 日記
暑さ寒さも彼岸までと云うが、今日は朝から涼しくしのぎやすい秋分の日
となった。
子供の頃から、秋分の日は、昼と夜の長さが等しくなる日とお教わってい
たが身をもって感じる事なく高齢期を生きている。

国民の休日となっている今日は、家族そろってお墓参りに行ったり、おは
ぎを供えて祖先を供養する家々が多いと思う。北に住む私の姉弟達も揃
ってお墓の前で手を合わせているだろうと故郷に思いを馳せた。

公園内や畑のあちこちに曼珠沙華の「天上の赤い花」が目立ち始める。
秋の彼岸の頃に咲くことから彼岸花として親しまれている。

強い生命力の彼岸花は、血のような花のイメージから昔は墓に植えられ
悲しい思い出として故人を偲んだという言い伝えがある。
また球根に毒が含まれているので、野鼠、モグラの被害から守った節もある。

緑の中に浮かぶように咲く彼岸花は、やっぱり遠目で秘かに愛でたい花で
ある。昔は、どんなに綺麗でも手折ってはいけない約束事があった。


近くで見ると何とも妖しげで不思議な形の花である。
葉のある時は花が無く、花が咲く時には葉が無いため、韓国では葉は花を
思い、花は葉を思う「相思華」と呼ぶとか・・?


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする