メモ帳１７ページ目 ストリートミュージシャン

時々、街角で若者が、ギターを弾きながら、訳のわからない歌を
感情込めて歌っている場に出くわすが、足をとめてまで、聞き入った
事がない、将来は歌手として、テレビ、ラジオ等で活躍したいと思って
の事であろうが、誰も見向きもしない所をみれば、夢はかなり遠いであろう

最近の若者が歌う歌詞そのものが、良く判らない所があるし、好きなフレーズ
なのにとんでもない所で切れ目をいれるので、意味がおかしくなったりしている。
１０代半ばの若者の感情など７０代の小母さんが、必死に理解しようなんて、
とんでもない事なのかも知れない。
それでも、けなげにも勇気を出して、歌っている姿をみると、ちょっと立ち止まって
ギターケースに多少なりの努力賞を置いてあげたくもなる時がある。

今日は、貫禄あるミュージシャンに出くわした。容姿からすると南米ペルーから
音楽を引き下げての出稼ぎってな感じがした。
耳慣れたコーヒールンバを演奏するが、まだまだ聞き入る人はいない、写真を撮らせて
と云うとOKと言ってくれたので、２曲ほど聴いてきた。
彼らはＣＤを売っているらしい、買わされる気がしたので、演奏途中で引き上げた。
しかし、仕事帰りの重たい身体が軽快なルンバのリズムで癒された気がした。