迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ5ページ目 送る言葉

2010-04-14 22:22:03 | 日記
朝から冴えない気分で仕事に出かけようとドアを開けると風が冷たい
急いで革ジャンをつかんで駅へ急ぐ。

今年は3人の新社会人を送り出した。一人はカナダへ旅発った、一人は故郷に戻り
就職をした、もう一人は「ヤバイちゃん」である。アルバイトを始めた頃の彼女は
何かにつけヤバイが口を付いて出る。失敗をしては、ヤバイ、これって超ヤバイで
すよね・・・ってな具合である。ある日から「ヤバイちゃん」のあだ名で呼ばれた。

しかし、私はヤバイは悪い表現のイメージしかないので、抵抗感があり、素直に呼べ
ない、底抜けに明るい性格の彼女は、まったく気にならないようだ。
頂き物のケーキを前に、これは超ヤバそうとか、ハンサムな人をみては、あの人は
ヤバイよ ドキドキするよといったりする。
良く聞いていると、失敗もヤバイ、美味しい、素敵もヤバイを使うらしい、これが
ジェネレイションギャプなのだと、改めて思い知らされて情けなかった。

新社会人を送り出す会で送る言葉を寄せ書きすることにした。
いざ色紙を前にしても、何を書けばいいのか迷ってしまう、私が八年前に仕事を
始める時に心に誓った四つの言葉を送る事にした。

愛されること 褒められること 役に立つこと 人に必要とされること

今日、挨拶に来た、彼女は落ち着きを身につけた、立派な社会人になると確信した。
明るい性格は、何処ででも引く手あまたになるだろうが、去る桜のように美しく、
綺麗な去り方の大切さをいち早く学んで欲しいと思った。




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