ハナモモ(花桃)は、サクラの花の咲く時期に前後して開花の最盛期を迎え、あでやかなピンクや赤、白の花が春の庭を彩ります。
花を観賞するために品種改良された、中国北部原産のバラ科の樹木です。開花期は3月中旬~4月中旬、 春に花が咲き夏になると実を
つけますが実が小さいので食べられません。花を観賞する種類は果実を食用とする「実桃」と区別するため「花桃」と呼ばれています。
果実を食用とする花は桃色、観賞用としては、白や赤 桃色があり1本の木から赤と白の花が咲く「咲き分け」の品種もあります。
✿ キクモモ(菊桃)は、花桃の一種で、菊のような花びらを持つ美しい花を咲かせる桃の仲間で、鑑賞用の植物です。
花径4cmほどの、薄紫からローズピンク色でキク(菊)に似た花形です。派手で個性的な色合いは、庭木のシンボリーツリーと
しても人気があります。
✿ ハナモモ(花桃)白色の花桃は豪華です。ブライダルベールのように枝先まで花が流れる様に咲きます。
✿ ハナモモ(赤色花桃)は、観賞用です。
✿ 果実を食用とする「実桃」の花色です。これは公園に植えられていたので観賞用です。
✿ 1本の木から赤と白の花が咲く「咲き分け」の品種です。