公園内や畑のあちこちに曼珠沙華の「天上の赤い花」が目立ち始めました。
秋の彼岸の頃に咲くことから彼岸花として親しまれています。強い生命力の彼岸花は、血のよ
うな花色のイメージから昔は墓に植えられ、悲しい思い出として故人を偲んだという言い伝え
があります。また球根に毒が含まれているので、野鼠、モグラの被害から守った節もあります
緑の中に浮かぶように咲く曼珠沙華は、やっぱり遠目で秘かに愛でたい花です。子供の頃は、
どんなに綺麗でも手折ってはいけない約束事がありました。
今年は、天候不順で開花が遅れているようです。