1作目は「ベティー・ペイジ」
彼女は50年代のアメリカの道徳観念や風俗規制と対立するピンナップが多かった。その時代に撮影された彼女の姿が、ベティ・ペイジの名を知らなくても、水着や下着姿でポーズを取った彼女はどこかで見た事がある、そんな意識を持たせたのかな。劇中での屈託のない天真爛漫さが、あの時代のアメリカを体現していたかも知れないね。又監督が女性と言うのも良い。それは女性を見る目に、いやらしさを感じないから。映像の意外感なども見て楽しい映画だね。
二作目は「フローズン・タイム」
主人公の頭が不眠症のため限界を超え、突然周囲の世界がフリーズしてしまう。「フローズン・タイム」では、あくまで女性の美しい瞬間が切り取られる。美大生の主人公にとって、美しい女性はデッサンする対象。滑稽で非日常的な風景であるが、“一瞬”をとらえようとする芸術家の本能と衝動を表している。
彼女は50年代のアメリカの道徳観念や風俗規制と対立するピンナップが多かった。その時代に撮影された彼女の姿が、ベティ・ペイジの名を知らなくても、水着や下着姿でポーズを取った彼女はどこかで見た事がある、そんな意識を持たせたのかな。劇中での屈託のない天真爛漫さが、あの時代のアメリカを体現していたかも知れないね。又監督が女性と言うのも良い。それは女性を見る目に、いやらしさを感じないから。映像の意外感なども見て楽しい映画だね。
二作目は「フローズン・タイム」
主人公の頭が不眠症のため限界を超え、突然周囲の世界がフリーズしてしまう。「フローズン・タイム」では、あくまで女性の美しい瞬間が切り取られる。美大生の主人公にとって、美しい女性はデッサンする対象。滑稽で非日常的な風景であるが、“一瞬”をとらえようとする芸術家の本能と衝動を表している。