スイセンの群生が暖かい春の陽差しを受けて咲いていました。
花言葉は何故か良くない、うぬぼれ・自己愛・エゴイズムが代表的な言葉
らしく、そのせいかスイセンを題材にした歌はあまり聞かない。
しかし、私にとっては忘れられない歌がある。
30年以上前に買った「ブラザース・フォア・グレイテストヒット」CDに収録さ
れていた「七つの水仙」です。
僕には豪邸も土地も無い 手の中には紙幣一枚さえ無い
けれど千の丘に降り注ぐ朝を君に見せてあげられるよ
そして口づけと七つの水仙の花をあげよう
僕には財産なんて無く君に綺麗なものを買って上げられない
けれど月の光をつむいで 指輪やネックレスにしてあげるよ
そして口づけと七つの水仙の花をあげよう
フォークソングがブーム時代、ギターを爪弾きながら流行った曲です。
たとえその身は貧しくとも、心清く、豊かであれば何時しか本当の愛情を
得ることが出来るだろうと真実の愛の物語を歌ったものであった気がする。
高齢期を生きている今は、ブラザース・フォアもサイモン&ガーファンクルの
反戦歌も聴くことがなくなった。
それでも、水仙が咲く頃になると、「七つの水仙」を口ずさんだりしている。