ニシキギ(錦木)は、日本や中国の低山や山林に自生するニシキギ科ニシキギ属の落葉低木です。
名は、真っ赤な美しい紅葉を錦にたとえて名付けられたそうです。葉は楕円形で先端が尖り、
縁には細かなギザギザがある。紅葉樹として特に美しいので公園木や庭木としてよく植えられ
ている。秋にできる実は１０月頃に熟すと自然に破裂し、中からオレンジ色の種子が顔を出す。
立冬も過ぎ朝夕冷えこみ、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせ
る今日この頃です。街中の樹々も色づきお出かけ気分が増すばかりですが、やはり
人混みが怖いので、一人ハイクで何とかごまかしているが、まあ～サルコペニア
(急に筋肉量が減る)回避は必須とされる年齢を考えると良いと納得している。
雑木林で野菊２種に出会えました。菊の花の品種改良は目覚しく花色も形も豪華に
なっているが、素朴でひっそりと林の中で咲く原種の野菊には滅多に出会えないの
で大満足のハイクでした。
シラヤマギク(白山菊)、林の中やその周りで咲き、色は白花、花弁はまばらに付ける。
ノコンギク(野紺菊)は、日本に分布するキク科シオン属の多年草です。
日本固有種で、秋を代表する草花の一つで道端や畑の周辺、山道などで普通に見られる
野菊です。花に派手さはありませんが、小花をいっぱいに咲かせた様子は清楚で印象的
です。現在ノコンギクとして流通しているものの多くは野生種ではなく園芸品種で花付
きが良いので人気があります。
ムサシアブミは、里芋（さといも）科の植物。植物観察園で大切に育成されています。
毎年、四月頃に花を守るかのような仏焔苞（ぶつえんほう）が 出てくるが、花は見る事
ができません。今年は閉園を余儀なくされて、元の姿を見る事が出来ませんでした。
昨日、久々に園を訪れると実が沢山育っていました。
去年の４/11撮影 仏焔苞（ぶつえんほう）、 馬に乗る人が足をかける道具アブミに
似る事から名付けられたとされています。
百日草（ジニア）は、暑い時期にも花が休むことなく咲き続けてくれる1年草です。
百日草と呼ばれているのは、百日という長い間咲き続けることからですが、今では
5月～11月と百日どころではない長い間咲く草花です。このジニアのお花畑は、春に
種まきをして今なお綺麗な状態で咲いています。愛しい花です。
